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生活保護費詐取 不動産会社社長を聴取
100人以上のホームレスを住まわせ、生活保護費を抜き取っていた大阪市の不動産会社の社長が、知人をホームレスに偽装させていたなどとして、警察は詐欺の疑いで事情聴取している。
詐欺の疑いで事情を聴かれているのは、大阪市天王寺区の不動産会社「家のはしら」の社長(57)。警察の調べによると、社長は去年9月、兵庫・西宮市に住む知人の会社員に約1000万円の資産があると知りながら、ホームレスと偽って生活保護を申請させ、大阪市から約40万円をだまし取った疑いが持たれている。
「家のはしら」は、自社物件に住まわせたホームレスにウソの契約書を提出させ、生活保護費をだまし取った疑いでも捜索を受けている。
社長は100人以上の生活保護受給者を自社物件に住まわせ、保護費の一部をピンハネする「貧困ビジネス」を展開していたとみられている。警察は容疑が固まり次第、逮捕する方針。
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