自民・谷垣総裁　小沢氏の立候補を批判

　【小沢氏民主代表選出馬表明】自民党の谷垣禎一総裁は記者会見で「数カ月前に責任を取って辞めた人がほとぼりも冷めないうちに出るのはどういう意味か」と、政治とカネ問題を抱える小沢氏の立候補を批判。公明党の山口那津男代表は記者会見で「小沢氏は政治とカネ問題を承知の上で行動せざるを得なかった」と追い込まれた出馬と分析。共産党の志位和夫委員長は「深刻な疑惑のある人が代表選に出るのは国民の理解を得られない」と強調した。

　自民党内には「小沢氏が首相になれば、衆参の“ねじれ”解消のため自民党に手を突っ込んでくる可能性がある。負ければ離党して、自民党の一部と政界再編を画策するだろう」との観測も。

[ 2010年08月27日 ]