民主党の小沢一郎前幹事長(68)が、9月の党代表選出馬の意向を明らかにしたことを受け、サンケイスポーツは26日、サンスポCOMの協力でインターネットを使った緊急アンケートを実施した。
483人から回答が寄せられた。小沢氏の出馬表明については「賛成」が33・7%で、「反対」は倍近い61・1%となった。資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件について、「説明責任は果たしている」はわずか17・6%、「果たしていない」が81・8%だった。
東京都小平市の自営業男性(53)は「収支報告書虚偽記入事件について、説明できずに幹事長を辞任した輩が、同じ状況のままで代表選出馬とは、国民を愚弄している。鳩山(前首相)もやることが汚い」と批判するなど、多くの国民が小沢氏の“政治とカネ”に不信感を募らせていることが浮き彫りにされた。
また、首相にふさわしいかとの質問には「ふさわしくない」が73・7%。「黒く汚れた政治家が首相の座に就くのは日本の恥!」(青森県・自営業男性=61歳)、「ここまでKYな人とは思わなかった。民意とかけ離れた判断しかできない人に日本の将来を任せることはできない」(千葉県・男性会社員=39歳)など厳しい声が寄せられた。