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【芸能・社会】

新聞全103紙が初の一斉広告 「紙」の普遍的価値訴える

2010年8月27日 05時02分

 日本新聞協会に加盟する新聞全103紙は、紙の価値を再発見してもらう広告「紙があって、よかった。」を27日付紙面に掲載した。協会加盟の全紙が同じ広告を一斉掲載するのは初めて。

 広告は2種類あり、手塚治虫氏の漫画の下書きと、野口英世博士の母の手紙を使用。いずれも紙と新聞が持つ普遍的価値を感じてもらう内容にしている。

 下書きは、手塚氏が思い付いたその時に描いたもの。紙があったからこそ想像力が形となり、その後の作品が生まれたことを紹介している。

 野口博士の母シカさんは子どもの時に学んだ文字を思い出しながら、海外で研究中の博士に手紙を書いた。「おまえの出世には皆たまげた。早く来てくだされ」との文字が、わが子に会いたいとの思いを伝えている。

(共同)
 

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