断末魔のニッポン道連れ
「政治とカネ」問題の代名詞・小沢一郎が総理の座に王手!
世間と言うよりもマスコミが一心に注目して報道する民主党代表選挙に、政治資金規正法違反などの罪で検察審査会による「起訴相当」が下されるかも知れない小沢一郎が立候補表明。
現首相・菅直人との一騎打ちが予想されるが、マスコミ報道に見られる党内外の情勢から考えて勢いに乗る小沢の勝利は揺るがないのではないか。
しかし、それで良い。選挙戦術と錬金術に最も長けた大の悪徳政治家・小沢が自らの政治生命を賭した集大成を迎える形で、同時に数々の汚職を生み出す議会政治システムに終止符を打てば良いのである。
総理大臣の座、それは多くの政治家が一度はその座を夢見てあらゆる政争・政略を繰り広げてきたものだが、ここ数十年来、日本の宰相の存在はどれもこれもが小粒なものであり、百年後、数百年後の日本史に名を残す政治指導者としての首相というのは皆無なのではないか。
所詮その程度の座を競っているのが永田町なる矮小な世界なのである。
近代国家が始まって以来の日本の首相では初代・伊藤博文か、戦後で言うなら吉田茂が象徴的な存在として扱われているくらいだ。
その吉田茂にしたところで孫で元首相・麻生太郎さんは自身が首相になる以前、まだ森内閣だった当時のこと。
テレビ番組に出演して低迷する同内閣の支持率について問われた際、閣僚の一人として偉大な祖父を引き合いに「あの当時(吉田内閣の時代)に世論調査を行なっていれば今の森内閣よりも支持率が低かったのではないか」と述べて時の森喜朗首相を擁護して見せたほどである。
その森元首相と言えばつい先日、息子が酔っていたのかヤケになったのか自動車で衝突事故を起こした。
民主党代表選に話を戻すが、小沢・民主党独裁政治では日本の命運は非常に危うい。友愛・共生を理念とする小沢・民主党の独裁とは即ち支那・中共(中国)や南北朝鮮のような反日・共産主義軍事独裁国家との友愛・共生を目指すことと同義語であり、それらの国に属国化することを意味するからだ。
かと言って自民党が政権復帰したところで日本が救われるとも思わない。
武家政治の復権以外にない!
過日、当ブログのエントリー「民主に見る、挙党一致を疑え!」に、現在の戦後議会制民主主義による体制に真っ向から異を唱える我々はどのような新体制を目指すべきなのか、それについてのコメントを頂戴しているのでそれをご紹介したい。
今現在、王政復古のかけ声に変わるものがない。
幕末は王政復古をもって当時の国体に喧嘩を売った。
良い悪いは別にしても戦略をもっていた。
排外主義は当時でゆーとこの攘夷だと思う。
だからこそ、それ以上を考えないと今以上の盛り上がりは無いと思ったほーが良いと思う。
何をもって、今の国体に変わるものを提示するかが牽引力になると思う。
何も無いのに団結したって意味はない。
誰が御旗を掲げるかの競争をすればよい。
その結果の団結であるのならば理解出来るし面白い。
残念ながら、頭一つ抜け出してる組織も個人も今のところ見当たらない。
薩長はボランティアで動いてたのではない。
坂本にしてもそーである。
この者達を動かしてた動力は欲である。
Posted by みたいな実 at 2010年08月25日 20:29
この問いについての私なりの見解を述べさせて頂ければ、それは「武家政治」の復権以外にないのではないか。
これを廃藩置県の逆で「廃県置藩」、または「逆維新」と言ってインターネット上で提唱する動きが一部にあるにはあるが、藩を復活させるかどうかは別として日本を象徴する精神文化として武士道ひいては武家政治・武家社会の復権について考えてみたい。
かつて幕末には王政復古を提唱することによって幕藩体制を打倒し近代国家を誕生させた。
今現在、近代の議会政治に代わる体制として、共産主義軍事独裁国家群の隣に位置しその脅威に晒される日本は同じく独裁・全体主義になることでしかその脅威を防ぐことは出来まい。
それにしても小沢・民主党のように周辺国に与する独裁政治では困る。
民主代表選に向けて結託した小沢と前首相・鳩山由紀夫のように政治資金問題の疑惑を秘書におっ被せて自らはまんまと逃げ果せるような輩が日本を守るサムライになれるはずもないからだ。
同じ独裁は独裁でも日本人を強くすることで日本を守る独裁でなければならない。
かと言ってどこの馬の骨とも分からぬ者らが「私たちが日本を強くする独裁政治をやります」と言ったところで誰からも相手にされるはずはない。
既存の政治家・政党ではダメで外国の真似事をすることも出来ない。となれば、古(いにしえ)に立ち返る以外にないではないか。
我々の運動目標として周辺国と在日外国人によって蹂躙される日本を守り抜くには、まず堕落・失墜してしまった日本人のナショナリズムの復活つまり日本民族の解放、そして移民に厳しい姿勢で臨む欧州各国の如く排外主義の確立、さらには独裁政治の確立によって未来永劫にわたる日本の主権・独立堅守と永久的な平和を常々説いて来た。
それを新しい体制で実現しようとすれば、かつて日本を統治し、または強大なチカラを持ち得た「武家政治」の復権に委ねるという結論に至る。
武家の名門の子孫・末裔は現代社会においても様々な分野でご活躍されていることと思うが、中でも突出して際立っているのは織田信長の子孫でフィギュアスケートの織田信成氏だろう。
冗談半分でも読んで頂ければ幸いだが、こうした天下統一をも目指した戦国大名やその系譜を引き継いだ徳川将軍家をはじめ会津藩主・松平家、上杉家などなど、ご先祖がご活躍された時代に関係なく、その子孫・末裔を結集させ、オールキャストで否応なく日本の政治を担わせてみてはどうか?
勿論、日本の頂点に君臨して国・社会を治めるのは武士道・武士精神であり、明治時代以前の日本も決して武士のみで成り立っていたわけではないが、武士階層が保ったこの崇高な精神によって言わば流浪の民を導き、律して治めた。
現在、政治資金の問題で明らかな疑惑の渦中にいるような輩でさえ、次の首相を決する選挙に平然と手を挙げるほどモラルが破壊され失墜した世の中であるからこそ旧弊を排した新体制において求められる道徳観と言えば武士道を置いて他にない。
日本国内において蛮夷(不逞外国人)が蔓延り、やれ朝鮮高校を無償化せよだの参政権を寄越せだのと主張するばかりか、その蛮夷によって同胞である日本人を北朝鮮へ拉致され、未だに取り返せないなどとは武士道・武士精神に鑑みれば今日まで日本の政治・行政を司っていた政治家・官僚たちは全員切腹あるいは打ち首ものだろう。
武士道・武士精神に則れば戦争をしてでも拉致被害者を取り返しに行くのが当然である。
先に「現代の日本の宰相はどれも小粒で、数百年後の日本(あればの話だが)に名を残さない」と記したが、一頃待望された東京都知事の石原慎太郎が首相になろうが誰がなろうが、拉致問題に象徴される「戦後日本」から脱する難業に及ばない限り、如何なる政治的功績を挙げようとも歴史的偉業にはならない。
その点、織田信長にせよ徳川将軍・幕府にせよ現在でもこの先でも大河ドラマや映画、漫画、小説・文庫で語り継がれる偉人というのは存在したわけで、その血を引き継ぐ子孫・末裔を現代社会に埋没したままにさせておく手はない。
王政復古を掲げた明治維新ではその後、伊藤博文や山縣有朋に象徴されるように維新運動の功労者ではあるが、旧体制(幕藩体制)では武士社会でも下級あるいは農民の出身者が宰相として国を司る体制でスタートし、その系譜が現在まで続いている。
近代国家における議会政治では、今や世襲議員が多数を占めるに至り、どこの国を故国としてルーツに持つやも分からぬ帰化人も少なくない。次期首相とも目される小沢一郎にしたところでその出自は相当怪しいとされる。
ここまで腐敗・堕落を進行させてしまったからこそ、来たる次の維新では血筋・家柄に重きを置いた大改造が必要なのではないか。
私は決して血筋や家柄に拘るものではないが、王政復古の提唱と幕藩体制打倒そして近代国家と議会政治の確立がそれぞれの時代で国難を救ったことに違いはないとしても、それが既に限界・破綻を来たしているからこそかつての維新とは正反対に名門武家の子孫・末裔による「武家政治」の復権を提唱するものだ。
前述した織田信成氏を例にするなら私はその人となりを存じないが、日本屈指のアスリートということもあろう、その立ち居振る舞いは並の政治家よりも立派だ(と思う)。
そして名門武家の出はそのプライドから卑小な悪事にも手を染めない(と思う)。
何よりも日本人は「名門」「武家」といった権威に弱い。
荒唐無稽でトンデモなジョークのように思われるかも知れないが、前述のように既存の者ではダメで外から連れて来るわけにもいかず、新しく国を担うエリートを育成している余裕もないとなれば、かつて歴史の檜舞台から退場させられた徳川家をはじめ名門武家を復権させる形で再度引っ張り出し、彷徨える日本人が拠り所とすべき武士道・武士精神を社会の主軸に打ち立てる以外にないのではないか。
ここまで夢想を読んで下さった方々には感謝することしきりだが、利権に塗れ己の保身しか考えていない議員らによる党代表選など長い歴史というスパンで見れば本当に矮小な世界の出来事であり、小沢が勝とうが誰が勝とうがどうでも良いことであって、現在、武力を背景にした国々による大量の人間を送り込むことによる侵略・支配が着々と進行している中で、民主党政権に示される現体制の破壊実行は今や蛮夷・不逞外国人によって虐げられて弱者となった我々一介の日本人でも出来るとしても、精神的にも完全に堕落・腐敗した日本が目指すべき方向性・創造性として武家政治の復権を提唱させて頂いたものである。
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