涙声で心情吐露…大黒摩季「最後だからバキッといこう思ったのに…」

　子宮疾患治療のため、無期限活動休止を発表した歌手の大黒摩季(４０)が２６日、フジテレビの情報番組「とくダネ！」に生出演し、現在の心境や疾患について語った。

　同番組の「朝のヒットスタジオ」のコーナーに生出演した大黒は９４年の大ヒット曲「夏が来る」を熱唱。活動休止前最後のテレビでの“ナマうた”とあって、歌い終わると、思わず涙ぐみ「最後だからバキッといこう思ったのに…」と気の強い大黒らしさをみせた。

　無期限活動休止が報じられた２５日は「たくさんメールをもらった。１日中愛がいっぱいだった」。９６年末ごろから痛みとたたかってきた大黒は「男の人には言いにくいし、頼りにしてくれている人もいたし、そんな顔を見ていたら言えなくて…」とつらかった心境を吐露した。

　大黒は今回、思い切って公表したことで、不妊で悩んでいる女性や夫婦のなかなか理解してもらえない現実の「小さな声も拾ってくれるかなと思った。私はどう言われても平気だけど(悩んでいる人が)快く治療できるようになれば」と話した。

　支えてくれる夫に対しては「(子どもを生むことは)ダメかもしれないと言ったのに、それでももらってくれた。プレゼントしたい」と最愛の人への思いを口にした。

[ 2010年08月26日 09:58 ]