官民一体で原発セールス 直嶋大臣らベトナム訪問(08/26 05:54)

 直嶋経済産業大臣と電力会社のトップらが原発建設を計画中のベトナムを訪問し、官民一体で懸命の売り込みを行いました。

 ベトナムを訪れたのは、直嶋大臣のほか、東京電力や日立製作所などの企業トップ8人です。官民が結束しての売り込みは初めてで、ズン首相や政府幹部らと相次いで会談して日本の技術力をアピールしました。
 直嶋経済産業大臣:「ベトナム側の反応も悪くなかったと思います。(原発売り込みの)成果はあったと思います」
 ベトナムは4基の原発建設を計画していて、日本は2基の受注を目指しています。ライバルのフランスや韓国はベトナムとすでに原子力協定を結んでいて、日本は一歩、出遅れた状況です。政府は日本企業の高い技術力を武器に、10月に予定されている首脳会談で受注の道筋をつけたい考えです。

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