「バドミントン世界選手権第2日」(24日、パリ)
女子ダブルスで北京五輪4位の第5シード、末綱聡子、前田美順組(ルネサスSKY)は初戦の2回戦でスペインのペアを2‐0で下し、3回戦に進んだ。女子シングルス2回戦で第10シードの広瀬栄理子(三洋電機)はインドネシア選手を2‐0で破り3回戦に進出した。第3日(25日)の男子シングルス2回戦では第12シードの田児賢一(NTT東日本)がタイ選手に敗れ、ベスト16入りはならなかった。
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女子ダブルスの末綱、前田組は格下の相手を寄せ付けず、30分もかからずに2セットを連取。強打をしっかり拾い、的確にすきを突いてポイントを重ねた。「シャトルの下にしっかり入って打てた」(末綱)と、自分たちの動きを確かめながら完勝した。北京五輪4位で、今大会は第5シード。上位を狙う立場だけに「初戦にしてはまあまあの出来」(前田)と喜ぶ様子はなかった。
(2010年8月25日)