失言癖のある有名な政治家がいなければ政治、そして政治風刺家はどうしたらいいだろう。政治家の失言が問題にならない国はほとんどないが、日本は格別だ。特に海外との関わりに絡んだ失言が多い。
派手な発言を繰り返していた国民新党の亀井静香代表が金融担当相を辞任して以来、しばらく政治家の失言は鳴りを潜めていた。しかし日本では次の失言 が出てくるのに、そう時間はかからない。国内メディアは25日、民主党の重鎮、小沢一郎前幹事長が、米国人を、なんと「単細胞」と呼んだと報道した。同氏 については、資金管理団体による政治資金規正法違反事件への関与をめぐる捜査が続いている。
小沢氏は都内での講演で「米国人は好きだが、米国人は単細胞なところがある」と発言。さらに米国の民主主義について「私は(米国人は)利口とは思っていないが、国民の選択がきちんと実行されることについては非常に高く評価している」と持ち上げた。
小沢氏は26日、来月の民主党代表選に出馬すると表明した。そうした人物が、オバマ米大統領が初の黒人系として大統領に選出されたことについては、黒人大統領は「暗殺されるかもしれない」と思い、「ありえないと考えていた」と述べた。
東京の米国大使館は同氏の発言に対しコメントを控えた。
同氏の失言は初めてのことではない。昨年11月にはキリスト教は「排他的で独善的」と呼ぶとともに欧米社会は「行き詰まっている」と発言している。
しかし小沢氏は、森喜朗元首相などに比べればまだましだ。
森元首相は、2000年問題に絡めて日本とその重要な同盟国の違いに注目し、「日本では、水やカップラーメンを買ったが、アメリカはピストルと銃を買った。停電が起きたら、ギャングや殺し屋がやってくる。(米国は)そういう社会だ」と述べた。