<< 遅くなりましたが。 | TOP |

ホメオパシーバッシングが始まった。

2010.08.25 Wednesday | HEALTH

ここ数日、日本医師会なんかが相次いで「ホメオパシーは科学的根拠がない」「医療を拒否する動きが出ているのは問題」という事からホメオパシー完全否定宣言をするというニュースが出しています。

まぁ、ホメオパシーの是非は専門家にお任せするとしてですね。
一連の記事を読んだ素朴な疑問。


・・・なんで病気になったら西洋医療を受けなきゃいけないわけ?
いいじゃん、別に!
病気になったらどういう治療を受けるかを決めるのは、患者本人でしょ?!
なんで「西洋医療以外はまがい物!西洋医療を受けないなんて認められない!」って、医師会に上から目線で言われなきゃいけないのよ?!
西洋医療も代替医療も一切受けないって選択肢だってあるでしょう?
いろんな選択肢がある中で、自分が納得できるものを選ぶ。


それが出来るのが民主主義国家じゃないわけ!?


今回の日本医師会のホメオパシーバッシングは、バッシング自体が問題なわけじゃない。
日本国民として、自分が何を選んでどう生きてどう死ぬかの選択肢を、国や医師会と言う一部の団体に奪われるかもしれないという


自由意思を奪われるという危険が目の前にあるって事ですよ!


ホメオパシーで亡くなった方がいるという報道もあります。
身内を亡くされた方は心からお気の毒と思います。
でも、亡くなった方は自分の意思を伝える事はもう出来ません。
にも関らず、その人が「その選択肢を後悔していた」となんで言えるのかが本当に不思議。
あんたはサイコメトラーか?ミディアムか??

故人が自分で責任を持って選んだ生き方でしょう。
結果それで亡くなってしまったとしても、その最後の選択を否定するってのは、故人を否定するのとイコールだと私は思うのだけど。
悔むなら故人を自分と同じ考えに洗脳出来なかった自分自身を悔むな。
そして、きちんとコミュニケートし来れいなかった自分を責めるべき。
故人が選択した先の団体なり人間を恨むのは筋違いだと思うけどね。
(もちろん、一部の悪質新興宗教のように巧みなマインドコントロールでだまされていた場合は違うけど)

私はぶっちゃけホメオパシーの真偽なんてどうでもいい。
信じたい人は信じればいいし、信じられない人は否定すればいい。


それもその人の自由だもん。民主主義で保障された個人の権利だもん。


でも、「科学的根拠がないから全ての日本国民が否定すべきだ!」なんて頭ごなしな言い分を聞くほど暇じゃねー。
だいたい、全ての物事が科学的に解明されてないじゃん。
医療の現場でだって当たり前のように使われているものでも、科学的にきちんと根拠説明されていないものだってたくさんあるじゃん。
そこらへんはどうなのよ?西洋医療で使われてれば科学的根拠がなくても問題ないわけ??

もしこの医師会の言い分が通って我々から「ホメオパシー」という選択肢が奪われるようなことがあれば、それはバッシングなんてかわいいもんじゃなくて、日本が真実「社会主義国家になってしまった」以外の何物でもないと思うよ。

っていうかさ〜。
みんななんで他人を自分の思い通りにしようとするかなぁ?
自分は自分、他人は他人だろう。
相手が自分と違う考え方、感覚、意識の持ち主だったら「そういう人なんだ」と認めてお付き合いするのが大人ってもんじゃないの?
そりゃ、善悪の判断が著しくずれてるってのなら話はわかるけど・・・。

今の日本人って、他人と違う事をする人を見つけて「い〜けないんだ!いけないんだ!」とはやし立てる小学生みたいな人間があまりにも多すぎると思う。
今回医師会がやってることだってこれと全く同じ事。

医療崩壊やら医療不信やらで、医師会が危機意識を持ってるってのはよくわかる。
でも行動するベクトルが間違いすぎてる。
こんな事に時間を費やしているから、日本の医療はどんどん悪くなっていくんだよ。
つか、こういうバカな事をまじめにやるような人間がTOPなんだから、日本医療の先も見えてるってもんだわ。┐(´д`)┌ヤレヤレ

とりあえず、これだけは言っておきたい。


私個人が何を選んでどういう治療を受けて、どういう死に方をするかを決めるのは、私自身の責任と自由。
その上で、自分の利益のために他人の選択肢を狭めようとする団体、個人を、



私は絶対認めません。



ホメオパシーの真偽を論じている暇があったら、民主主義のなんたるかから勉強しなおせっつーの。(怒)
comments (0) | trackbacks (0) | admin

Comment

>> コメントのスクロール表示・非表示を切り替えます

コメントはありません。

Comment Form








  • 記事内容と関係のないコメントは削除させて頂きます。


ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。

  コメントをプレビューする?

Trackback

Trackback URL :

  • 当方の記事への言及リンクをお願いします。言及リンクのないものは削除させて頂きます。