シナリオを書く際の注意点を俺が淡々と書くだけのスレ
2010-8-25
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:08:55.08 ID:iA/NdXEx0
あんままとめてないのでグダグダになるかもしれんが
あんままとめてないのでグダグダになるかもしれんが
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:11:22.76 ID:gaNQ1U5W0
>>1はシナリオライターか何かか?
>>3
何かの方だな
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:11:37.04 ID:iA/NdXEx0
まず第一にシナリオとは
・柱
・ト書き
・セリフ
この三つで構成される。
基本的に柱は場所、
ト書きは場所や状況の説明、人物の行動など
セリフはセリフだ
モノローグとかナレーションもまあセリフの範疇か
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:15:55.25 ID:iA/NdXEx0
ここで言うシナリオというのは基本的に映画のもので
アニメとかにはまあ応用はきくかも
ただゲームのシナリオは違うんで役に立たないかもしれない
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:18:22.88 ID:iA/NdXEx0
映像にするための設計図なのだからト書きには映像化できることのみを書く
つまり説明ではなく全て描写でなければならない
説明をしたいのであればナレーションを使うか
あまり良いことではないが登場人物に説明させる
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:23:45.06 ID:iA/NdXEx0
セリフは生きたセリフを心がける
人間が言いそうなセリフということだ
しかしことはそう簡単ではない
「作者がこう言わせたい」というのと「この人物ならこう言うであろう」というのは食い違う
さらに物語としてはここでこういうセリフが欲しいということも出てくる
それらを吟味して練り上げていく必要がある
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:27:56.31 ID:iA/NdXEx0
シナリオとは構成のことだと言い切ってもいい
作劇ができても構成ができないとつまらないものになってしまう
ここが小説との最大の違いと言ってもいい
どこから始めるか
どの視点から見るか
何を隠すか何を省略するか
どういった時間配分にするか
同じストーリーをいくつもの語り方ができて
どれがベストか判断できねばならない
構成がうまくできればつまらないストーリーも面白いシナリオにできる
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:32:16.51 ID:iA/NdXEx0
テーマは一行で言えるものが望ましい
と言って「友情」とか「愛」というのはテーマではない
それに対して作者の視点がテーマである
テーマをおしつけがましく語ってはいけない
登場人物に喋らせるなどもってのほかだ
テーマというのは一つの作品を書き進めるための指針であり
展開に迷ったときの判断基準である
軸のようなもので外から見えていなくても軸があると分かることが理想
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:33:53.23 ID:iA/NdXEx0
なんかざっくりとしたことばっかりになっちゃってるな
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:37:33.40 ID:iA/NdXEx0
プロット(箱書き)を書く時は必ず因果関係を明らかにする
ストーリーというのはただ単にイベントが順番に起こっているわけじゃなく
何かが起こったからそれが次の何かを引き起こし
それに対して誰かが何かをしたからまた何かが起こるというようにつながっている
極力偶然は避ける
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:40:39.58 ID:iA/NdXEx0
登場人物についてはちゃんとプロフィールをつくる
話に出てこない設定もちゃんと考える
ただし使うのは必要なところだけにする
設定を説明するためのストーリーになってはいけない
話に出てこないところも考えるのは
これもテーマと一緒でブレないためである
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:42:46.89 ID:iA/NdXEx0
キャラクターはかぶらないようにする
同じような性格、
役割のキャラクターがいたらそれは省く
もちろんかぶっていることが何らかの意味を持つならこの限りではない
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:45:00.39 ID:iA/NdXEx0
バトルものなら主人公をやたら強くしない
強くてもどこかに弱点があったり
必ずピンチに陥るシチュエーションを用意する
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:48:29.98 ID:iA/NdXEx0
全員とは言わないが主人公やその周辺のキャラは
共感できる(好感の持てる)人物にすること
好きでもない人物の行動には人は興味は持てない
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:48:38.84 ID:gaNQ1U5W0
んで結局>>1は何やってるやつなんだ?
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:50:41.05 ID:iA/NdXEx0
>>17
元シナリオライターということで一つ
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:05:17.26 ID:gaNQ1U5W0
成程元の人か、アニメでは無いみたいだが
シナリオライターって物語を1から作るものなの?
>>24
オリジナルの場合は1から作る場合もあるけど
映画は大抵他の人の考えた企画や原作付きのものが多いので
あまりそういうものは日の目を見ない
よほど面白ければまあ別だけど
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:53:10.61 ID:iA/NdXEx0
全編を通して主人公には変化が欲しい
成長とまでは言わなくても
同じ状況に対して違う行動をとるようになったりとかそういうこと
また最終的に勝利なり成功をおさめるならば
そのために何か代償を払うのが望ましい
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:56:01.95 ID:iA/NdXEx0
意味もなくキャラを死なせてはならない
キャラが死んでも自動的に感動が生まれたりはしない
その人物を失いたくないという思いがある種の感動になる
死→悲しみ
死→主人公のトラウマ
とか安易にやりがちだが
本当にそうなる必然があるのかよく考えること
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:59:52.42 ID:iA/NdXEx0
例えば
過去の同僚の死によって主人公が自分を責めているという設定にしても
同僚の死が主人公の過失とつながっていないのにそうなってる作品もある
これでは共感しにくい
主人公が何か失敗をするか不可抗力でも違った選択をしてしまい
思い込みでもいいから自分のせいで同僚が死んだということになってはじめて
それがトラウマになっているという設定が成立する
自動的な展開は避けよう
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:02:22.51 ID:iA/NdXEx0
それぞれのキャラクターがあまり仲が良すぎるのもよくない
みんな自分なりの価値感を持ってそれぞれ生きているはずなので
時には衝突したり意見が合わないこともある
常に全員一致では
それこそ何人もキャラクターがいる必要がない
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:04:19.04 ID:iA/NdXEx0
キャラクターを掴めば自然とセリフは出てくる
掴めないうちに書いたセリフは段取りだけのものになってしまっている
だからあまり面白くない
キャラクターをストーリーを進めるための操り人形にしないように
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:06:25.95 ID:iA/NdXEx0
次からストーリーについて書く
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:10:04.51 ID:iA/NdXEx0
と予告したけどストーリーについては特に書くことないわ
面白いと思ったことを自由に書くのがいいんじゃないだろうか
ただし何もかも予想の範疇ではダメで
必ず意外な展開をどこかに盛り込むよう心がけることくらいか
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:13:11.05 ID:iA/NdXEx0
悪の描写は安っぽくならないように気をつける
人を殺せば残虐ということではない
常人と感覚が違うということを示せればもっと変なことでもいい
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:13:24.76 ID:ssh4D5JeP
100点満点でいって、60点~70点のストーリーを量産するコツ教えて
>>29
自分なりのフォーマットを作っておいてそれに沿って書くことかなあ
とにかく魅力的なキャラクターを作って
いろんなシチュエーションに置いてみるというやり方もよくある
これはシリーズものの発想だけどね
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:20:08.77 ID:ssh4D5JeP
>>30
キャラクターを作れる自由があるとは限らなくない?
なんつーのかな
テレビとか映画とか見てても、全然面白くないんだけど、
見るのを止すほどに詰まらなくはないってのあるじゃん
ああいうのって、どうやって書いてるんだろう、って
>>32
ああそういうのはもうフォーマットがガチガチに決まってて
どうにもならないやつだと思うよ
それこそ面白いキャラクターを自由に作れない作品がそうなるってことなんじゃないかな
何を面白い面白くないと思うかは人それぞれだから
適当な答え方しかできないけど…
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:31:15.27 ID:ssh4D5JeP
>>36
そういう、
ガチガチのフォーマットの中で「合格点」のシナリオを書くコツをお聞きしたいわけだ
>>37
そういうのはパズルだと割り切るしかないね
その作品の中で押さえなきゃいけないポイントを書き出す
それに沿ってエピソードを考える
キャラクターも設定の枠内でなるべく面白いことをさせようとする
しかしハメを外しすぎるとボツるんでバランスをとる
しかしまあ大なり小なりそういうパズルはやらなきゃならんので
コツというより慣れしかないんだよなあ
こういうのは結局心じゃなくて頭で書いてるんでそこそこの面白さにしかならない
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:19:06.21 ID:iA/NdXEx0
どんな創作にも言えることかも知れないけど
書き上げることはもちろん大事だけど
直しはさらに大事
書き上げてつまらないものになっちゃったとしょげるんじゃなくて
それを直して面白いものにすることができてはじめてプロになれると思う
というかプロの仕事の大半は直し
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:21:37.75 ID:gaNQ1U5W0
やはり最近は原作ありきでなきゃ出て来れないんだな
ここで>>1の書いてるの見ると設定考えるとか書いてあるが
これはオリジナルを書く場合ってことか?
>>33
オリジナルは企画が通る率は低いけど
これを考えるのをやめてしまったら終わりだと思うんだ
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:23:07.66 ID:iA/NdXEx0
失敗作を書いたことがある人はそれをもう一度取り出してみよう
読み直して何がいけないのか考える
人に伝わっているかどうか自信がないなら人に読ませてみる
(ただしシナリオの場合はこれが大変で、シナリオをちゃんと読める人は少ない)
一人ずつ登場人物を追って読んでそれらの行動に筋が通っているか確かめる
どうにも盛り上がっていないと感じるなら話そのものをもう一度考える
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:40:52.18 ID:iA/NdXEx0
直す時の注意点をもっと細かく書く
誤字脱字やキャラの名前の間違い、日本語の間違いなどはないか
回収し忘れた伏線、解明されないままの謎はないか
一人よがりな描写、セリフ、展開はないか、
まっさらな気持ちで読んで何が起こっているか分かるか
バカバカしいことだが主要登場人物なのに一度も名前が呼ばれなくて
観客に名前が分からない、などということが起こってないか
全てが現実にもとづいている必要はないが
あまりにリアルでない描写はないか
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:43:30.31 ID:iA/NdXEx0
しかし一番大事なのは
「面白いか」と「言いたいことがちゃんと反映されているか」
でここがダメだ、と気付いた時は胃の痛い話だが大直しになる
下手したら全部捨てるしかなくなる
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:45:10.38 ID:iA/NdXEx0
だからそんな大直しをしたくないために
自分で読み直して無意識に「これは面白い」と思い込んでしまうことがある
難しいことだが本当に面白いのか
面白いと思い込みたがっているだけなのか
自分の心をちゃんと見つめ直さなければいけない
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:48:10.98 ID:iA/NdXEx0
あとよく知らないことについてはちゃんと調べる、
資料を見る、必要なら取材をする
嘘をつくにしても、実際はどうなのかを把握したうえで嘘をつく
面白いことに知らないででたらめを書くと必ず知らないで書いてるとバレる
しかしこれも自分が恥をかくだけの話なので気にしないならどうでもいいと言える
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:53:36.05 ID:iA/NdXEx0
大事なことを書くのを忘れていた
シナリオは映像化できることを書くというだけでなく
「絵になる」
ことを書くことを心がける
この「絵になる」というのは映画(および映像作品)ではかなり大事で
二人の人間が立ったまま延々と会話をしていても
小説なら問題ないが映画だとつらい
(しかし最近そういうヒドいのが増えているのも事実…)
こういうときは何かをさせながら会話をさせるとか
絶景の景色で会話させるとか車内とか動きのある場面で会話をさせるとか
緊張感をもったシチュエーションにおいて会話させるとかの工夫が必要
ちゃんとした映画ならそうなってるはず
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:57:39.09 ID:iA/NdXEx0
これも他の創作物でもそうかもしれんが
冒頭でかならず観客を掴むこと
・魅力的な人物の登場
・興味を惹かれる状況
・いきなりの見せ場
だいたい手としてはこの三つ
三つ全部あれば言うことなし
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 02:00:34.00 ID:iA/NdXEx0
アイデアに詰まるようならとにかく本を読む
もちろん映画を観る
まあドラマもほどほどに観る
あと新聞を読み街に出て人間観察をする
とにかく考え方を柔軟にして妄想力を高める
町に出て変わった人を見たら
「あの人はなぜあんなことをしているんだろう」とか考えるくせをつける
映画を観たら途中でこれからどうなるのかを予想する
その予想が外れたら自分の引き出しに入れておける
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 02:34:36.54 ID:0PeYFeLdP
一応全部読んだけどなんつーか、当たり前のことばかりだな
むしろ当たり前のことばかりだから面白い話を書くのは難しいのかもしれない
>>50
まあ「いかに書くか」についての話だから当たり前のことばかりかもしれないなあ
「何を書くか」という話をできればいいんだが
それは人に教わることではないので難しい
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 08:40:51.69 ID:iA/NdXEx0
なぜこのようなスレを立てたかと言うと
最近ワナビ関連のスレを読んで
「小説を書きたいけど書けない人というのは
単にストーリーテリングがやりたいだけなんじゃないのか」
と思ったからなんだ
そういう人に小説じゃなくシナリオという道もあるよと教えたかったんだが
グダグダになってしまったね
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 08:47:53.86 ID:iA/NdXEx0
もうちょっと
「絵になる」
シーンについて書いてみる
この辺は昔読んでシナリオ作法のパクり…じゃなくて
引用も交えて
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 08:57:09.47 ID:iA/NdXEx0
その本によると昔から「絵になる」条件は決まっていて次の六つらしい
・美しいこと
・緊張感があること
・詩、叙情があること
・真実があること
・動きがあること
・スケールがあること
このうち一つもないのが「絵にならない」シーンだというのだ
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 08:59:45.18 ID:GVV5bkaT0
小説でも「絵になる」は大事なんだけど……
心なしかおまえ小説なめてない?
>>58
もちろん小説でも大事なのは分かっているが
それ以上に大事なこともあるだろうから
「絵になる」ことを常に最優先にはできないだろうなという認識はある
決して小説をなめているつもりではないよ
映像化することが目的のシナリオというものは
「絵になる」ことが常に最優先で重要なんだということが言いたいんだ
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:03:05.08 ID:iA/NdXEx0
これらを一番メジャーだろうから
スピルバーグの映画でちょっと解説しようと思う
まず「美しいこと」だが
これはライターの力量とはあまり関係がなくて
美しい景色の場所でロケをしたり美男美女をキャスティングすればまあ解決する
ぶっちゃけて言うとつまんない映画でもスターが出てれば持つみたいなことだ
しかしお話もそういう作りに出来るよう配慮することは必要だ
「レイダース」では昔の恋人マリオンが誘拐されそうになっていちいち追い回されるが
これがインディの恩師の教授とかじゃなくて
ちゃんとヒロインでやるという配慮くらいに思っておけばいい
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:13:27.47 ID:iA/NdXEx0
「緊張感があること」だが
これも「レイダース」の一シーンで今後の方針を話し合っている際に
毒入りのナッツが紛れ込んでインディがそれを食べるか食べないかみたいなシーンがある
これはどうしても話を進めるために必要な説明が多い時に
観客の興味を画面に引きつけておくための工夫で
ハリウッド系の映画には多いね
もちろん緊張感そのものが目的のシーンは言うまでもない
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:24:37.10 ID:iA/NdXEx0
詩、叙情があることだが
これはちょっと説明が難しいが
その一枚絵だけで人間の感情に触れる何かがあるかということで
条件としてはこれだけでいいじゃんかとも思ったりするけど
まあ例として挙げられないくらい映画には無数にあるなあ
例えば悲しんでる主人公は涙を見せないが外はどしゃぶりとか
旅立ちを決意したのをセリフも無く朝日が昇るのを見せて分からせるとか
心情を背景で代弁するとかもこの類いだね
当たり前すぎて意識してないかもしれないけど
言っちゃあれだがこれが出来てなくても演出家がやってくれるところでもある
(それを見て新人のうちは勉強するというわけだ)
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:29:27.92 ID:iA/NdXEx0
真実があることだが
何も人生における真理がそこにあるという大それたことじゃなくて
へー本当はこうなんだみたいな知的興味を喚起するもので構わない
業界ものとかで多いね
しかしスピルバーグの映画で解説すると言っておきながら
該当シーンが思いつけなくてやっぱグダグダになってるね
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:32:48.69 ID:iA/NdXEx0
動きがあることは言うまでもないだろう
前述したけど会話シーンでも車内だとそれなりに持つ
ただし気をつけるべきはなんでもかんでも動きがあればいいということじゃなく
あくまで「絵になる」要素の一つだということ
動きを止めて他のことに目を向けてもらいたい時は
画面を止める必要もある
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:41:22.74 ID:iA/NdXEx0
スケールがあることも言うまでもないかな
大群衆が集まるモブシーンとかは映画だけで有効で
ドラマでは費用対効果が薄いしアニメでも面倒なだけだからなあ
でこれらが「絵になる」ことだから
これにはまるようにシーンを書こうって思うとたぶんいきいきとした本にならないから
自分の書きたいように書いて後で「絵になる」シーンになってるだろうかと
チェックするためのものだと思った方がいい
というかノウハウってのは基本そういうもので
だからこそ「当たり前」じゃんって言われたりするんだろうけど
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:44:56.82 ID:XR5B9JTAi
シナリオライターや小説家みたいなものに憧れたことはないし
映画も小説もそれなりにしか嗜まないが面白い
なんかに活かせそうな気がする
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:00:35.47 ID:iA/NdXEx0
次に伏線の引き方について
伏線というのは何もミステリとかだけに必要なものじゃなくて
ストーリー展開上、
唐突感を出さないための前フリみたいなものだと思った方がいい
普通のドラマでも伏線は必要だ
急病で死ぬとしたら体調の悪そうなそぶりをさせる
事故死するとしたら不注意な人物であることを描いておく
後で死ぬことが分かってしまうんではないかと不安に思う人もいるだろう
分かってもいいんだ
ただ忘れさせておかなければいけない
バレないようにとこっそり張っておいて伏線が伏線になってないというのが
よくありがちなミスなので気をつける
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:02:25.96 ID:aIWMf1Hi0
伏線が伏線として役立たない方が怖いのね
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:05:54.14 ID:iA/NdXEx0
一番高度な伏線の張り方は
ある種の出来事に違う意味合いを持たせておいて
後にそうではなかったと明かすというやり方
例えばある脇役がこっけいなことをするギャグシーンがあるとする
こっそりとではなく堂々とやる
見ている方はそれを見て笑う
映画の中で今のはギャグとしての意味合いがあるから
すでに終わったものだとして忘れる
しかし後々あそこで行われたギャグには違った意味があって
ストーリー上重要なものだったというのが分かるという感じ
別にギャグじゃなくても構わない
観客の前に堂々とさらされているけど
伏線だとは誰も思っていないというものが書けたら理想
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:15:00.98 ID:iA/NdXEx0
リアリズムは目的ではなく手段なのではき違えないようにする
フィクションが嘘だということはみんな知っている
嘘でももっともらしい嘘とそうでない嘘がある
どちらを選べば面白くなるかよく考える
もっともらしい嘘をつくときに使うのがリアリズムだ
リアルとはあくまで「本当」そのものではなく
「本当っぽさ」なので注意する
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:22:02.07 ID:iA/NdXEx0
あとこれも説明が難しいんだが
ストーリーとドラマのピークはなるべく一致させるということ
できれば密接に関わっていて同時に解決したりすると理想的
ストーリーと言うのは物語展開のことで
ドラマというのは人物同士の感情的なつながりや葛藤ということね
なんかいい例があるかちょっと考える
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:25:58.32 ID:iA/NdXEx0
昔「ツイスター」って映画があったんだけど覚えてるかな…
あれはあんま良くない例なんだけど
主人公の三角関係がドラマで台風ハンティングがストーリーなんだけど
三角関係の方が物語半ばで解決しちゃうんだよね
なんでクライマックスにまでひっぱってハラハラドキドキさせないのかと思った
あれは本当にもったいない
三角関係が途中で解決すると観客はホッとしちゃうんだよね
でも途中でホッとさせたらダメなんだよ
最後までヤキモキさせないと
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:28:50.41 ID:iA/NdXEx0
あと最近の傾向として
何もかも描きすぎないこと説明しすぎないことも気をつけたい
観てれば充分分かることなのにセリフで説明したり
想像する余地を残しておいた方がいいのに
キャラのその後まで説明したりしてないか気をつける
反面
一番大事なところをご想像におまかせしますとかはやっちゃいけない
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:15:31.71 ID:iA/NdXEx0
しかし特に書くことはもうないな…
基本的に書きたいことを全て書き
後で読み直して不要なところ全て省くんだ
理論的にはそれで最高のものが書けるはずなんだが
誰だって書き上がって終わったーと思ったのに
それをそれ以上いじりたくはならない
だからプロットやあらすじというものを使ってまず構成を考える
プロットは絶対に必要とは言わないがまずプロットを書くのが一般的かなー
プロット、シノプシス、スクリプトなどいろんな言葉があるが
業界内でも適当に使ってる。
もちろん厳密な定義はあるんだろうが誰も気にしてない
ようするにあらすじのことだくらいにしか思ってないなあ
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:22:30.17 ID:iA/NdXEx0
プロットは便利なんだけど
気をつけたいのはまずプロットの通りにはならないということなんだ
じゃあ何のためにあるんだよと言われそうだけど
それには理由があって
まずプロットを書いているときというのは
まだキャラクターのことをあまり分かっていない(場合が一般的)
ストーリーを組んでるんだからそっちまで気が回らないんだな
しかしいざ書き始めると
「あれ? こいつこんなことしないんじゃね?」
という感じでプロットとキャラクターが衝突してしまう
これは必ず起こる
起こらなければ
キャラクターが操り人形になってしまっている危険なサインと思った方がいい
もちろん予防法はあって
ストーリーを考える際に極力アクションとリアクションに気を使って書くということか
(それでも完全には防げないが)
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:20:24.32 ID:gaNQ1U5W0
じゃあ次はシナリオライターへと至る道を教えて
>>80
大きく分けて三つ
一つはシナリオ教室に通う
卒業即仕事がもらえるというわけではない
優秀なら何か紹介してもらえるかもしれない程度だが
もう一つは素直に公募に送ること
テレビドラマに関しては毎年どこかしら募集してるはず
映画やアニメ、漫画原作なども検索してれば結構募集してる
こういうところにこまめに送るのもいい
最後は裏技かもしれないが
まず業界に飛び込んでADや助監督を頑張り
コネを作ってからプロデューサーなどに「脚本書いたんですけど」とか言って見せる
公募がオススメかなあ…
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:29:26.93 ID:Hdw0G57K0
>>1がシナリオ的に見て優れてると思う作品例を出来る限り教えてくれ
出来ればジャンル別とかメディア別とかだと嬉しいが思いつく限りで構わんので頼む
>>83
ほとんど洋画ばっかりしか観ないのでそうなっちゃうけどいいかな
SF・ファンタジー等
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
「ギャラクシー・クエスト」
「バタフライ・エフェクト」
「トイ・ストーリー3」
アクション
「ビバリーヒルズ・コップ」
「ナイトホークス」
「フレンチ・コネクション」
コメディ
「トッツィー」
「ベティ・サイズモア」
「デーヴ」
サスペンス
「隣人は静かに笑う」
「北北西に進路をとれ」
「何がジェーンに起こったか?」
西部劇
「シェーン」
「荒野の7人」
「許されざる者」
新旧バラバラですでに評価の定まってるものばかりだね
ごめんねとっさにこのくらいしか思いつかないわ
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:43:01.35 ID:Hdw0G57K0
とっさにそれだけ出りゃ十分すごいわwww
参考にするわありがとう
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:49:11.53 ID:iA/NdXEx0
他にもっと好きな映画もいっぱいあるんだが
シナリオ的に優れているという条件だからこんな感じかな
映画というのはいろんな要素で成り立っていて
面白いけどシナリオ的な面白さではないということも当然ある
分かりやすいのは「アバター」で
あれは王道の物語を3DCGを使ってスペクタクルに描いているけど
その面白さはキャメロンの演出とビジュアルに負うところが大きい
もちろんそれがダメということではなくて
「そういう映画」を作ろうという企画だったろうから
脚本はこのくらいでいいかというバランスを考慮したと思うんだ
映像的にも革新的で脚本も凄く凝っていて役者も大物揃いでみんな力演してて…
と全ての要素が120%全力を出していたら暑苦しい映画になることこの上ない
そういったバランスを考えるのも監督の仕事だと思う
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:53:44.87 ID:iA/NdXEx0
ここにシナリオそれ自体の特別な性質がある
シナリオはそれ自体では完成品ではない
観客はシナリオそのものを読むことはない
シナリオをもとにして出来上がった映像作品が面白くなるために
いろいろ構成を考えなければならない
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 12:03:57.76 ID:iA/NdXEx0
こんなところか
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 12:30:14.80 ID:XR5B9JTAi
面白かったし多分ためになった
ありがとうお疲れ様
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 12:39:47.40 ID:gaNQ1U5W0
シナリオ目指せるかわからないけど取りあえず面白かった
>>1はシナリオライターか何かか?
>>3
何かの方だな
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:11:37.04 ID:iA/NdXEx0
まず第一にシナリオとは
・柱
・ト書き
・セリフ
この三つで構成される。
基本的に柱は場所、
ト書きは場所や状況の説明、人物の行動など
セリフはセリフだ
モノローグとかナレーションもまあセリフの範疇か
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:15:55.25 ID:iA/NdXEx0
ここで言うシナリオというのは基本的に映画のもので
アニメとかにはまあ応用はきくかも
ただゲームのシナリオは違うんで役に立たないかもしれない
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:18:22.88 ID:iA/NdXEx0
映像にするための設計図なのだからト書きには映像化できることのみを書く
つまり説明ではなく全て描写でなければならない
説明をしたいのであればナレーションを使うか
あまり良いことではないが登場人物に説明させる
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:23:45.06 ID:iA/NdXEx0
セリフは生きたセリフを心がける
人間が言いそうなセリフということだ
しかしことはそう簡単ではない
「作者がこう言わせたい」というのと「この人物ならこう言うであろう」というのは食い違う
さらに物語としてはここでこういうセリフが欲しいということも出てくる
それらを吟味して練り上げていく必要がある
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:27:56.31 ID:iA/NdXEx0
シナリオとは構成のことだと言い切ってもいい
作劇ができても構成ができないとつまらないものになってしまう
ここが小説との最大の違いと言ってもいい
どこから始めるか
どの視点から見るか
何を隠すか何を省略するか
どういった時間配分にするか
同じストーリーをいくつもの語り方ができて
どれがベストか判断できねばならない
構成がうまくできればつまらないストーリーも面白いシナリオにできる
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:32:16.51 ID:iA/NdXEx0
テーマは一行で言えるものが望ましい
と言って「友情」とか「愛」というのはテーマではない
それに対して作者の視点がテーマである
テーマをおしつけがましく語ってはいけない
登場人物に喋らせるなどもってのほかだ
テーマというのは一つの作品を書き進めるための指針であり
展開に迷ったときの判断基準である
軸のようなもので外から見えていなくても軸があると分かることが理想
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:33:53.23 ID:iA/NdXEx0
なんかざっくりとしたことばっかりになっちゃってるな
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:37:33.40 ID:iA/NdXEx0
プロット(箱書き)を書く時は必ず因果関係を明らかにする
ストーリーというのはただ単にイベントが順番に起こっているわけじゃなく
何かが起こったからそれが次の何かを引き起こし
それに対して誰かが何かをしたからまた何かが起こるというようにつながっている
極力偶然は避ける
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:40:39.58 ID:iA/NdXEx0
登場人物についてはちゃんとプロフィールをつくる
話に出てこない設定もちゃんと考える
ただし使うのは必要なところだけにする
設定を説明するためのストーリーになってはいけない
話に出てこないところも考えるのは
これもテーマと一緒でブレないためである
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:42:46.89 ID:iA/NdXEx0
キャラクターはかぶらないようにする
同じような性格、
役割のキャラクターがいたらそれは省く
もちろんかぶっていることが何らかの意味を持つならこの限りではない
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:45:00.39 ID:iA/NdXEx0
バトルものなら主人公をやたら強くしない
強くてもどこかに弱点があったり
必ずピンチに陥るシチュエーションを用意する
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:48:29.98 ID:iA/NdXEx0
全員とは言わないが主人公やその周辺のキャラは
共感できる(好感の持てる)人物にすること
好きでもない人物の行動には人は興味は持てない
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:48:38.84 ID:gaNQ1U5W0
んで結局>>1は何やってるやつなんだ?
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:50:41.05 ID:iA/NdXEx0
>>17
元シナリオライターということで一つ
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:05:17.26 ID:gaNQ1U5W0
成程元の人か、アニメでは無いみたいだが
シナリオライターって物語を1から作るものなの?
>>24
オリジナルの場合は1から作る場合もあるけど
映画は大抵他の人の考えた企画や原作付きのものが多いので
あまりそういうものは日の目を見ない
よほど面白ければまあ別だけど
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:53:10.61 ID:iA/NdXEx0
全編を通して主人公には変化が欲しい
成長とまでは言わなくても
同じ状況に対して違う行動をとるようになったりとかそういうこと
また最終的に勝利なり成功をおさめるならば
そのために何か代償を払うのが望ましい
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:56:01.95 ID:iA/NdXEx0
意味もなくキャラを死なせてはならない
キャラが死んでも自動的に感動が生まれたりはしない
その人物を失いたくないという思いがある種の感動になる
死→悲しみ
死→主人公のトラウマ
とか安易にやりがちだが
本当にそうなる必然があるのかよく考えること
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 00:59:52.42 ID:iA/NdXEx0
例えば
過去の同僚の死によって主人公が自分を責めているという設定にしても
同僚の死が主人公の過失とつながっていないのにそうなってる作品もある
これでは共感しにくい
主人公が何か失敗をするか不可抗力でも違った選択をしてしまい
思い込みでもいいから自分のせいで同僚が死んだということになってはじめて
それがトラウマになっているという設定が成立する
自動的な展開は避けよう
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:02:22.51 ID:iA/NdXEx0
それぞれのキャラクターがあまり仲が良すぎるのもよくない
みんな自分なりの価値感を持ってそれぞれ生きているはずなので
時には衝突したり意見が合わないこともある
常に全員一致では
それこそ何人もキャラクターがいる必要がない
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:04:19.04 ID:iA/NdXEx0
キャラクターを掴めば自然とセリフは出てくる
掴めないうちに書いたセリフは段取りだけのものになってしまっている
だからあまり面白くない
キャラクターをストーリーを進めるための操り人形にしないように
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:06:25.95 ID:iA/NdXEx0
次からストーリーについて書く
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:10:04.51 ID:iA/NdXEx0
と予告したけどストーリーについては特に書くことないわ
面白いと思ったことを自由に書くのがいいんじゃないだろうか
ただし何もかも予想の範疇ではダメで
必ず意外な展開をどこかに盛り込むよう心がけることくらいか
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:13:11.05 ID:iA/NdXEx0
悪の描写は安っぽくならないように気をつける
人を殺せば残虐ということではない
常人と感覚が違うということを示せればもっと変なことでもいい
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:13:24.76 ID:ssh4D5JeP
100点満点でいって、60点~70点のストーリーを量産するコツ教えて
>>29
自分なりのフォーマットを作っておいてそれに沿って書くことかなあ
とにかく魅力的なキャラクターを作って
いろんなシチュエーションに置いてみるというやり方もよくある
これはシリーズものの発想だけどね
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:20:08.77 ID:ssh4D5JeP
>>30
キャラクターを作れる自由があるとは限らなくない?
なんつーのかな
テレビとか映画とか見てても、全然面白くないんだけど、
見るのを止すほどに詰まらなくはないってのあるじゃん
ああいうのって、どうやって書いてるんだろう、って
>>32
ああそういうのはもうフォーマットがガチガチに決まってて
どうにもならないやつだと思うよ
それこそ面白いキャラクターを自由に作れない作品がそうなるってことなんじゃないかな
何を面白い面白くないと思うかは人それぞれだから
適当な答え方しかできないけど…
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:31:15.27 ID:ssh4D5JeP
>>36
そういう、
ガチガチのフォーマットの中で「合格点」のシナリオを書くコツをお聞きしたいわけだ
>>37
そういうのはパズルだと割り切るしかないね
その作品の中で押さえなきゃいけないポイントを書き出す
それに沿ってエピソードを考える
キャラクターも設定の枠内でなるべく面白いことをさせようとする
しかしハメを外しすぎるとボツるんでバランスをとる
しかしまあ大なり小なりそういうパズルはやらなきゃならんので
コツというより慣れしかないんだよなあ
こういうのは結局心じゃなくて頭で書いてるんでそこそこの面白さにしかならない
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:19:06.21 ID:iA/NdXEx0
どんな創作にも言えることかも知れないけど
書き上げることはもちろん大事だけど
直しはさらに大事
書き上げてつまらないものになっちゃったとしょげるんじゃなくて
それを直して面白いものにすることができてはじめてプロになれると思う
というかプロの仕事の大半は直し
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:21:37.75 ID:gaNQ1U5W0
やはり最近は原作ありきでなきゃ出て来れないんだな
ここで>>1の書いてるの見ると設定考えるとか書いてあるが
これはオリジナルを書く場合ってことか?
>>33
オリジナルは企画が通る率は低いけど
これを考えるのをやめてしまったら終わりだと思うんだ
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:23:07.66 ID:iA/NdXEx0
失敗作を書いたことがある人はそれをもう一度取り出してみよう
読み直して何がいけないのか考える
人に伝わっているかどうか自信がないなら人に読ませてみる
(ただしシナリオの場合はこれが大変で、シナリオをちゃんと読める人は少ない)
一人ずつ登場人物を追って読んでそれらの行動に筋が通っているか確かめる
どうにも盛り上がっていないと感じるなら話そのものをもう一度考える
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:40:52.18 ID:iA/NdXEx0
直す時の注意点をもっと細かく書く
誤字脱字やキャラの名前の間違い、日本語の間違いなどはないか
回収し忘れた伏線、解明されないままの謎はないか
一人よがりな描写、セリフ、展開はないか、
まっさらな気持ちで読んで何が起こっているか分かるか
バカバカしいことだが主要登場人物なのに一度も名前が呼ばれなくて
観客に名前が分からない、などということが起こってないか
全てが現実にもとづいている必要はないが
あまりにリアルでない描写はないか
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:43:30.31 ID:iA/NdXEx0
しかし一番大事なのは
「面白いか」と「言いたいことがちゃんと反映されているか」
でここがダメだ、と気付いた時は胃の痛い話だが大直しになる
下手したら全部捨てるしかなくなる
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:45:10.38 ID:iA/NdXEx0
だからそんな大直しをしたくないために
自分で読み直して無意識に「これは面白い」と思い込んでしまうことがある
難しいことだが本当に面白いのか
面白いと思い込みたがっているだけなのか
自分の心をちゃんと見つめ直さなければいけない
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:48:10.98 ID:iA/NdXEx0
あとよく知らないことについてはちゃんと調べる、
資料を見る、必要なら取材をする
嘘をつくにしても、実際はどうなのかを把握したうえで嘘をつく
面白いことに知らないででたらめを書くと必ず知らないで書いてるとバレる
しかしこれも自分が恥をかくだけの話なので気にしないならどうでもいいと言える
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:53:36.05 ID:iA/NdXEx0
大事なことを書くのを忘れていた
シナリオは映像化できることを書くというだけでなく
「絵になる」
ことを書くことを心がける
この「絵になる」というのは映画(および映像作品)ではかなり大事で
二人の人間が立ったまま延々と会話をしていても
小説なら問題ないが映画だとつらい
(しかし最近そういうヒドいのが増えているのも事実…)
こういうときは何かをさせながら会話をさせるとか
絶景の景色で会話させるとか車内とか動きのある場面で会話をさせるとか
緊張感をもったシチュエーションにおいて会話させるとかの工夫が必要
ちゃんとした映画ならそうなってるはず
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 01:57:39.09 ID:iA/NdXEx0
これも他の創作物でもそうかもしれんが
冒頭でかならず観客を掴むこと
・魅力的な人物の登場
・興味を惹かれる状況
・いきなりの見せ場
だいたい手としてはこの三つ
三つ全部あれば言うことなし
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 02:00:34.00 ID:iA/NdXEx0
アイデアに詰まるようならとにかく本を読む
もちろん映画を観る
まあドラマもほどほどに観る
あと新聞を読み街に出て人間観察をする
とにかく考え方を柔軟にして妄想力を高める
町に出て変わった人を見たら
「あの人はなぜあんなことをしているんだろう」とか考えるくせをつける
映画を観たら途中でこれからどうなるのかを予想する
その予想が外れたら自分の引き出しに入れておける
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 02:34:36.54 ID:0PeYFeLdP
一応全部読んだけどなんつーか、当たり前のことばかりだな
むしろ当たり前のことばかりだから面白い話を書くのは難しいのかもしれない
>>50
まあ「いかに書くか」についての話だから当たり前のことばかりかもしれないなあ
「何を書くか」という話をできればいいんだが
それは人に教わることではないので難しい
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 08:40:51.69 ID:iA/NdXEx0
なぜこのようなスレを立てたかと言うと
最近ワナビ関連のスレを読んで
「小説を書きたいけど書けない人というのは
単にストーリーテリングがやりたいだけなんじゃないのか」
と思ったからなんだ
そういう人に小説じゃなくシナリオという道もあるよと教えたかったんだが
グダグダになってしまったね
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 08:47:53.86 ID:iA/NdXEx0
もうちょっと
「絵になる」
シーンについて書いてみる
この辺は昔読んでシナリオ作法のパクり…じゃなくて
引用も交えて
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 08:57:09.47 ID:iA/NdXEx0
その本によると昔から「絵になる」条件は決まっていて次の六つらしい
・美しいこと
・緊張感があること
・詩、叙情があること
・真実があること
・動きがあること
・スケールがあること
このうち一つもないのが「絵にならない」シーンだというのだ
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 08:59:45.18 ID:GVV5bkaT0
小説でも「絵になる」は大事なんだけど……
心なしかおまえ小説なめてない?
>>58
もちろん小説でも大事なのは分かっているが
それ以上に大事なこともあるだろうから
「絵になる」ことを常に最優先にはできないだろうなという認識はある
決して小説をなめているつもりではないよ
映像化することが目的のシナリオというものは
「絵になる」ことが常に最優先で重要なんだということが言いたいんだ
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:03:05.08 ID:iA/NdXEx0
これらを一番メジャーだろうから
スピルバーグの映画でちょっと解説しようと思う
まず「美しいこと」だが
これはライターの力量とはあまり関係がなくて
美しい景色の場所でロケをしたり美男美女をキャスティングすればまあ解決する
ぶっちゃけて言うとつまんない映画でもスターが出てれば持つみたいなことだ
しかしお話もそういう作りに出来るよう配慮することは必要だ
「レイダース」では昔の恋人マリオンが誘拐されそうになっていちいち追い回されるが
これがインディの恩師の教授とかじゃなくて
ちゃんとヒロインでやるという配慮くらいに思っておけばいい
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:13:27.47 ID:iA/NdXEx0
「緊張感があること」だが
これも「レイダース」の一シーンで今後の方針を話し合っている際に
毒入りのナッツが紛れ込んでインディがそれを食べるか食べないかみたいなシーンがある
これはどうしても話を進めるために必要な説明が多い時に
観客の興味を画面に引きつけておくための工夫で
ハリウッド系の映画には多いね
もちろん緊張感そのものが目的のシーンは言うまでもない
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:24:37.10 ID:iA/NdXEx0
詩、叙情があることだが
これはちょっと説明が難しいが
その一枚絵だけで人間の感情に触れる何かがあるかということで
条件としてはこれだけでいいじゃんかとも思ったりするけど
まあ例として挙げられないくらい映画には無数にあるなあ
例えば悲しんでる主人公は涙を見せないが外はどしゃぶりとか
旅立ちを決意したのをセリフも無く朝日が昇るのを見せて分からせるとか
心情を背景で代弁するとかもこの類いだね
当たり前すぎて意識してないかもしれないけど
言っちゃあれだがこれが出来てなくても演出家がやってくれるところでもある
(それを見て新人のうちは勉強するというわけだ)
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:29:27.92 ID:iA/NdXEx0
真実があることだが
何も人生における真理がそこにあるという大それたことじゃなくて
へー本当はこうなんだみたいな知的興味を喚起するもので構わない
業界ものとかで多いね
しかしスピルバーグの映画で解説すると言っておきながら
該当シーンが思いつけなくてやっぱグダグダになってるね
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:32:48.69 ID:iA/NdXEx0
動きがあることは言うまでもないだろう
前述したけど会話シーンでも車内だとそれなりに持つ
ただし気をつけるべきはなんでもかんでも動きがあればいいということじゃなく
あくまで「絵になる」要素の一つだということ
動きを止めて他のことに目を向けてもらいたい時は
画面を止める必要もある
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:41:22.74 ID:iA/NdXEx0
スケールがあることも言うまでもないかな
大群衆が集まるモブシーンとかは映画だけで有効で
ドラマでは費用対効果が薄いしアニメでも面倒なだけだからなあ
でこれらが「絵になる」ことだから
これにはまるようにシーンを書こうって思うとたぶんいきいきとした本にならないから
自分の書きたいように書いて後で「絵になる」シーンになってるだろうかと
チェックするためのものだと思った方がいい
というかノウハウってのは基本そういうもので
だからこそ「当たり前」じゃんって言われたりするんだろうけど
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:44:56.82 ID:XR5B9JTAi
シナリオライターや小説家みたいなものに憧れたことはないし
映画も小説もそれなりにしか嗜まないが面白い
なんかに活かせそうな気がする
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:00:35.47 ID:iA/NdXEx0
次に伏線の引き方について
伏線というのは何もミステリとかだけに必要なものじゃなくて
ストーリー展開上、
唐突感を出さないための前フリみたいなものだと思った方がいい
普通のドラマでも伏線は必要だ
急病で死ぬとしたら体調の悪そうなそぶりをさせる
事故死するとしたら不注意な人物であることを描いておく
後で死ぬことが分かってしまうんではないかと不安に思う人もいるだろう
分かってもいいんだ
ただ忘れさせておかなければいけない
バレないようにとこっそり張っておいて伏線が伏線になってないというのが
よくありがちなミスなので気をつける
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:02:25.96 ID:aIWMf1Hi0
伏線が伏線として役立たない方が怖いのね
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:05:54.14 ID:iA/NdXEx0
一番高度な伏線の張り方は
ある種の出来事に違う意味合いを持たせておいて
後にそうではなかったと明かすというやり方
例えばある脇役がこっけいなことをするギャグシーンがあるとする
こっそりとではなく堂々とやる
見ている方はそれを見て笑う
映画の中で今のはギャグとしての意味合いがあるから
すでに終わったものだとして忘れる
しかし後々あそこで行われたギャグには違った意味があって
ストーリー上重要なものだったというのが分かるという感じ
別にギャグじゃなくても構わない
観客の前に堂々とさらされているけど
伏線だとは誰も思っていないというものが書けたら理想
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:15:00.98 ID:iA/NdXEx0
リアリズムは目的ではなく手段なのではき違えないようにする
フィクションが嘘だということはみんな知っている
嘘でももっともらしい嘘とそうでない嘘がある
どちらを選べば面白くなるかよく考える
もっともらしい嘘をつくときに使うのがリアリズムだ
リアルとはあくまで「本当」そのものではなく
「本当っぽさ」なので注意する
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:22:02.07 ID:iA/NdXEx0
あとこれも説明が難しいんだが
ストーリーとドラマのピークはなるべく一致させるということ
できれば密接に関わっていて同時に解決したりすると理想的
ストーリーと言うのは物語展開のことで
ドラマというのは人物同士の感情的なつながりや葛藤ということね
なんかいい例があるかちょっと考える
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:25:58.32 ID:iA/NdXEx0
昔「ツイスター」って映画があったんだけど覚えてるかな…
あれはあんま良くない例なんだけど
主人公の三角関係がドラマで台風ハンティングがストーリーなんだけど
三角関係の方が物語半ばで解決しちゃうんだよね
なんでクライマックスにまでひっぱってハラハラドキドキさせないのかと思った
あれは本当にもったいない
三角関係が途中で解決すると観客はホッとしちゃうんだよね
でも途中でホッとさせたらダメなんだよ
最後までヤキモキさせないと
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:28:50.41 ID:iA/NdXEx0
あと最近の傾向として
何もかも描きすぎないこと説明しすぎないことも気をつけたい
観てれば充分分かることなのにセリフで説明したり
想像する余地を残しておいた方がいいのに
キャラのその後まで説明したりしてないか気をつける
反面
一番大事なところをご想像におまかせしますとかはやっちゃいけない
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:15:31.71 ID:iA/NdXEx0
しかし特に書くことはもうないな…
基本的に書きたいことを全て書き
後で読み直して不要なところ全て省くんだ
理論的にはそれで最高のものが書けるはずなんだが
誰だって書き上がって終わったーと思ったのに
それをそれ以上いじりたくはならない
だからプロットやあらすじというものを使ってまず構成を考える
プロットは絶対に必要とは言わないがまずプロットを書くのが一般的かなー
プロット、シノプシス、スクリプトなどいろんな言葉があるが
業界内でも適当に使ってる。
もちろん厳密な定義はあるんだろうが誰も気にしてない
ようするにあらすじのことだくらいにしか思ってないなあ
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:22:30.17 ID:iA/NdXEx0
プロットは便利なんだけど
気をつけたいのはまずプロットの通りにはならないということなんだ
じゃあ何のためにあるんだよと言われそうだけど
それには理由があって
まずプロットを書いているときというのは
まだキャラクターのことをあまり分かっていない(場合が一般的)
ストーリーを組んでるんだからそっちまで気が回らないんだな
しかしいざ書き始めると
「あれ? こいつこんなことしないんじゃね?」
という感じでプロットとキャラクターが衝突してしまう
これは必ず起こる
起こらなければ
キャラクターが操り人形になってしまっている危険なサインと思った方がいい
もちろん予防法はあって
ストーリーを考える際に極力アクションとリアクションに気を使って書くということか
(それでも完全には防げないが)
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:20:24.32 ID:gaNQ1U5W0
じゃあ次はシナリオライターへと至る道を教えて
>>80
大きく分けて三つ
一つはシナリオ教室に通う
卒業即仕事がもらえるというわけではない
優秀なら何か紹介してもらえるかもしれない程度だが
もう一つは素直に公募に送ること
テレビドラマに関しては毎年どこかしら募集してるはず
映画やアニメ、漫画原作なども検索してれば結構募集してる
こういうところにこまめに送るのもいい
最後は裏技かもしれないが
まず業界に飛び込んでADや助監督を頑張り
コネを作ってからプロデューサーなどに「脚本書いたんですけど」とか言って見せる
公募がオススメかなあ…
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:29:26.93 ID:Hdw0G57K0
>>1がシナリオ的に見て優れてると思う作品例を出来る限り教えてくれ
出来ればジャンル別とかメディア別とかだと嬉しいが思いつく限りで構わんので頼む
>>83
ほとんど洋画ばっかりしか観ないのでそうなっちゃうけどいいかな
SF・ファンタジー等
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
「ギャラクシー・クエスト」
「バタフライ・エフェクト」
「トイ・ストーリー3」
アクション
「ビバリーヒルズ・コップ」
「ナイトホークス」
「フレンチ・コネクション」
コメディ
「トッツィー」
「ベティ・サイズモア」
「デーヴ」
サスペンス
「隣人は静かに笑う」
「北北西に進路をとれ」
「何がジェーンに起こったか?」
西部劇
「シェーン」
「荒野の7人」
「許されざる者」
新旧バラバラですでに評価の定まってるものばかりだね
ごめんねとっさにこのくらいしか思いつかないわ
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:43:01.35 ID:Hdw0G57K0
とっさにそれだけ出りゃ十分すごいわwww
参考にするわありがとう
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:49:11.53 ID:iA/NdXEx0
他にもっと好きな映画もいっぱいあるんだが
シナリオ的に優れているという条件だからこんな感じかな
映画というのはいろんな要素で成り立っていて
面白いけどシナリオ的な面白さではないということも当然ある
分かりやすいのは「アバター」で
あれは王道の物語を3DCGを使ってスペクタクルに描いているけど
その面白さはキャメロンの演出とビジュアルに負うところが大きい
もちろんそれがダメということではなくて
「そういう映画」を作ろうという企画だったろうから
脚本はこのくらいでいいかというバランスを考慮したと思うんだ
映像的にも革新的で脚本も凄く凝っていて役者も大物揃いでみんな力演してて…
と全ての要素が120%全力を出していたら暑苦しい映画になることこの上ない
そういったバランスを考えるのも監督の仕事だと思う
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:53:44.87 ID:iA/NdXEx0
ここにシナリオそれ自体の特別な性質がある
シナリオはそれ自体では完成品ではない
観客はシナリオそのものを読むことはない
シナリオをもとにして出来上がった映像作品が面白くなるために
いろいろ構成を考えなければならない
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 12:03:57.76 ID:iA/NdXEx0
こんなところか
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 12:30:14.80 ID:XR5B9JTAi
面白かったし多分ためになった
ありがとうお疲れ様
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 12:39:47.40 ID:gaNQ1U5W0
シナリオ目指せるかわからないけど取りあえず面白かった
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この記事へのコメント
1. Posted by 2010年08月25日 02:52
書きたいだけだよなこの人は。
そりゃ参考になる人もいるんだろうけど…
そりゃ参考になる人もいるんだろうけど…
2. Posted by 2010年08月25日 03:17
「プロット無しで書ける自分が凄い」とか
自画自賛してた馬鹿に見せたいスレだな。
自画自賛してた馬鹿に見せたいスレだな。
3. Posted by 2010年08月25日 03:19
どんなに中身考えても肝心なのはオープニング
4. Posted by 2010年08月25日 03:28
論理的で語彙豊富で説明上手
上辺だけをかいつまんだとはいえ出来る>>1だな
上辺だけをかいつまんだとはいえ出来る>>1だな
5. Posted by 2010年08月25日 03:35
だーまえにみせてやりたいスレだな
だーまえは容量かければ満足してたもんなぁ
だーまえは容量かければ満足してたもんなぁ
6. Posted by あ 2010年08月25日 04:04
シナリオの微妙な入門書だな
ノウハウ本に書いてあることもあるし、少しだけ為になることも書いてある
ノウハウ本に書いてあることもあるし、少しだけ為になることも書いてある
7. Posted by ぬお 2010年08月25日 04:25
管理人と>>1にお礼を言いたい、ありがとう。
当たり前に大切なことって実際試して失敗してから気づくこともあったりする。
どれだけ気をつけても思い通りに出来ないこともある。(心酔しているからかあとで気づくこともあり)
こういうシナリオとか書くとき、普段からの心構えは大事だよなぁ
当たり前に大切なことって実際試して失敗してから気づくこともあったりする。
どれだけ気をつけても思い通りに出来ないこともある。(心酔しているからかあとで気づくこともあり)
こういうシナリオとか書くとき、普段からの心構えは大事だよなぁ
8. Posted by に 2010年08月25日 04:31
スクエニに入ってシナリオの書き方を教えてやってくれ。
20だけもいいから。
20だけもいいから。
9. Posted by @ 2010年08月25日 04:38
で、この人はどのくらい売れてる人なの?
大人気作家なら参考になるけど、そうじゃなかったら間違った考え方ってことだよね
大人気作家なら参考になるけど、そうじゃなかったら間違った考え方ってことだよね
10. Posted by a 2010年08月25日 04:51
↑
売れるための方法論じゃないんだし関係なくね?
売れるための方法論じゃないんだし関係なくね?
11. Posted by 2010年08月25日 04:53
大抵の人間は大人気作家になれない。
だからこそこういった技法が必要。
これに反発覚えるやつがいるとすれば
素人か、あるいは常道から外れることが常に高等であると勘違いしている中二病患者ぐらい。
特にゲーム業界に山ほどいるオナニーライターどもにはこれを1000回読ませたい。
だからこそこういった技法が必要。
これに反発覚えるやつがいるとすれば
素人か、あるいは常道から外れることが常に高等であると勘違いしている中二病患者ぐらい。
特にゲーム業界に山ほどいるオナニーライターどもにはこれを1000回読ませたい。
12. Posted by 2010年08月25日 05:09
新米のライターだけど、プロットとハコはマジで大切だし、>>1は当たり前ながらいいこと言ってると俺個人は思った。
シナリオライターに限らず、物語書きたい人は読んでおいて損はなさそうかもしれん。
あと物語は「変化」が大事なのかも。そしてその変化を引き起こすのが「事件」で、その事件を描くのが物語。
ちなみにここでいう「変化」って何もキャラの心情だけじゃなく、世界に新たな秩序が生まれたとか世界観の変化、主人公が結婚した関係性の変化、主人公が王様になった立場の変化など、物語序盤と違う要素全てを指す。特に主人公を含む主人公を取り巻く環境の変化を起こす「事件」がイコール物語って感じなのかな。
まあ、俺みたいな雑魚ライターが偉そうに言ってごめん。
でももっとライター仲間が増えればいいなあ、とか思ったりする。
シナリオライターに限らず、物語書きたい人は読んでおいて損はなさそうかもしれん。
あと物語は「変化」が大事なのかも。そしてその変化を引き起こすのが「事件」で、その事件を描くのが物語。
ちなみにここでいう「変化」って何もキャラの心情だけじゃなく、世界に新たな秩序が生まれたとか世界観の変化、主人公が結婚した関係性の変化、主人公が王様になった立場の変化など、物語序盤と違う要素全てを指す。特に主人公を含む主人公を取り巻く環境の変化を起こす「事件」がイコール物語って感じなのかな。
まあ、俺みたいな雑魚ライターが偉そうに言ってごめん。
でももっとライター仲間が増えればいいなあ、とか思ったりする。
13. Posted by 2010年08月25日 05:09
米9
売れてるシナリオライター≠優れたシナリオライター
常にそうだとは限らない
そもそも、これは売れるための方法ではなくて面白いシシナリオというよりかは映像作品をつくるための方法だしな
売れてるシナリオライター≠優れたシナリオライター
常にそうだとは限らない
そもそも、これは売れるための方法ではなくて面白いシシナリオというよりかは映像作品をつくるための方法だしな
14. Posted by 2010年08月25日 05:11
理論てのはある意味では縛りだから、そこに囚われ過ぎると書きたいことを何も書けなくなる。
結局、基本的な理論を抑えた上で、それをいかに上手く破るかってとこに才能が関係してくるんだろうな。
結局、基本的な理論を抑えた上で、それをいかに上手く破るかってとこに才能が関係してくるんだろうな。
15. Posted by ぬ 2010年08月25日 05:13
重要な事もそうでない事も
こんだけ端的にまとめられる>>1は間違いなくいい子
こんだけ端的にまとめられる>>1は間違いなくいい子
16. Posted by Posted by 2010年08月25日 05:15
話考えるのって楽しそうだなぁ・・・
17. Posted by 2010年08月25日 06:37
為になったし、面白かった。
18. Posted by 2010年08月25日 07:02
>小説でも「絵になる」は大事なんだけど……
心なしかおまえ小説なめてない?
こんな風に三流に限って他人の発言を理解出来ずに馬鹿にされたと思い込むよね
だから駄目なのにさ
心なしかおまえ小説なめてない?
こんな風に三流に限って他人の発言を理解出来ずに馬鹿にされたと思い込むよね
だから駄目なのにさ
19. Posted by . 2010年08月25日 07:50
ジャンプ漫画なんかでもそうだけど、2ちゃんで批評家気取りの読者に
「この作者は作品は基礎がなってない。普通ここはこう書くもの!」「破綻してる!」
と叩かれる作品が面白いと人気出て、逆にそういう層が絶賛する作品が人気出ず終わるのを見ると
こういうのって意味ないんじゃねって思えてくる
「この作者は作品は基礎がなってない。普通ここはこう書くもの!」「破綻してる!」
と叩かれる作品が面白いと人気出て、逆にそういう層が絶賛する作品が人気出ず終わるのを見ると
こういうのって意味ないんじゃねって思えてくる
20. Posted by 2010年08月25日 07:51
書かれてるのは基本的なところだけだね
まー基本が一番大事だったりするだろうけど
書かれたことを実践してもなかなか上手く行かないというか
書かれたことすら実践できないのが世の常だったりしてね
まー基本が一番大事だったりするだろうけど
書かれたことを実践してもなかなか上手く行かないというか
書かれたことすら実践できないのが世の常だったりしてね
21. Posted by 2010年08月25日 07:52
脚本のお医者さん スクリプトドクターというお仕事
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm8335962
ダメな脚本を生み出さないようにするには
どうすればいいかをプロの脚本家が分かりやすく説明してるラジオ
TBSラジオ・ウィークエンドシャッフルより
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm8335962
ダメな脚本を生み出さないようにするには
どうすればいいかをプロの脚本家が分かりやすく説明してるラジオ
TBSラジオ・ウィークエンドシャッフルより
22. Posted by 2010年08月25日 08:27
出来上がる作品が狭い視点の>>1が気に入る作品でしかなさそうだ
むしろ日本の映画が海外で通用しないのはこういうのを意識しすぎなのかもな
むしろ日本の映画が海外で通用しないのはこういうのを意識しすぎなのかもな
23. Posted by 2010年08月25日 08:54
>>22
ドヤ顔決めたいなら日本語くらいまともに使えるようになってね
鵜呑みにするか参考に留めるか無視するかは読む側の自由だが、とりあえず型は知らなきゃ破れないってのは確かだろう
ドヤ顔決めたいなら日本語くらいまともに使えるようになってね
鵜呑みにするか参考に留めるか無視するかは読む側の自由だが、とりあえず型は知らなきゃ破れないってのは確かだろう
24. Posted by 2010年08月25日 09:00
仮にもプロで飯食ってる人間にこれを見せてやりたいとか言ってる子がいるが
プロはこういう基本をしっかり理解し腐るほど書いた上で
状況に適応させて崩したり誇張したりしてるんだよ
伊達にこの1も含め掃いて捨てるほどいる物書きや物書き志望の中から
有名になれた訳じゃない
プロはこういう基本をしっかり理解し腐るほど書いた上で
状況に適応させて崩したり誇張したりしてるんだよ
伊達にこの1も含め掃いて捨てるほどいる物書きや物書き志望の中から
有名になれた訳じゃない
25. Posted by 2010年08月25日 09:46
俺の好きな作品達は、>>1の語る作品と真逆な部分が多いな。
結局名無しが語っても説得力ないんだよな
結局名無しが語っても説得力ないんだよな
26. Posted by 2010年08月25日 10:14
出てくるおにゃのこが可愛ければ全て解決
27. Posted by 2010年08月25日 10:37
アメリカの人気TVドラマをみていると手法は重要なんだなあと思う
ただのドタバタじゃなくて人生訓も見事に入れてくるし
ただのドタバタじゃなくて人生訓も見事に入れてくるし
28. Posted by 知の歴史 2010年08月25日 10:41
捕捉だが、>1に言われるがままではなく、以上のことを更に応用して文意も読む必要があるな。その説明は表面上、型ばかりのマニュアルしか見えてこない。70点の批評は取れても、100点の評価には繋がらない。
たとえば、主人公は弱点のない無敵でもいい。師弟関係など、もう一人の主人公を比較併記すればな。物語上、都合が悪いなら単にフェードアウトすれば良いからだ。
他にも露骨な因果関係ばかりではなく、偶然も使って良い。無意味な死は感動を与えるのではなく、より写実的な筆述描写に利用できる。読者が望む望まないに関わらずな。
そうした例外を生み出したクリエイターこそ、埋没する娯楽の中、一皮剥けた作品を演出することができる。
たとえば、主人公は弱点のない無敵でもいい。師弟関係など、もう一人の主人公を比較併記すればな。物語上、都合が悪いなら単にフェードアウトすれば良いからだ。
他にも露骨な因果関係ばかりではなく、偶然も使って良い。無意味な死は感動を与えるのではなく、より写実的な筆述描写に利用できる。読者が望む望まないに関わらずな。
そうした例外を生み出したクリエイターこそ、埋没する娯楽の中、一皮剥けた作品を演出することができる。
29. Posted by 2010年08月25日 11:18
お前小説なめてる?(キリッ
これは吹いたwwwwwwwwwwwwwwww
これは吹いたwwwwwwwwwwwwwwww
30. Posted by なるほど 2010年08月25日 11:19
文章が嫌味じゃなくて読みやすかった。乙!
アバターはそういう意図はあるのかもしれないなぁ…
アバターはそういう意図はあるのかもしれないなぁ…
31. Posted by 2010年08月25日 11:20
※28がなかなかいいことを言った。
教科書通りは正しいが、うまくいかないって人もいる。>>1の言う基礎を充分理解して上で例外的なものを作るならそれは結構。
その辺を理解せずに最初からぶっとんだものを書こうとするのが昨今のシナリオライターなんだよな。
あ、別に>>1を批判するわけじゃないぞ。むしろためになったし感謝してる。
教科書通りは正しいが、うまくいかないって人もいる。>>1の言う基礎を充分理解して上で例外的なものを作るならそれは結構。
その辺を理解せずに最初からぶっとんだものを書こうとするのが昨今のシナリオライターなんだよな。
あ、別に>>1を批判するわけじゃないぞ。むしろためになったし感謝してる。
32. Posted by
2010年08月25日 11:38
>>71
海外ドラマなんてそういうの大得意だよなー
で、その上に伏線を被せて同時進行で円満解決。て感じのが多い
海外ドラマなんてそういうの大得意だよなー
で、その上に伏線を被せて同時進行で円満解決。て感じのが多い
33. Posted by 2010年08月25日 11:46
しかしVIPには本当いろんな人がいるなあ…
34. Posted by 2010年08月25日 12:06
一般サイトにこれが載ってたら「へぇ〜なるほどな〜」ってなるのに
VIPにスレ立てられると「ワナビに先輩風吹かすオナニー気持ちいいっすかwww」ってなる
VIPにスレ立てられると「ワナビに先輩風吹かすオナニー気持ちいいっすかwww」ってなる
35. Posted by 2010年08月25日 12:32
これ読んだ後,自分の好きな作品を思い返したら,当てはまるフシが沢山あった.
36. Posted by 2010年08月25日 12:35
シナリオライターって聞いて自分で物語を作ると勘違いしてる奴って多いよね
ライターの仕事は他人の書いた設計図通りに話を書くだけという人によっちゃとてもつまらない作業の繰り返し
そして9割方のライターがこれに当たる
企画兼ライターなんて1割もいるかどうか
企業にもよるけど大半はITどかたと変わらない
サブヒロイン一人分くらいを任されるライターなら長い文章さへかけりゃよっぽど酷くない限り誰でもなれる
納期までにギリギリ間に合わせたような稚拙な文章でもディレクター推古やってんのかと思うくらいそのまんまで製品になる現状
精密な文章より納期に間に合う文章の方が大切だから、200kB以上どんなプロットでも書ける自信がある奴ならとっとと企業の外注にサンプル出して応募しとけ
お抱えのライターでもない限り高いレベルは求められん
ライターの仕事は他人の書いた設計図通りに話を書くだけという人によっちゃとてもつまらない作業の繰り返し
そして9割方のライターがこれに当たる
企画兼ライターなんて1割もいるかどうか
企業にもよるけど大半はITどかたと変わらない
サブヒロイン一人分くらいを任されるライターなら長い文章さへかけりゃよっぽど酷くない限り誰でもなれる
納期までにギリギリ間に合わせたような稚拙な文章でもディレクター推古やってんのかと思うくらいそのまんまで製品になる現状
精密な文章より納期に間に合う文章の方が大切だから、200kB以上どんなプロットでも書ける自信がある奴ならとっとと企業の外注にサンプル出して応募しとけ
お抱えのライターでもない限り高いレベルは求められん
37. Posted by 2010年08月25日 13:52
最近のゲーム漫画なんにでも言い聞かせたいね
38. Posted by 2010年08月25日 13:59
漫画描き目指してるけどシナリオで悩んでたから
すっげー参考になった!!
色々試行錯誤してきたからどれもコレも良くわかるし
分かりやすく書いてあるから
自分の中で問題が確立できた感じだ。
すっげー参考になった!!
色々試行錯誤してきたからどれもコレも良くわかるし
分かりやすく書いてあるから
自分の中で問題が確立できた感じだ。
39. Posted by 2010年08月25日 15:36
基礎的なことだけど、とても分かりやすく書かれてる。
プロの人はこういうのを自然に意識せずやってる場合が多いけど
こうやって、ちゃんとまとめてくれると素人にも分かりやすい。
プロの人はこういうのを自然に意識せずやってる場合が多いけど
こうやって、ちゃんとまとめてくれると素人にも分かりやすい。
40. Posted by 2010年08月25日 17:46
頭の体操ぐらいのつもりで趣味でシナリオ書いてるけど、こういうのはうれしいなあ
特に、よく出来てる作品を列挙してくれたのが本当に参考になりそう
その内DVD借りて分析しようっと
特に、よく出来てる作品を列挙してくれたのが本当に参考になりそう
その内DVD借りて分析しようっと
41. Posted by 2010年08月25日 18:23
なんでヒキヲタって
エロゲーやラノベを作って一発当てようとする輩が多いんだろうな。
それしか知らない奴が何を作っても、元からあるものの量産コピーにすぎんのだし。
これ以上中身がまんま男なキショい女キャラを廃棄しないでくれ。
ここは処理場じゃないんだ。
エロゲーやラノベを作って一発当てようとする輩が多いんだろうな。
それしか知らない奴が何を作っても、元からあるものの量産コピーにすぎんのだし。
これ以上中身がまんま男なキショい女キャラを廃棄しないでくれ。
ここは処理場じゃないんだ。
42. Posted by 2010年08月25日 19:58
日本の映画が通用しないのは、むしろこういう型を
知らないからだと思うけど…
型を知らなきゃただの型なし。たまに、型を知らずに
型やぶりな作品をつくれる人がいることも確かだけどね。
1冊くらいはこういう脚本術系の本は読んどいて損はない。
知らないからだと思うけど…
型を知らなきゃただの型なし。たまに、型を知らずに
型やぶりな作品をつくれる人がいることも確かだけどね。
1冊くらいはこういう脚本術系の本は読んどいて損はない。
43. Posted by 2010年08月25日 21:21
邦画、邦ドラ、和ゲー、アニメの脚本が破綻してるのは、脚本家だけのせいじゃないでしょ。
脚本を知らない連中が口出し出来るようになってるのが問題だと思う(ゲームは仕方ない面もあるけど)。
小説や漫画のように個人で自由に製作出来るものは、日本産でも優れたシナリオがたくさん生み出されてるし。
脚本を知らない連中が口出し出来るようになってるのが問題だと思う(ゲームは仕方ない面もあるけど)。
小説や漫画のように個人で自由に製作出来るものは、日本産でも優れたシナリオがたくさん生み出されてるし。
44. Posted by 2010年08月25日 21:29
お前ら恥ずかしいからその辺にしとけよ
45. Posted by 2010年08月25日 22:10
※22
お前、スレタイ見直せ。
>>1 の張った伏線があるから。
お前、スレタイ見直せ。
>>1 の張った伏線があるから。
46. Posted by 2010年08月26日 03:51
>58
こいつだけは好きになれない
こいつだけは好きになれない
47. Posted by c 2010年08月26日 04:13
才能ある奴が
無償で情報を提供してくれるのが
日本の強み
1 さ ん 良 ス レ
あ り が と う !!!
無償で情報を提供してくれるのが
日本の強み
1 さ ん 良 ス レ
あ り が と う !!!
48. Posted by 2010年08月26日 11:16
素人にも分かる言葉だけで
こんなにもまとめられるものなんだ
こんなにもまとめられるものなんだ
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規制されている云々のコメントをいただきましたが実は管理人もレスできない状況ではてなです
IPの規制は現在していませんしやっても一時的なものになります
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