社会メニュー

ここから本文

社会社会のRSS

プーチン首相、美人すぎるスパイらと面会

2010.7.26 05:02
操作メニューをスキップして本文へ

 ロシアのプーチン首相は24日(日本時間25日)、訪問先のウクライナで、米国でスパイ容疑で逮捕・起訴され今月9日に米側とのスパイ交換でロシアに戻った情報機関員の元被告らと面会したことを明らかにした。

 面会時期や場所は言及しなかった。インタファクス通信が伝えた。プーチン氏は「彼らには立派な仕事があるだろう。面白くて明るい人生が待っている」と強調した。

 旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身の首相自らが元被告らを直接激励することで、米で要員の一斉逮捕を受けたロシア情報機関の士気低下を防ぐ狙いがあるとみられる。

 この中でプーチン氏は、『美人すぎるスパイ』といわれたチャップマン諜報員らとの面会で人生について語り、生演奏で歌ったなどと説明。米国でのスパイ団摘発は「裏切りの結果だ」とし、「裏切り者はロクな死に方をしない。たいていは酒かクスリに溺れてのたれ死にする」と語った。また「裏切り者」の名はすべて把握していることを確認した。

 米ロ両国は、米側が6月末に逮捕した10人と、欧米のスパイとされロシアで服役していた4人とをウィーンの空港で交換。冷戦後最大規模のスパイ交換となった。

 プーチン氏は少年時代からスパイにあこがれてKGB入りし、1980年代の東ドイツで諜報活動に従事していた。


関連記事

企画特集

注目サイト