《魔術師リンダ・ラリー》
資金管理 あらゆる売買で損失を最小限にくい止めれば、80%は勝利を収めるだろう
  @1度にまとめて建玉せよ! ナンピン、増玉ははしない
  A最初の逆指値の損切り注文を直近高安値の1〜2tick下におく。
  Bマーケットが味方したら直ちに売買を手仕舞い、休みを取る。
  Cマーケットが放れ始めたり、大幅な値動きになったら全玉を利食い。最終局面である可能性が高い。
Part1 試し
 ◎タートル・スープ ◎タートル・スープ+1 ◎80-20's ◎モメンタム・ピンボール ◎2期間変化率(Overnight)
Part2 押し・戻り
 ◎アンチ ◎聖杯 ◎ADXgapper
Part3 クライマックス・パターン
 ◎鞭打ち ◎3営業日以内に窓を埋める反転 ◎百聞は一見に如かず ◎ウォルフ波動
 ◎ニュース ◎朝のニュースリバーサル ◎ビッグ・ニュース・リバーサル
Part4 ブレイク・アウト・モード
 ◎値幅収縮=ID/NR4 ◎「HV 6/100」 ◎SmartMoneyIndicator ◎Tick Indicator

《Larry Williams》
 ◎放れた日に飛び乗る 変化日の予測 ◎RLOSシステム ◎Weekly売買シグナル(月曜) ◎持ち越しルール
 ◎ラリーの日計りシステム ◎0.0105システム
 ◎出来高>前日,終値<前日終値  ◎S&P:>前日の高値、>前日終値より高引け ◎毎日の窓空けに関する事実
 ◎安引けアウトサイド・デイ ◎スマッシュ・デイ・シグナル ◎スマッシュ・デイ・リバーサル(隠れたスマッシュ・デイ)
 ◎スペシャリストのワナ ◎OOPS

《ヒットエンドラン売買法》
ルール
 1.資金管理はポジンションを建てるより重要
 2.トレンドがすべて(ADX)
 3.主要な投資資金は重要
 4.毎日、○からはじめる。損が出ているときは直ちに手仕舞う
 5.ポジションを長く抱えるほど、事態は悪化する可能性が増大する
 6.トレードのサイズが小さいので、取引コストを最小限に
 7.取引の決断は自分で下す
 8.まかなえる範囲で最高の機材をそろえる必要がある。
 9.数日以上の予測をするのは不可能である。
 10.ほとんどの戦略はテクニカル分析や価格パターンの認識がベース
 11.前夜のうちにできるだけ用意をしておくこと
 12.トレードをスクラッチにすることで収益を上げあられるようになる
 13.ナンピンは負け戦である
 14.主要な発表が控えているとき、トレードを控える
 15.主要トレンドの終焉でトレードするのは難しい
   フルタイムでトレードするのはプロスポーツ選手より少ない
PART1 主要な取引戦略
 ◎拡大ブレイクアウト
 ◎1−2−3−4
 ◎拡大ピボット
 ◎180
PART2 勢い(モメンタム)の継続パターン
 ◎ノンADX1−2−3−4
 ◎ジャック・イン・ザ・ボックス
 ◎ブーマー
 ◎スリング・ショット
 ◎Vスラスト
 ◎リバーサル・ニュー・ハイメソッド(反転新高値手法)
 ◎ELB
 ◎ホットIPOプルバック
 ◎セカンダリー(増資銘柄)
Part3 反転相場での取引戦略
 ◎拡大タートルスープ
 ◎フップス
 ◎ギリガン・アイランド
 ◎リザーズ
 ◎イグアナ
 ◎ブーメラン
 ◎値幅拡大ダブル・スティック

《魔術師リンダ・ラリー》 Part1 試し
◎タートル・スープ 【買いルール】 @今日、過去20日間の最安値を更新  A前回の20日間最安値は、少なくとも今日より4日前に生じていること。(重要) B最安値を下回った後、前回の最安値から上に5-10tickで逆指値の買い注文。(本日のみ) C今日の安値の1tick下にストップロス D利益確保の逆指値を上げる。数日間ホールドもよし E再建玉のルール 1,2日目で損切りなら、最初に建玉した値段で、逆指値の買いを再度仕掛ける。 ◎タートル・スープ+1 【買いルール】 @過去20日間の最安値を更新。前回の20日間最安値は、今日より3日以上前で終値は過去20日の安値と同値かそれ以下。 A次の日、前回の過去20日間の最安値で逆指値での買い注文(本日のみ) B1,2日目の低い安値の1ティック下に損切りの逆指値。 C2〜6本の足の中で一部を利食い。利が乗るに従ってトレイリングストップをおく。 ◎80-20's 【買いルール】 @前日、変動幅の上20%で寄り付き、下20%で引けた。 A当日、前日の安値より5〜15ティック下で売買。 B前日安値が逆指値になる買い注文。 C初めのロスカットを当日の最安値に置く。次第にトレイリングストップを上げる。日計り売買のみ有効 ◎モメンタム・ピンボール 【買いルール】 @前日比に対して計算した3日間のRSIをグラフにする=LBR/RSI A1日目、LBR/RSIが30を下回ることを確認(売りは70) B2日目、IR高値以上を逆指値にした買い注文を置く C損切りは、IR安値 D損切りになれば、IR高値に逆指値をもう1度置ける。 Eトレードに利が乗って大引けになれば、1晩持ち越し、前日の流れを引き継いだ所で手仕舞う。大引けには手仕舞い。  発案者テイラーは、「ちょうど前日の高値を超えた」ところが買いトレードの引き際とみていた。 ◎2期間変化率(建玉のオーバーナイトに役立つ) 【買いルール】 @(今日の終値)−(前々日の終値)=2期間変化率 を求める A2期間変化率+(前日の終値)=短期ピボット B本日の終値>短期ピボット なら 買いはオーバーナイト 売りは手仕舞い C翌日の大引けで手仕舞い ※大きく動くか動いたマーケットに有効。平穏なマーケットはダマシが出やすい Part2 押し・戻り ◎アンチ @7期間の%Kストキャスティクスを計算し、その%Kを4期間で平滑化したものを%K「ファスト」とする Aそれをさらに10期間で単純平均したものを、%D「スロー」ストキャスティクスとする。 【買いルール】 @%Dが上値傾向をはっきりと裏付ける A%Kが、%Dにそって上昇を始める。値動きの調整or押しがはいることで%Kが%Dに引き寄せられる。 B値動きによって、%Kが%Dと同じ上の方向に再度戻り、%Dを抜いたとき、買いを仕掛ける。 【さらに優位性】 @%Kと%Dが、少なくとも3日間逆行しているようであれば、前日の日足の1ティック上に逆指値の買い注文を置く。  もしその逆指値の買い注文が出来なければ、前日の高値まで逆指値を下げて後を追いかける。 Aトレンドラインは、調整や押しのパターンの先端を通るように引くことができる。時には、この売買ルールが  小さな「フラッグ」や「ドリフト」の値動きをとらえる。 【損切り】 初めの損切りは、仕掛けた日の安値に置く。 ※玉を維持できるのは、平均3〜4日。 ◎聖杯 【買いルール】 @14期間のADXが30以上になり、上昇していなければならない。 A20期間の指数移動平均線に向かって押しが入る所を探す。ふつう、ADXの反転と共に生じる。 B値段が20期間の指数移動平均線に触れたとき、逆指値の買い注文を前日の高値に置く。 C防御のための損切り注文を直近の押し目底に置く。うまくいけば、トレイリングストップに切り替える。 D損切りとなれば、元の仕掛けた値段に新しく逆指値の買い注文を置き、再度仕掛ける。 Eトレード成功後、次のトレードを可能にするには、指数移動平均線への別の押しが入る前に  ADXがもう一度30以上に回復していなければならない。 ◎ADXギャッパー 【条件】 @12期間のADXと28期間の+DI/-DIを利用する AADXは30以上 B買いの場合、+DI>-DI,売りの場合, -DI/+DI 【買いのルール】 @当日の寄り付きは、前日の安値以下で窓を空けなければならない。 A逆指値の買い注文を前日の安値付近に置く。 Bもし、注文が通れば、防御のため、当日の安値に損切りの売り注文を置く。 Cトレイリングストップで、利益を確保。大引け前に玉を手仕舞うか、強含みで引ければ翌日に持ち越す。 Part3 クライマックス・パターン ◎鞭打ち 【買いルール】 @今日、マーケットは前日の安値を下回って窓を空けなくてはならない A大引けは、寄り付きより高く、その日の値幅の上部50%に入っていなければならない。 B1,2が適合したら、大引け成り行き注文で買う。 C明日が、今日の終値を下回って寄り付くなら、すぐに損切り。 D明日の寄り付きで利益が出ていたら、利益を守るためにトレイリングストップを引き上げる。 ◎3営業日以内に窓を埋める反転 【買いルール】 @今日、マーケットは下に窓を空けて、その窓を埋めない。 A次の3営業日にわたって、下に窓を空けた日の高値の1ティック上に逆指値の買い注文を置く。 Bもし窓が埋められれば、下に窓を空けた日の安値に保護の損切りを置く。 C損切り注文をマーケットにあわせて動かし、含み益を保護。しばしばマーケットは窓を埋め、そして再び反転する。 Dもし3営業日の間に窓が埋められないなら、最初の逆指値の買い注文を取り消す。 ◎百聞は一見に如かず  成行で売買すること。成立しない可能性が高いので。 ※突出高の逆張り。買いや売りの出尽くしによる最終局面。損切りは、直近高安値に置くこと。 ◎ウォルフ波動  チャートを見ること。 ◎ニュース  悪材料・好材料に逆反応する市場は、その後、長期にわたって、反対へ行く。 ◎朝のニュースリバーサル  債券市場の逆転を利用する。通貨でも応用可能。 【買いルール】 @債券市場が前日高値の4tick以上上昇するなら、前日高値の1〜3tick下に逆指値の売り注文を置く。  前日安値を4tick下回るなら、前日安値から3tick上に逆指値の買い注文を置く。 A今日の高値の1tick上に、ストップロス。利が乗ったら、トレイリングストップ。 ◎ビッグ・ニュース・リバーサル 【買いルール】 @異常な出来事で、マーケットが劇的に動くのを探す。 A急激な動きを与えた出来事が起こる前の最後の終値を確認する。 B終値で建玉するために逆指し値の注文を置いたままにする。 C株が売り込まれた後の最安値に損切り注文を設定。リスクを許容すること。 Part4 ブレイク・アウト・モード ◎値幅収縮=ID/NR4 NR4:これまでの4日間でもっとも狭い値動きの取引日のこと。 ID:前日の安値より高い安値と、前日の高値より低い高値を持った日のこと。 【買いルール】 @ID/NR4を確認する。 A翌日、ID/NR4の日足の1ティック上に逆指値の買い、1ティックしたに逆指値の売り注文を置く。 ※(注意)前日のレンジ内で始まること。 B建玉日は、ID/NR4の日足の1ティック下に逆指値で同じ枚数の売り注文を追加しておく。  逆にいったら、ドテンして売り持ちにする。 Cトレイリングストップを有利に動かす。 Dもし2日間で建玉に利が乗らず、損切りにも引っかからない場合には、大引け成行で手仕舞いする。  この売買シグナルがうまくいくときは、通常すぐに利が乗る。 ◎「HV 6/100」 HVがトビー・クラベルの条件に適合  過去100日間の値動きと比較して、直近6日間の値動きがどうなのか?を観る  HVは価格変動に比べ、非常に周期的で自己相関性があり、ボラの方向が  反転する場合、その方向への継続性が高い性質を考慮。 【売買ルール】 @6日HV/100日HV<50%かつ、IDかNR4の場合、売買シグナル。 A翌日、逆指値の買い注文を1日目の高値の1ティック上に、売り注文を安値の1ティック下。 B執行されたら、1日目の安値の1ティック下にドテン注文。利が乗ったら、トレイリングストップ。 ◎Smart Money Indicator 弱い大衆は、IRの間に何の裏付けもない状態で、感情に流されて間違った判断をしがちだ。 スマート・マネー=プロの動き。大引けの1時間をうまくコントロールするもの。 @IR60の値幅×-1+大引け1時間の値幅=当日の合計。20以上なら翌日買い方。以下の場合売り方。 ◎ティック・インディケーター
《Larry Williams》 ◎保ち合いの日には相場から遠ざかっておき、放れた日に飛び乗る。 変化日の予測:日柄について1.618倍(フィボナッチ比率)するテクニック 2つのトップの間の日数を1.28倍して、それらトップ間のボトムから将来に先延ばしすれば、 通常、次に来る転換点が分かる。 ◎RLOSシステム:先物の終値が現物より低いとき、大引けで買い、翌日大引けで手仕舞い。 ◎ウィークリー売買シグナル(月曜) 【買いの場合】 @月曜日の寄り付きが、前の週の最安値より安くなる A反発して前の週の安値より1〜2ティック上回る。 ◎持ち越しルール A= (真の高値−寄付)+(終値−真の安値) B= 真の高値 − 真の安値   真の高値=max(前日の終値or今日の高値) 真の安値=min(前日の終値or今日の安値) A/B : 56% 以下は売りは持ち越し 144%以上なら、買いは持ち越し ◎ラリーの日計りシステム ・寄付の位置は非常に重要。相場が上げて寄り付いたら日中には売りが勝り、下げて寄り付いたら、買いが勝る。  窓空けは大衆投資家に起因しており、たいてい間違っている。 ・相場のモメンタムを利用。  「相場が一方向に動き出すと、反対方向に同じだけの動きが作り出されるまで、その方向に動き続ける」   玉を建てたら辛抱強く、大引けまで利益の乗ってくるのを待ち、そこで手仕舞う。 ◎0.0105システム  S&Pの毎日の終値に0.0105を乗ずる。  終値×1.0105より高ければ買い、終値×0.9895より安ければ売り。大引けで手仕舞う。損切りはしない。 ◎出来高>前日,終値<前日終値 出来高が前日より多く、終値が前日終値より安いとき、翌日寄り付きで買い、大引けで手仕舞い  勝率58% ◎S&Pで前日の高値より高く、前日の終値より高く引けたパターン  59%で高く寄りつく。37%の確率で前日の高値より高い。60%の確率で終値は寄り付きより下落。 ◎毎日の窓空けに関する事実  前日の終値が前々日の終値より上がり、今日の寄り付きが前日の終値より上がる→60%で今日の終値が前日の終値より上がる。  今日の寄り付きが前日の終値より下げる→70%で今日の終値が前日の終値より下がる。 【ラリー・ウイリアムズの短期売買法】 ◎安く引けたアウトサイド・デイ ◎スマッシュ・デイ・シグナル  大引けが前の日の安値を下回り、翌日に価格が反対に動き、前日の高値を超えたら、買い。 ◎スマッシュ・デイ・リバーサル(隠れたスマッシュ・デイ)  前日より上昇した翌日の終値がその日の値幅の下部25%以下にあり、終値が始値の下にあり前日の引けよりも高い日。  翌日、高値に達した所でで買いを仕掛ける。 ◎スペシャリストのワナ ◎OOPS 【ヒットエンドラン売買法】 ルール 1.資金管理はポジンションを建てるより重要 2.トレンドがすべて(ADX) 3.主要な投資資金は重要 4.毎日、○からはじめる。損が出ているときは直ちに手仕舞う 5.ポジションを長く抱えるほど、事態は悪化する可能性が増大する 6.トレードのサイズが小さいので、取引コストを最小限に 7.取引の決断は自分で下す 8.まかなえる範囲で最高の機材をそろえる必要がある。 9.数日以上の予測をするのは不可能である。 10.ほとんどの戦略はテクニカル分析や価格パターンの認識がベース 11.前夜のうちにできるだけ用意をしておくこと 12.トレードをスクラッチにすることで収益を上げあられるようになる 13.ナンピンは負け戦である 14.主要な発表が控えているとき、トレードを控える 15.主要トレンドの終焉でトレードするのは難しい   フルタイムでトレードするのはプロスポーツ選手より少ない PART1 主要な取引戦略 ◎拡大ブレイクアウト 2つの金言  1.新高値は“必ずしも”買いではない。  2.ブレイクアウトも様々である。 【買いルール】 @今日、株価は過去2ヶ月の高値を更新しなければならない。 A今日の値幅は、過去9日間で最大、または最大のものと同じ。 B明日、今日の高値の1ティック上に逆指値の買い注文を置く。 C損きりは、前日の終値の1ポイント下に置く。 ※ホールドは、1週間までがメド。 ◎1−2−3−4 【買いルール】 @14日間ADXが30以上、高ければ高いほどいい。 A14日間+DIが14日間-DIを上回っている。 Bマーケットが1−2−3という株価調整局面(押し)を迎えるのを待つ。  3日続けて前日の安値を更新するか、2日間の安値更新と1日のはらみ足  (インサイド・デイ)の3日間を形成する。 C上の条件が整った4日目、3日目の高値から1ティック上に逆指値の買い。 D損切りは、3日目の安値。 E株価が上昇するのに従い、損切り・トレイリングストップをあげていく。  株価が上昇する可能性が高いので、損切り注文に余裕を持たせる ◎拡大ピボット  50日移動平均線との乖離に注目。中期的に株価が大きく動くことが多い。 【買いルール】 @今日の値幅が過去9日間の値幅より大きい A昨日か今日、50日平均線以下である。そして株価は急上昇を始める。 B明日、値幅拡大した今日の高値の1ティック上で買う。 C最初の損切りは、今日(値幅拡大した日)の終値の10ティック下に置く。 ◎180 【買いルール】 @1日目、株価はその日の値幅の25%以下の終値で引ける。  2日目、株価はその日の値幅の75%以上の終値で引ける。 A2日目の終値は、10日移動平均線と50日移動平均線を両方上回る。 B3日目に限り、前日の高値の1ティック上で買う。 C最初の損切りは、買値の1ポイント下に置く。 PART2 勢い(モメンタム)の継続パターン ◎ノンADX1−2−3−4 ADXが30以上でなくても、トレンドがあれば、1−2−3−4を適用する。 ◎ジャック・イン・ザ・ボックス 【買いルール】 @1日目、過去60日間の高値を更新し、値幅は過去9日間で最大(拡大ブレイクアウト)。 A2日目、はらみ足。 B3日目、1日目の高値の1ティック上で買う。損切りは買値の10ティック下。 Cもし強く引けるようだと、ポジションの半分以上を持ち越す。 ◎ブーマー @買い:ADXが30以上、+DI>−DI  売り:ADXが30以上、−DI>+DI A2日目、高値は前日の高値以下で、かつ安値は前日安値以上(はらみ足) B3日目、はらみ足。 C上昇:3日目の高値から1ティック上で買う。損切りは3日目の安値の1ティック下。  下落:3日目の安値から1ティック下で売る。損切りは3日目の高値の1ティック上。 ◎スリング・ショット 【買いルール】 @1日目、過去2ヶ月間の高値を更新する。 A2日目、安値が1日目の安値より1ティック以上、下回る。 B2日目か3日目に、株価が1日目の高値から1ティック以上で買う。 C損切りは、買値の20ティック下。 ◎Vスラスト 【買いルール】 @過去7日以内に過去60日間の高値を更新。 Aその後、3〜6日、急激に売り込まれる。 B前日、その前の日の高値を更新し、V字を形成し始める。 C今日に限り、前日の高値の1ティック上で買う。損切りを買値の10ティック下に置く。 D大引けで手じまう。高値圏で引けるなら、半分を明日まで持ち越してもOK。 ◎リバーサル・ニュー・ハイメソッド(反転新高値手法)  ※比較的まれなパターン。しかし非常に爆発的な値動きを伴うことが多い。 【買いルール】 @いつものように株価は30ドル以上であること。高ければ高いほどいい。 A今日の株価は、以下のすべてである。   a.前日の安値を更新する   b.前日の高値を更新する   c.今日の値幅は過去5日間で最大。株価は過去60日間の高値を更新する。 B明日、今日の高値の1ティック上で買う。損切りは10ティック下に置く。 Cマーケットにあわせて損切りをあげて、トレイリングストップをあげていく。   ※数時間から数日間の短期トレード。 ◎ELB  ※高値や安値を更新した後に数日間はらみ足が続くパターン。 【買いルール】 @1日目、株価は過去60日間の最高値をつける。 A2日間以上、1日目の高値と安値の間で取り引きされる。 B1日目の値幅内で2日間取り引きされた後、1日目の高値から1ティック上で買う。 C株価が1日目の高値に届く前に安値に届いたら、買い注文を取り消す。 D1日目の高値を超えて株価が取引され、3の買い注文が通れば、   買値の10ティックしたに損切りをおく。利が乗ればトレイリングストップ。 ◎ホットIPOプルバック 【買いルール】 @公開価格から少なくとも15%上昇した銘柄を探す。   Ex.公開価格が20ドルなら、公開後5日間で23ドル以上をつけているのが条件。 A2〜4日間の押しを待つ。安値更新、前日よりも安い終値、はらみ足、なんでもいい。 B押し2日目、3日目、4日目の後、前日の高値1ティック上で買う。 C前日の安値付近に損切りをおく。 D損切りをマーケットの動きにあわせて、利が乗れば、トレイリングストップを上げる。   ポジションは1日から5日間抱える。 ◎セカンダリー(増資銘柄)  増資時に証券会社が株価の下落を数ティックだけに保証することを利用。  供給より大きな需要を喚起することがあることを利用する。 【買いルール】 @週末、日経新聞やウェブサイトで、翌週予定されている増資銘柄を確認する。 Aどの銘柄の値段が決まり、翌日から取引開始となるか、毎晩ニュースで確認する。 B値段が決まった日、株価は20日間移動平均線を越えて引ける。需要が高いことを示唆する動き。 C取引開始の寄りつきが増資株の放出価格よりも、4ティック以上高ければ買う。  ナスダック株の場合は買い気配が放出価格よりも4ティック以上でなければならない。 D最初の損切りを放出価格より2ティック下におく。  もし損切りに引っかからなくても、含み損が出ていれば、大引けで手じまうこと。  含み益が出ていれば、大引けか翌日まで持ち越してもいい。  最初の日に含み益を出した銘柄は、多くの場合、数日間上昇基調を継続。 Part3 反転相場での取引戦略 ◎拡大タートルスープ 【売りルール】 @1日目、過去20日間の高値を更新。前回の20日間の高値更新は、4営業日以上前 A今日か明日、もし前回の過去20日間の高値を下回り、かつその日の値幅が過去4日間の最大なら、  2日目に、1日目の最安値の1ティック下で逆指値売り。最初の損切りは、20ティック上。  トレイリングストップを徐々に下げていく。 ◎フップス 【売りのみ】 @株価は10日移動平均線と50日移動平均線よりも下。 A前日の終値が今日の寄り付きよりも下。 B今日の寄り付きは前日の終値よりも2ティック以上高値。 C前日の終値の1ティック下で売る。 D損切りを売値の10ティック上に置く。 Eもし損切りになれば、その日に限りもう一度同じ値段で売りを仕掛ける。 F株価が大きく売られたら、仕切りを売値の1ティック下に移動し、利食いの準備をする。  大きく売られた後、高値引けする株は、トレンドが反転する可能性があるので注意。 ◎ギリガン・アイランド  短期の窓空け反転戦略 【買いルール】 @窓を開けての寄り付きが過去2ヶ月間の安値でもある。窓の幅が大きいほど、収益性が高い。 A終値は当日の値幅の上半分で、寄り付き以上で引ける。 Bその翌日に限り、前日の高値の1ティック上で買う。 C損切りを買値の10ティック下に置く。 D終値が強気なら、ポジションを翌日まで持ち越す。 ◎リザーズ  日足が長いしっぽのように見えることから、リザーズ=トカゲと呼ぶ。 【買いルール】 @今日の寄り付きと大引けは、値幅の75%以上。 A安値は、過去10日間の安値。 B明日に限り、今日の高値から1ティック上で買う。 C損切りを買値から10ティック下に置く。 ◎イグアナ 【売りルール】 @週足が過去4週間の高値を付けなければならない。 A週足の寄り付きと大引けは、値幅の25%以下であること。 または B週足の寄り付きは過去4週間の高値よりも上に窓を開け、引けは寄り付きよりも下 C翌週の月曜日か火曜日に限り、先週の安値から1ティック下で売る。損切りは10ティック上。 D株価が大きく売られたら、ポジションの半分は翌日に持ち越し。 Eトレイリングストップを用いて、利益を確保。2日から5日抱えると収益性が高い。 ◎ブーメラン 【売りルール】 @強いトレンドのある銘柄であること。50日移動平均線を上回り、ADXが30以上。 A強いトレンドを示している途中、5日〜20日間、狭い値幅でもみ合う。 B1日目、株価はもみ合いを上に離れる。 C2,3,4日目に1日目の安値から1ティック下で売る。 D終値がその日の値幅の25%以下なら、翌日までポジションを持ち越す。 E数日間トレイリングストップを使って、収益の最大化を試みる。 ◎値幅拡大ダブル・スティック 【売りのみ】 @1日目、過去60日間の高値を更新。値幅は過去10日間の1〜3番目の大きさ。 A2日目、寄り付きよりも下で引け、値幅は過去10日間で1〜3番目の大きさ。 B翌日、2日目の安値から1ティック下で売る。 Cトレイリングストップで、収益を確保する。