ホメオパシー、学術会議が否定=「根拠なく荒唐無稽」と談話
8月24日19時42分配信
ホメオパシーは、健康な人間に投与するとある症状を引き起こす物質を患者にごく少量投与することにより、似た症状の病気を治すという療法。植物や鉱物などを入れてかくはんした水を極めて薄く希釈、砂糖の玉に染み込ませて与えるなどする。
国内では、医療関係者の間でも一部で使用が広がっているとされる。中には、頭蓋(ずがい)内出血防止に有効なビタミンK2シロップの代わりとしてホメオパシー治療を受けた乳児が死亡し、親と助産師の間で訴訟に発展したケースもある。
談話は、ホメオパシーについて「科学的根拠がなく、荒唐無稽(むけい)。今のうちに排除しなければ、『自然に近い安全で有効な治療』という誤解が広がり、深刻な事態に陥ることが懸念される」としている。
<ホメオパシー療法>「科学的根拠なし」学術会議会長
8月24日20時34分配信
ホメオパシー療法は18世紀末ドイツで始まった。病気と似た症状を起こす植物や鉱物を何度も水で薄めてかくはんし、この水を砂糖玉にしみこませた錠剤(レメディー)を服用して自然治癒力を引き出し、病気を治すというもの。元の物質は水にほとんど残っていないが、実践する人たちは「水が記憶している」と主張している。
欧米やインドで盛んだが、最近は効果を巡り議論が起きている。日本でもごく一部の医療関係者ががんやうつ病などの患者にレメディーを投与している。
日本学術会議は政府に科学振興策などを勧告できる、日本の科学者の代表機関。記者会見した金沢会長は国内で死者が出た事態を重視し「ホメオパシーに頼り過ぎると、有効な治療法を受ける機会を逸する」と指摘。欧米のように普及する前に、医療分野で広がらない手だてが必要と主張した。唐木英明・同会議副会長も「ただの水なので効果はない」と訴えた。
山口県の乳児死亡では、母親が助産師を相手に損害賠償を求める裁判を起こしている。ビタミンK欠乏性出血症は新生児約4000人に1人の割合で発症する。乳児死亡後、厚生労働省や日本周産期・新生児医学会は、新生児にビタミンK2シロップを与えるよう医療関係者に訴えている。
ホメオパシー療法の普及活動をしている「日本ホメオパシー医学協会」(東京都)は「欧米の実績で分かるように、ホメオパシー療法は治癒効果が科学的に証明されている」と反論している。【小島正美】
ホメオパシーに頼り過ぎると、有効な治療法を受ける機会を逸する??(笑)
病は気からというではないか。
うちの母親が、薬だと偽って患者に飲ませて(病気が治った?)た(ホメオパシーの話??)というのをどこかできいたらしく、
(車に弱い息子に)そうやってごまかしたら??
と言われ、いい手だと思い、実践した。
うちの子は車が全くダメだったけれど、幼稚園バスに乗るために、わざわざ酔い止めを毎日飲ますわけにもいかず、
お菓子のタブレットを薬だよ。と薬のように水で呑み込ませてあげたりして、
何とか2年間しのぎましたけどね。(笑)
酔い止めではないので、みかんをあげてそれを出してしまった時には、
嫌な顔をされたりしましたけど…。(笑)
もちろん、遠出をする時にはきちっと酔い止めを飲ませて、でしたけど。
治らない抗がん剤で患者を死に至らしめるやり方や、
そろそろ薬で治るという神話はやめにしたら??
そっちの方がよっぽどタチが悪いというものではなかろうか。
家族が、自分が信じた治療法で亡くなったりしたのなら、
自分たちの選択肢が間違っていたと認めるしかないのではないかと思う。
それをその民間療法を選択したから死んでしまった=裁判というのは、
責任転嫁というものではなかろうか?
冷たい言い方かもしれない。
私は自分で見つけた民間療法で死んだとしても、文句は言わない。(っていうか言えない??(笑))
だって、こういう裁判沙汰(民間療法での死亡)は、医療産業の人間からは、
「ほらみたことか!民間療法じゃ治らないじゃないか!」って思われるだけじゃない??
でも、ガン=抗がん剤ではなく、もっと他に選択肢があるんだよということを教えず、
この薬のように、選択肢があらかじめ用意されてなく、
これをやらなければ(効果がないとわかってて)あと半年の命なんて脅かされたのであれば、
これは責任をとってほしい、ですよね。
麻薬は麻の植物から採れる。
それでラリれる。(死語かな??(笑))
ということは、民間療法のハーブ療法だって、アンズの仁だって、ビワ茶だって、効果があるって思ってもいいんじゃないかな??
でもそれはあくまでも自己責任で!(笑)
by ss9ch
農家のお米