「大毅ｖｓ坂田」ポスターで“前哨戦”

　プロボクシングＷＢＡ世界フライ級王者・亀田大毅（２１）＝亀田＝対同級５位・坂田健史（３０）＝協栄＝戦（９月２５日・東京ビッグサイト）へ向け、両陣営が異例の「ポスター対決」で激突した。各陣営自作のポスターが完成し２４日、報道陣に公開した。ポスターは選手と陣営が、用意された写真の中から選択し、デザインや宣伝コピーも考えて製作。出来栄えの優劣を競うものではないが、“前哨戦”の様相となった。

　亀田陣営のものは坂田の写真をモノクロにし、カラー写真の大毅と違いを際立たせた。大毅は「勝って明暗はっきりつける。俺は『白黒』じゃなく『カラーの世界』で生きていくっていう気分のつもりや」と独特の表現で決意表明。

　一方、獲物を狙う強い視線が印象的な写真を使用した坂田は「人生をかけた戦いになりますが、なぜか心はすごく落ち着いています。その気持ちを込めた」と大人のコメントをした。