ボクシングの協栄ジム・金平桂一郎会長(44)は23日、9月25日に行われるWBA世界フライ級タイトル戦(亀田大毅VS坂田健史)において亀田史郎氏(45)の会場入場を容認する意向を示した。同タイトル戦のプロモーターでもある金平会長は「会場に入れないのは現実的ではない。一父親として入場するのに問題はない」と説明した。
史郎氏は今年3月の世界戦でWBC役員らに暴言を吐いたとして、日本ボクシングコミッション(JBC)から選手控室などへの入室を制限されていた。金平会長は「もちろん控室のチェックは厳しくやっていきます。JBC管轄のエリアに史郎氏が入らぬようチェックしていきます」と話した。
またこの日、東日本ボクシング協会は都内で理事会を開き、7月25日の亀田兄弟の試合で史郎氏が控室に入室した件に関し、亀田ジムに口頭と書面で厳重注意したことを報告。9月25日の試合に関しては入場を容認する方針で、東日本協会の大橋秀行会長(43)は「史郎氏の入場は問題ない」と話した。
(2010年8月23日)