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【芸能・社会】

篠原3年半ぶり主演連ドラ 日テレ系ドラマ「黄金の豚―」

2010年8月25日 紙面から

 女優篠原涼子(37)が10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「黄金の豚−私たちが払った税金を追え!」(水曜午後10時)に主演することが24日、分かった。税金の不正使用に挑む女性を描いた勧善懲悪ドラマで、篠原は同局系「ハケンの品格」(2007年)から3年半ぶりの連ドラ主演となる。

 篠原が演じるのは、元詐欺師で学歴ナシ、性格にもやや問題ありのヒロイン・芯子。「芯子は少々乱暴で破天荒ということで、今まで演じたことがなく少し緊張していますが、弱者を助け悪人を切る痛快なエンターテインメントになると思いますので、お楽しみに」と話している。

 ドラマは、涼しい顔で税金を食い物にする悪者を突き止め、追い詰め、返還を迫る、“現代の水戸黄門”的なストーリーという。芯子の切るたんかも「金、返せ!」。中国では豚の貯金箱はお金がたまるとされており、国民の「豚の貯金箱」を守る話としてタイトルが付けられた。

 共演は岡田将生(21)、大泉洋(37)、宇津井健(78)ら。

◆父親の死に初のコメント「父は一番のファンでした」

 篠原は24日、所属事務所を通じ、父親の死去について初めてコメントを発表した。

 篠原は「8月17日、夏の優しい風につつまれながら父がこの世を旅立っていくこととなりました。家族とともに見送る事ができました」と報告。「父は男手ひとつで私たち兄弟を育ててくれて、笑顔をたやさず人を喜ばせることが大好きで誰からも愛される人でした。私にとって父は一番のファンであり、私がテレビ等に出演させていただいている姿を誰よりも喜んでくれておりました」と最愛の人をしのんだ。

 篠原は、夫の俳優市村正親(61)と14日に故郷・群馬県で結婚披露宴を開き、父親も入院先から一時退院の許可を得て出席した。亡くなったのはその3日後だった。

 通夜、告別式ではショックから憔悴(しょうすい)しきっていたという篠原だが、悲しみに耐え「これからも父が天国で私の作品を見てあの笑顔で喜んでもらえるよう、また、父みたいに誰からも愛される人間になれるよう精進してまいりたいと思っております」と決意をつづっている。

 

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