若い情熱　上海万博に　追手門学院大生“日本代表”で出演

　開催中の上海万博に日本の大学では唯一、追手門学院大（大阪府茨木市）の学生らがステージ出演する。３１日〜９月５日を「追手門学院大学ウイーク」とし、高度なチアリーディングの技などを披露。入場者数７千万人を見込む上海万博会場で、日本の“元気”をアピールする。

［フォト］上海万博にステージ出演するチアリーディング部

　追手門学院大は、過去約２０年間で計約２５００人の留学生を卒業生として輩出。うち９割以上を中国人が占める。今回上海万博に参加することで、国際交流を深めるとともに将来的な学生募集の増加につなげる狙いもある。

　出演するのは、日本産業館前に設置され、大手企業や自治体が週替わりでイベントを開催している「ＪＡＬステージ」。３１日から６日間、チアリーディング部と吹奏楽団、中国武術部、少林寺拳法部の４団体計８８人が参加する。

　チアリーディング部では、昨年８月のジャパンカップチアリーディング日本選手権大会の大学部門で決勝進出を果たした部員ら２２人が出演。正確で息のあった動きや高度な技を披露する。主将の田中瞳さん（２２）は「元気の良さとチアリーディングの楽しさを世界中の人にアピールできるよう、笑顔で頑張りたい」と話している。

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