シリアルイノベーション:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS)

シリアルイノベーション

基本的にはシロートであり、時には論評し、日々考え、いろいろ実践して、社会的な富に貢献する

業務連絡ではありますが、今泉が現在何を考えているかのご報告でもあります。
手短にまず概略を(エグゼクティブサマリーw)。

■これまでの経緯

弊社ピーポーズ株式会社では2008年7月に時間の売買ができる「ライブショウ」をローンチ、2009年5月に「検索の達人」(当時メルペポ)をローンチして、個人のポテンシャルをオンラインでマネタイズできる環境を整えて参りました。しかし現実的には現金のやりとりを伴う取引はあまり発生せず、売上的には惨憺たる状況にありました。
昨年後半から軌道修正を検討し始めたところ、そこに、Twitterがありました。
今年1月からTwitterイベント開催を準備し始め、3月と4月にTwitter起業研究ナイトを開催。来場者には好評を博しました。並行して南喜一朗先生(@we86)のご協力を得てワイン系の催し物を、小規模な食事会から中規模立食パーティに至るまで複数回開催。イベントでお客様の満足を得るための基本を学習させていただきました。

今泉は6月中旬に「モテスクール」の事業可能性に気づき、本格的に取り組むことを決意。今年5月に提示していたリワイヤリングマシーンのプロジェクトについては、開発資金が得られるまで実質的に凍結することとし、「モテスクール」事業を主業務とすることにしました。

「モテスクール」は、より都会的な感性を取り入れて「恋愛の学校『モダンラブ・デザイナーズ』」に名称変更。コンセプト面も刷新しました。
一種のカルチャーセンター事業として、講師の方々に広くお声がけして準備を進めてきた、というのが現在までの経緯です。

恋愛の学校「モダンラブ・デザイナーズ」については、さまざまな方の助言を仰ぎ、ご意見を頂戴して、サービス内容の拡充(本格開講準備)をして参りました。

しかしながら、様々な準備を重ねてわかってきたのは、恋愛の学校を実際に立ち上げた際に、参加されるご本人はまったくよいとして、その配偶者の方ないしステディの方が不愉快に思う可能性がどこまで行っても残るということです。ご主人が「恋愛の学校」と冠の付いたイベントに出席する際に、奥様はどんなことを考えるのか。未婚の人においても、彼・彼女がいる状況では、ほぼ同じことが起こります。

ということでコンセプト変更の必要を感じ、様々な方々と議論をしてきました。みなさんのアドバイスを元に今泉が種々調整した結果、21世紀における新しい社交を打ち出そうよ、名称は「モダン・ソーシャル・ソサエティ」で行こうよ、ということに決定しました。

■モダン・ソーシャル・ソサエティの内容について

ここについては、メモでお伝えします。

・同性同士であれ異性とであれ、深いコミュニケーションを行うには「共通言語」が必要。
・いったん「共通言語」が獲得できれば、相手が同性であれ異性であれ、ちょっとしたやりとりで多くのことを伝え、相互に理解できる。満足のゆくコミュニケーションがしやすい。(会社になじんだ状況で行う同僚同士のコミュニケーションを想定すれば、おわかりいただけるかと思います。符牒が使える気安い世界)
・「共通言語」は、例えば「同じ釜の飯を食べる」ことで獲得できる。(奥出直人著「会議力」を参照)
・もう1つ、「共通言語」を獲得する方法に「社交術」の活用がある。(参考ドキュメント。今泉が書いた一連のツイート 「言語の共通化」でおもしろいオフ会を 参照)
・あるルールの下に男女が集まって何かをする「社交」。例えば、「モダン・ソーシャル・ソサエティ」が開催するイベントに30名程度が集まり、先生のレクチャを聞いたり、ワインがうまいパーティに参加したりするとする。非常に楽しいので次回も、その次の回も、と連続して出席しているうちに、その30名の間に「共通言語」ができあがってくる。
・「共通言語」は、その実、非常に小さな事柄に関する特殊な名称など(例えば、特殊なワインの銘柄)、「小さな言葉」だったりする。しかしその「小さな言葉」を話すだけで、30名の間では、ある事柄に関する共通理解、ある共通の体験をしたという一体感が得られていることが実感できる。すなわち、ツーカーの間柄であることが実感できる。
・このツーカーの間柄では、何をしゃべってもおもしろく、どんなことでも話題にできる。相手が男性であれ女性であれ。年齢がシニアな方であれ妙齢な方であれ。
・また、このツーカーの間柄では、どんな遊びをしても楽しく、互いに刺激しあえる。
・そのようなツーカー関係の大元になる「共通言語」が、「社交」によって獲得できる。

「モダン・ソーシャル・ソサエティ」では、すばらしい講師の方々のご講演や、すばらしいワイン&フードのご提供などにより、「新しい時代の社交」の実現を図って参ります。非常に楽しいコンテンツ、単に楽しいだけでなく、その方のパーソナリティを磨くことができるコンテンツを「社交」という枠組みのなかで提供して参ります。

dimaizum

第二弾の値下げ敢行!!一般の参加費5,000円、立ち見1,000円にしました!

みなさん

7月1日木曜日17時30分(第一部)、および19時(第二部)に「リワイヤリング」をテーマにしたセミナーを開催します。

リワイヤリ ングについては、今泉がこのブログで紹介したところ、大きな反響を巻き起こしました。「運が構造化」している、当人に「いいとこどり」を 許す、などなど、ラッキーや人脈に関する、常識を覆す偉大な知見であります。

今回のセミナーは、このリワイヤリングに関する日本初のセミナーになります。場所は秋葉原駅前です(詳細は参加者に通知)。

【第一部】

17:30-18:45 
「リワイヤリングマシーンプロジェクトの全貌」 -  ピーポーズ(株)代表取締役 今泉大輔 

第一部はどちらかと言うと、開発関係者、協業検討関係者けの内容になります。

「リワイヤリング」を加速化させるという目的を持った、まったく新しいタイプのアプリケーション&サービス環境リワイヤリングマシーン(リンク先はプロジェクトのwiki)。これの開発が少しずつ始まっています。完璧なオープンソースです。

「リワイヤリングマシーン」の「基本仕様書」は今年のGW中の公開後、800件以上のダウンロードがあり、大きな反響を巻き起こしました。
ただ、基本仕様書はテキストで淡々と記しており、あれだけでは理解しにくい部分も多々あろうかと思います。

そこでセミナー第一部では、そもそも「リワイヤリングマシーン」が思い描いているものは何か?というところから始まって、基本的な概念、リリース1、リリース2、リリース3のそれぞれにおいて実現するポイント、アプリケーション&サービスとしてのリワイヤリングマシーンと現実的なリワイヤリングの関係、感謝貨幣など次世代的な機能などなどについて、時間のゆるす限りわかりやすい説明を心がけたいと思います。
また、リリース3においてやっと全貌を現すリワイヤリングマシーンの近未来環境(巨大なクラウド上に全人類のソーシャルグラフを持ち、誰もがリワイヤリングの対象になる)についてもご説明したいと思います。

またなるべく多くの方からの質問に答えたいと思います。
なお、第一部は「リワイヤリング」そのものについてある程度理解していらっしゃることを前提として話をします。
「リワイヤリング」そのものについての説明は、第二部の最後に今泉が行います。

【第二部】
19:00-21:15
第二部では、リワイヤリングに関係する重要な概念、ウッフィーやパーソナルブランディングについて学びを深めると同時に、リワイヤリングをもたらすコミュ ニケーション手法についても学びます。また、リワイヤリングそのものについても、深く理解できるようにご説明します。

「ブログを書き続けることで蓄積したウッフィーの効用」(仮題) - オルタナティブ・ブログ『ビジネス2.0』の視点 林 雅之さん

「リワイヤリングをもたらすTwitter上のコミュニケーション」
(仮題) - コピーライター 中村かづをさん

「パーソナルブランディングを実践するとリワイヤリングが起こりやすくなる」(仮題) - 名刺の達人 高木芳紀さん

「リワイヤリングのキモ、メカ、実例、あなたにとってどんな意味があるか?」 - ピーポーズ(株)代表取締役 今泉大輔

【ミニ懇親会】
21:20-22:00 

カジュアルな赤ワインを紙コップで飲み、クラッカーやチーザをつまんで名刺交換を行うもよし、議論を深めるもよし、スピーカーを捕まえて質問責めにするもよし。ミニ懇親会を行いますので、よろしければご参加下さい。ここで本当のリワイヤリングが発生するかも知れません。

【参加費】
一般:5,000円(定員60名)第二弾値下げ敢行!!
- 今泉に「検索の達人」を経由して質問できる権利を含みます。
立ち見:1,000円(定員20名)
つだり実施権:1,000(定員10名)
 *会場の回線が細いので参加者の大多数がつだる、Ustするという事態になるとまずいです。つだる権利を1,000円で10名までに販売します。

【セミナー会場】JR秋葉原駅中央改札出て左→バスロータリー→
正面に見えるビル秋葉原センタープレイスビル→地下1Fに降りると左手がPCネット、右手がセミナー会場

【参加申込】
メールで dimaizumアットマークgmail.com まで、タイトルを「リワイヤリングセミナー参加希望」と書いてお送りください。
以下の項目の記載をお願いします。

 参加種別:一般か立ち見か
 つだり権:ご希望かどうか
 簡単な職業・ご所属: 
 Twitterアカウント:

【参加費の支払い】
当日会場にて入場時にお支払いください。

以上、よろしくお願い申し上げます。

dimaizum

私事ですが、3月18日に開催した弊社イベント「Twitter起業研究ナイト」のあたりから、週3~4日ペースで飲み会or会食を続けてきています(^^;。生涯において現在ほど飲食をしている時期はないというぐらい。なんでこんなことになるのか?なんで飲食なのか?

よく「Twitterは人脈を形成するためのツール」だと言う方がいらっしゃいます。著名な方ではこの方とかこの方とか。

個人的には「人脈」とは全然縁がない世界でずっと生きてきて、この言葉があまり好きではなかったんですが、まぁ習うより慣れろ。人脈という言葉に抵抗感がなくなりました。

人脈…。その人を中心に有意味的に形成された社会ネットワークですね。
そう、人脈の話はまんま社会ネットワークの話でもあるのです。社会ネットワークの話は、弊ブログを時々読んでくださる方にはおわかりいただけると思いますが、弊ブログの主テーマの1つです。例えばこの投稿。

Twitterのゆるさはまんま、グラノベッターの「弱い紐帯」(Weak Ties)の"Weak"だった

社会ネットワークのことを本気で考える時、アプローチは2つあると思います。学的に極めるというアプローチ。もう1つは、自分が学的知見等をベースに実験的に社会ネットワークを形成していって、経験によって、暗黙知的な領域も含めて理解していこうというアプローチ。自分はもちろん後者でやっています。

Twitterで色々な方々とお知り合いになると、やはりこの人と会ってみたいということになります。完全に業務の流れのなかにあれば就業時間中にアポを取って会えばよいわけですが、ご存知のように、Twitterでつながる方は全員が全員仕事関係の方であるとは限らない。むしろプライベート系の方が多いわけです。すると、いつ会うか?という話になった時、やはり夜。夜会うとなると、われわれは大人ですから、お茶で済ませるわけにはいかない。やはりご飯ということになります。大人はご飯を食べる時に何を飲むか。まぁビールとかワインとかを飲むわけです。(ちなみに弊社イベントでは何回かワインがらみの企画をやりました。現在個人的にはワインを鋭意勉強中です。)結果として会食ないし飲み会ということになります。

Twitterにはおもしろい人がゴマンといます。偶然発見するわけですが、「あ、この人おもしれー」となると、秘伝エンゲージメント手法を駆使して、その人とつながります(^^;。つながって、できるだけ早いうちに複数名でやる飲み会か、サシで語り合うご飯か、ということになります。

先日も、日立ソフトウェアで大規模なシステム開発を主導してこられた森本伸夫さんと「つながって」、九段下の東京タヴァーンでうまいワインとともにコースを食べました(そんなに高くないです)。いやー、おもしろかったです。談論風発。森本さんは開発の方なので、私がピーポーズのライブショウのシステム開発で経験したオフショアの大変さとかをよくご理解くださいます。あの苦労(^^;。わかっていただける方がそばにいるだけで、うれしいわけです。

そんなつながりが、Twitterではごくごく頻繁に起こります。
その頻繁におこるつながりの1つひとつを大事にして、その方とお会いさせていただく。それを普通にやっていると、結果的に週に3~4日の飲食ということになります。勉強会の後の懇親会、飲食付きイベントを含めての話ですが。

Twitterを自覚的にリアル展開に絡めて使うようになったのが、今年の1月から。3月中旬から上述のように飲食の回数が増えて、正確にカウントしていませんが、単純な飲み会で同席したというレベルではなく、その方と個人的に親しくさせていただく関係になって、いい感じでつながっているという方がすでに80名強。こちらのリストにいらっしゃいます。(これから飲み食いをご一緒させていただく方をも含む個人的リスト) 

こんな短期間の間にこれだけたくさんの方と親しい関係になれたということは、私の生涯始まって以来、まったくありませんでした。すごいことが起こっています。感謝です。

dimaizum

豚組の中村さんとのUstream対談を終えて、小田急線で経堂のパクチーハウスに向かう途中、坂田さん( @nyattta )と二人ですごいね、すごいねを連発してため息をついていました。二人で一致した見解は、中村さんは、人が真似できない領域で自分の市場をどんどん作っている。ブルーオーシャンを楽々作り出している、ということでした。
以前、経営誌で一橋大学の先生がお書きになっていて記憶に残っている文言に「最良の戦略は、なんだかわからない戦略である」というのがあります。価値基準が他企業からは容易に理解できない。なんだかわからない。だから模倣されない。模倣されないから市場で楽にビジネスができる。そういう戦略が一番すごい、という内容でした。
豚組の中村仁社長は、ちょうどそれをやっているように思えます。

中村さんのおっしゃった事やノウハウをそのまま採り入れて真似をすることはできると思います。しかしそれはたぶん、あまりうまく行かない。中村さんがおっしゃっていることをよく理解した上で、その「ココロ」を生かして、自分なりにまったくオリジナルな方策として打ち出さないと、うまく行かないのではないか、ということを考えています。

それでは続きを。(レイアウトが昨日と違っていてすみません…)

■ツイートだけで1週間600名の来店があった「3センチ祭り」

中村:社長がおごります系の企画をやるとすれば、それはキャンペーン的なものではない。友だちにおごる感覚。それをお店の公式アカウントでやると堅くなる。勢いでやれなくなる。勢いをつけるためには、ぼくの独断で「ぼくがおごるから、いいだろう」と。「やっちゃった方がおもしろい」という感覚。その方がTwitterのライブ感が出る。

坂田:他におもしろい活用例は?

中村:foursquareで豚組にチェックインしている人が10人いたら何かするよ、とか。宝探し。お店の中に豚のオブジェを置いて写真を撮る。豚組に来店されて、それを見つけた人には何かサービスする、とか。この前盛り上がったのは「3センチ祭り」。あれはぼくの思いつきから。

坂田:ネーミングがすごい。

中村:とんかつのお肉の厚さが3センチ、ありえないぐらいに厚いのを出した。西麻布豚組(とんかつ店)が5周年なので何かやりたい。お店から出てきたアイディアはあまりおもしろくない…。何かインパクトあることができないか。無料で厚切りにしちゃおう。無料でアップグレード。それをタイムラインで呼びかけたら、5時間ぐらいの間に550件以上RTが来て、1週間で600名の方が来店された。 

今泉:客単価は?

中村:3500円ぐらい、居酒屋より安い。600名ということは、1日100名のお客様。席が35席ぐらいしかない。そこに1日100名。それがTwitterだけで来店された。

坂田:タイムラインから来た質問。「人が人を呼ぶ仕組みを導入するには?」

中村:口コミしてもらうためには、まず、内容がしっかりしていることが重要。口コミは増幅する。広がる口コミの元になる実体がある。それを単に大きく見せるだけだから。お店としてきちんとしたメニュー、サービス、QSC(クオリティ、サービス、クレンリネス)をきちんとやらなければならない。あとはコストパフォーマンス。その上でどういう工夫をするか?けっこやりようはある。だが最後は、どれだけおもしろくて、みなさんが取り上げてくれるか。強制はできない。言いたくなるような仕掛けは工夫次第でいくらでもできる。

■フォロー数を増やせない理由→タイムラインに現れる人を把握しておきたい

今泉:巻きが入りました。

坂田:最後に重要なポイントをまとめていただきたい。

中村:フォロー数至上主義はやめましょう。フォロワーがどれだけ多いかということは、実際にお店にどれだけ来店していただけるかということと、ほとんど関係ない。Twitterのフォロワー数を大きくして商売ができる人がいることはいるが、飲食店の場合、フォロワー数を追いかけてもまったく意味がない。少ない方がいいということはありえないとしても。増やし方が問題。

闇雲にどんどんフォローして、フォロー返ししてもらってフォロワーを増やしていくと、自分のタイムラインがめちゃくちゃに破壊される。ノイズだらけになってしまう。タイムラインがつまらなくなる。そうなると「絡みたい」、「会話したい」という欲求がなくなる。最終的にどうなるか。一方通行的に何かつぶやいているだけ。返ってきたものがうれしくて、それに返すだけになる。

でなくて、自分がタイムラインを読みたいと思ってきちんと読む、自分にとって一番おもしろい場所でないといけない。

そこでおもしろいと思って、自分から相手に興味を持つからこそ、相手も興味を持つ。お店の側からお客様に興味を持たないと、お客様がこちらに興味を持ってくれない。親近感が生まれない。

今泉:リストで管理するやり方がある。

中村:リストで管理ができる人は、ぼくはすごくまれだと思う。自分もリストを作っているけど、実際、日々眺めるのはメインのタイムライン。リストを見に行かない。リストを見るにはひと手間ふた手間かかるから。
今泉:細切れの時間にこまめにみるから?

中村:そう。タイムラインがおもしろいか、おもしろくないか。その人から見えているTwitterの風景、Twitterで作っている人間関係。タイムラインはその起点になる。

お店がTwitterをやる場合には、「この人誰?」という状況になるとまずい。お客様から、「今度行きますよ」とタイムライン上で来た場合に、「この人誰だっけ?」「この人とどんな話してたっけ?」「そもそも絡んでたっけ?」となるとまずい。

今泉:中村さんのタイムラインに現れる人はだいたいわかっている?

中村:何となくわかっている。過去にどんな話をしたかも何となくわかっている。お店の場合、お客様が来店されるということが他業種と違う。Twitterユーザーの場合だと、こちらをフォローして下さっている方が来店されると、先方は明確にこちらをわかっている。それに対してこちらが「どちら様?」と言うわけにはいかない。

その時に「あー、どうもどうも(…こういう方だったんですね)。ありがとうございます。そう言えば、こないだMacを買ったっておっしゃってましたね」という話が出るか出ないか。それがすごく大きい。

それができるためには、自分がフォローする数を増やせない。自分が追いかけられる範囲に留めないと。
大きなチェーン店がTwitterを使ってインパクトのある割引情報を流して、お客様が一度そのお店に来店される。それは言わば集客が目的のコミュニケーション。それではなく、来店のきっかけは割引であっても、そこで新しいコミュニケーションを作って、次につなげていくということをちゃんとできるかどうかが重要。それをやるから、そのお客様は必ず帰った後で、「ありがとうございました」とツイートして下さるし、「ブログにも書きました」と教えて下さる。「じゃ今度友だちを連れて行きますね」となる。

それを見ていた人が「あ、自分も行きたい」となる。こういうコミュニケーションにつながっていくので、表面的な浅く広いコミュニケーションに終わらせてしまうのはもったいない。

■「自分ひとりで全部の責任を持って自分でできる」個人が強い

坂田:自分自身が楽しんでTwitterをやっていないと、楽しさがお客様に伝わらない。タイムライン=お友だち、お友だちになれる可能性がある人たち。

中村:公式アカウントは全部フォロー返しするという風にやっているのが一般的。ぼくが公式アカウントとぼくの個人の勝手口アカウントを分けて使っているからできること。

ぼくは、必ずしもフォローされたから、フォローを返すとは限らないよというスタンス。フォローするのは、会ったことがある人か、タイムラインでほんとに親しく絡んでもらっている人とか、ぼくが尊敬してこの人のツイートを常に読みたいと思う人。そういう方をフォローさせていただいてますよ、というスタンス。

公式アカウントの方はフォローしてくださった人にフォロー返ししているが、その分やっぱりコミュニケーションが希薄。なかなか、そこで関係性を築きづらい。公式アカウントで深みのあるコミュニケーションをやるのは、やっぱり難しいところがある。

坂田:個人事業主、小規模店舗などは、公式アカウントではなくて、パーソナリティを出したアカウント、豚組さんの場合の @hitoshi をやった方がいい?

中村:全然そう。ほんとにTwitterで強いのは、看板を出している、会社のロゴなどでやっている大きな企業より、個人店で、自分ひとりで全部の責任を持って自分でできるという人の方が、はるかに強い。規模が大きいと逆に使いづらい。自分ひとりだと「オレがお店だ」と言えるわけじゃないですか。

坂田:今日は気分がいいので「オレが全部おごったる」ぐらいができる。

中村:そうそう。そこでいちいち決裁を取ったり、社内でいちいちみんなでミーティングをして、準備をどうするとかいう話もない。「やる」つったらやればいいだけだし。

坂田:自分がお客様になって欲しい方をフォローする。そうして交友関係を深める。すると自然とフォロワーも増える。お客様も増えていくし、お客様がお客様を呼ぶ流れが自然と作れる。

中村:そういうことです。

Butaguminow

dimaizum

後記:フォントサイズを中にしたいのですが、なかなか直りません。小さい文字で読みづらくてすみませんです。

414日にTwitter界の鬼才、坂田誠さん( @nyattta )が上京した際に、ループスコミュニケーションズの斉藤徹さん( @toru_saito  )、豚組の中村仁さん( @hitoshi )、パクチーハウスの佐谷さん( @paxi )の3氏を訪問して、Twitterについて激論を戦わせようという企画を、弊社セットアップで実施させていただきました。みなさん、ご協力ありがとうございました。

うち、豚組の中村さんとの対談、パクチーハウスの佐谷さんとの対談は、坂田さんが不定期で配信しているUstream対談企画「ツイトーーク」の一環として、Ustreamでライブ中継しました。以下は豚組の中村さんとの対談のさわりをテキスト化したものです。長いので前後編に分けます。

■先立って補足

Twitter事例の豚組については、先日上げてご好評をいただいた「飲食店のTwitter活用が非常におもしろい」でも言及させていただいています。日本の飲食店のTwitter活用事例としては、文句なくダントツの最高峰に位置する事例です。今回、生で @hitoshi さんのTwitter観をうかがったことで、ますます「豚組はやはり最高峰事例だった」という印象を深くしました。というより、@hitoshiさんのポテンシャルがものすごいのです。以下をお読みいただければわかりますが、@hitoshiさんがおもしろいことをやるから、結果として、豚組の新規来店、リピート来店が増えるという図式があります。ここ、Twitter活用的には非常に非常に重要です。(そのへん、弊ブログで今後もしつこく追っていきます。)

なお、中村仁社長は、外資系大手広告代理店で外資IT企業をクライアントとして活躍されていた時期があり、米国の主流のマーケティング手法を体得している方です。

■友だち的なアプローチで来店客が増えるメカニズム

坂田:Twitterをやってよかったか?

中村:Twitterがなかったら、今のウチはない。Twitterをやったおかげで、商売的な話だけでなく、人のつながりで得るものが多くあった。Twitterは、商売として始めたのではない。商売で始めていたら、こうはなっていない。今でも商売だと思っていない。

お店のアカウント(豚組公式アカウント)は20093月から。個人のアカウントは20073月、非常に早い時期に取得。以後塩漬け、積極的に使うようになったのは20087月から。1日あたりツイート数40数本。

個人アカウントは利用本格化以来、スタンスは変わっていない。ただ遊んでいるだけ。

坂田:Twitterの遊びとは?

中村:Twitterは基本的に大喜利をやる場所。いかにくだらないことで、おもしろがるか。真面目なことをたまに書くけど、変な方向から矢が飛んでくるので(笑)。

坂田:Twitter以前のネット活用は?

中村:お店公 式のホームページをやることはやっていた。自分の場合、ブログにしても、絶対に更新が続かないと分かっている。なので、更新しなくてよい立派な看板をネッ トに置くという感覚で、公式ホームページを位置づけている。メニューなどはスタッフが更新するが。ホームページは、基本的に興味を持ってもらえればよいと いう位置づけ。そこを起点にコミュニケーションをしようとは思っていない。

坂田:すると、お店としてお客様とコミュニケーションする場がTwitterであると?

中村:いや、ニュアンスがちょっと違う。お店として公式にTwitterをやっても楽しくない。公式にやっていれば、これだけお客様がいらっしゃらないと思う。

Twitterは、お店としてやっているパブリシティ、コミュニケーション、プロモーションの補完ではない。むしろまったく別物。

坂田:遊び場?

中村:入り口が違うんですよ。ホームページではお店の名前を掲げている。お店の入り口という位置づけ。そこから生じるのは、お店とお客様という関係。Twitterはあくまでもぼくのアカウント。フォロワー数でもぼくのアカウント( @hitoshi )の方が合計の8割。@hitoshi というぼくが入り口。お店ではない。ぼくと個人的に親しくなって、お店に来ていただく。豚組アカウントにしても、ホームページにしても、表玄関だとすると、ぼくは勝手口。

坂田:先日のセミナーでは、従来は「来店→常連→VIP」という流れだったが、Twitterを使うと「VIP→来店→常連」という流れになるとおっしゃっていた。これが興味深い。

中村: 話は単純。飲食店業界ではよく「友だちに頼って商売してはダメだ」と言う。鉄則。けれどもぼくがTwitterで やっているのは、友だちに来てもらっている感覚。関係性が、あくまでもお店とお客様ではなく、ぼくと、個人的に親しくなって、来ていただいている感覚。も し友だちがお店に来たら、そういう方を相手にお金儲けをしようとは思わない。できる限りサービスしてあげようと思う。また、お店のスタッフにしても、社長 の友だちが来たら、多少は意識して丁寧に対応する。その感覚。

今までだと、リアルでは、友だちの数は限られていた。また、ぼくのやっているお店と価値観の合う人はさらに限られている。Twitterだと母数が違う。Twitterでぼくをフォローしてくれる人は、なんかぼくのことを面白いと思ってくれているか、共感してくれているか。なんかあるわけ。ぼくの考え方に近い方が多い。ぼくの考えに近いということは、ぼくのやってるお店を気に入ってくれる可能性が高い。

そういう意味 で、友だち的なアプローチ、関係性づくりが、結果的にお店を盛り上げる。その人たちからお金を儲けさせていただかなくても、そういう方がお店にいらっしゃ ると、「豚組なう」とツイートしてくれたり、写真をアップしてくれたり、後からブログに書いてくださる。すると、結果的にお店に新規でいらっしゃる方も増 える。

■表も裏もぜんぶさらけだして遊ぶ

坂田:Twitter経由で質問が来ている。「Twitterでは、パーソナリティを重視しているのですか?」

中村:パーソナリティしかない。Twitterのアカウントは勝手口。玄関は普通きれいにしている。しかし、玄関を見てもあまりおもしろくない。勝手口にまわると、生活の匂いがしたりして、その人のことがよくわかる。勝手口から上がると「お前こんな本読んでるのか?」「お前の部屋汚ったねーなー」などがわかってくる。

表も裏もぜんぶさらけ出すということができていないと、Twitterでおもしろいコミュニケーションはできない。パーソナリティは非常に重要。

たかが140字だけど、ツイートが1万とか積み重なっていくと、人となりが見えてくる。

坂田:下町のスナックの世界。常連さんがいて、だみ声のママさんがいて、非常に生活観のあふれる話が交わされている空間。コミュニティができあがっているお店。それをTwitterを使って実現している?

中村:その感 覚に近い。今、お店とお客様との人間関係は希薄になっている。お金をいただいて、こちらはサービスをして、という表面的な関係に留まっている。昔は、飲食 店って、坂田さんがおっしゃった下町のスナック的な、人と人のきずながあった。今の飲食店からはそれが失われている。それが、Twitterでは、温故知新でもないけれど、復活してきている。ただ、違うのは、場末のスナックは、人間関係が閉じている。けっこう排他的。その常連の輪に入ることが大変。まず入れない。一見で行くと、けっこう居心地が悪くて、さっさと帰っちゃう。Twitterでは、関係性が基本的にオープン。どんどん入ってこれる。そこが違う。人間性が大事だということは、下町のスナックと同じ。Twitterでやると、それが開かれてくる。一見さんでも入ってこれる。

坂田:評判になった「豚組なう」は、中村さんがお客様にやってもらえるようにお願いした?

中村:意図的なものにすると、おもしろくならなかった。ぼくらの「豚組なう」は、遊び半分。今でもそう。Twitter経由でお客様がいらっしゃると、ぼくたちはうれしい。単にフォローしているだけの方が、わざわざ会いに来てくれて、お金も使ってくださる。すごいこと。なので、こちらは、すごくうれしい。

お店の考え方次第だが、そういうTwitter経 由で来店してくださるお客様を特別扱いしない、ということも正しいと思う。けれども、ぼくはうれしいから、なんかサービスしちゃおう、となる。何が悪い の?となる。正々堂々と何か特別な一品をお出しする。その後で、席に伺って、「タイムラインではいつもお世話になっております」とごあいさつする(笑)。

その時に、お客さまの方からお礼を言われる。こちらは照れ隠しで、「豚組なう」とでも書いてツイートしてくださいと言う。何の深い意味もなく。

坂田:キャンペーン的なものだと思っていた。

中村:「豚組なう」をキャンペーン的にやると、まったくTwitterになじまない。

 

後編に続きます。

Hitoshinyattatalk

dimaizum

Twitter関連で色々動いていると、95~96年頃のインターネット草創期にアクティブに活動していた方によく出くわします。一昨日、@nyattta こと坂田誠さんと一緒にお話を伺った豚組の @hitoshi こと中村仁さんもそうでした(Ust対談録画がこちらにあります)。Twitter入門本の著者5人もそうだったということは、先日の投稿で書きました。

なんというか、あの頃の状況が持っていたワイルドなDNAが再び勢いを取り戻して、その後の15年間のテクノロジーの発展をすべて取り込んで、うまい具合にダンスしているという印象があります。

当時、特に、コマースの周辺では、時間の進みが速いことを「ドッグイヤー」という言葉で表現していました。犬の一生は人間の一生の1/7。なので人間の7歳が犬の1歳。犬においては人間よりも7倍速く時間が進む…ドッグイヤーとはそんな意味です。

いまTwitterで色々とおもしろいことが起こっている状況はどうか?

ドッグイヤーのように急かされている感じがするか?

答えはノー。

ドッグイヤーという言葉が盛んに言われていた頃には、「インターネットに携わる人は、誰も彼もが、従来の7倍のスピードでやらなければ成功はおぼつかない」という考えが浸透していました。
ある意味、この考えが全体主義的に、関係者の間の”ノルマ”となって、行動を縛っていたところがあります。

現在では、Twitter関連でユニークな活動をしている人。例えば、飲食店事例としては最高の成功例である豚組@hitoshi さんにしても、豚組と甲乙つけがたい成功事例であるパクチーハウス@paxi さんにしても、「誰も彼もが、従来の7倍のスピードでやらなければ成功はおぼつかない」といった一種の脅迫観念には囚われていません。まったくの自然体で、好きなことを好きなようにやっています。(「Twitterでは、好きなことをやる」のが主義だと、お二人とも、異口同音におっしゃっていました)

ペースはあくまでも自分のペース。人から、企業様から、急かされることはない。自分の発意でおもしろいことをTwitter上で展開すると、潜在顧客・既存顧客が喜んでくれる。なので、それをせっせとやる。そうすると顧客がもっと喜んでくれる。なので、はたまた、せっせとやる。けれども急がない。無理をしない。自分がこなせるペースでやる。なので顧客もその自然体を評価して素直に喜んでくれる。こういう連鎖があります。

むかしは「ドッグイヤー」だったとすれば、いまは「自分に合ったリアルタイム」というところでしょう。

「自分に合ったリアルタイム」をもう少し補足します。自分にしっくりくるペースでやっているのだけれども、タイムラインに流れるとそれがリアルタイムで伝播する。おもしろければ、大いに注目が集まる。RTもかかる。バズも生まれる。それらが非常に短い時間で起こる。従来と比較すれば、光のようなスピードで物事が展開しているのですが、その当事者は、自分のペースを守ってやっている。急かされている風は一切ない。自然体…。そこが非常におもしろいと思います。

インターネットが個人の手に還ってきた。そんな印象を持っています。

以下はパクチーハウスで行った @nyatta さんと @paxi さんによるツイトーークのUst中継場面。豚組中村社長とのトークも含めて、セッティングをさせていただいたのは私ですw。

Paxinight04

dimaizum

iPadに関する自分の立場を確認しておくと「iPadは非常に優れた端末である」、「コンピュータの歴史を塗り替えるぐらいのポテンシャルを持っている」という意見です。手ばなしで絶賛したいぐらいです。まだ触ってはいませんが。RBB TODAYの記者の方がニューヨークのアップルストアで入手した直後の動画とか、日経の石川温氏の記事(直リンクできませんため)とかを見るにつけても、やはりすげーなーという印象。先日はワイアードビジョンの記事を引用させていただきました

その上で、電子書籍端末としてのiPadについてコメントさせていただきます。Kindleについてここで言及して以来、電子書籍端末としてのKindleとiPadについて色々と考えてきました。で、まとめたのが以下の資料。Twitterイベントお話させていただくために作成したもの。
これを作成した段階ではiPadは未発売であったものの、当時得られた資料などをベースに述べています。

■1. まずハードウェアとしてのKindleが非常に売れているということ。これが考察の起点

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■2. ハードウェアとしてのKindleが売れたことで、Kindle版電子書籍の売上がぐーんと伸びているということ

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■3. 売上の規模感を確認するための数字など

Kindle5

■4. とりあえず電子書籍端末3種を並べてみたり

Kindle6

■KindleとiPad、その他電子書籍端末を比較してみた図(横幅はマインドシェア的なもの。定量的な根拠があるわけではない)

Kindle7

ということで、この5枚のスライドでもって、iPadがこれから出てくるにしても、Kindleには絶対にかなわない。電子書籍端末はKindleのひとり勝ち、ということを説明しています。これが2月末時点でまとめた自分の考え。

iPadが発売されて、電子書籍としてのiPadについてどのような評価が出るのか興味深く見守っていたのですが、やはり出ました。EBook2.0 Forumの記事↓

iPadプレビュー:Kindleの敵ではない。当分は

WSJのモスバーグ (W. Mossberg)は「新しいタイプのコンピュータ」として評価し、今日のコンピュータの機能を少なからず吸収するとしたが、E-Reader機能については、大型カラースクリーンを採用した一方、片手で持てず、読める本も少ない(45万冊の Kindle ストアに対して iPad は約6万冊)と指摘している。

USA Todayのベイグ (E. Baig)は、商品としてのiPadの成功を確信しながらも、愛書家には Kindleがやさしいとして、カタログの貧弱さに加え、iPad の価格、電池寿命、重量は読書には適さないとみている。

KindleとSony Pocket Readerを愛用するChicago Sun Timesのイーナツコ (A. Ihnatko)は、価格、サイズ、電池寿命をKindleの優位として挙げ、E-Readerとしての比較では勝負にならない、とまで述べている。「数週間もつ」というKindleの電池寿命は、持ち運びが前提のE-Readerとしては最重要な要素のようだ。

Kindleは読書家のために最適化されたハードウェアになっており、かつ、読んでいる際には「ハード」的なごつごつした感のない、まったくアナログな書籍的手触りがある製品に仕上がっています。Kindleはある意味で「本」なのです。本好きを喜ばせる不思議な製品なんですね。従って、Kindleを手にしたとたんに本(Kindle版書籍)をがんがん買うようになる。それが数字にも出ている(上のスライドの2枚目参照)

そうした本好きを喜ばせる「本」であるところのKindleと、基本的には多目的端末であるiPadを比較しても、前者に絶対に分があることは確かです。
もちろんiPadの電子書籍機能を使うユーザーが多数出ることは間違いないし、そこそこのダウンロード数も出るでしょう。しかし、長い時間ずーっと「本」を持って読む、言いかえれば、読書経験としての端末利用という意味で、iPadはちょっとつらいです。重いし。寝ながら読めるものではない。

読書経験としての端末利用という意味では、確実にKindleが優れていると思います。本が好きな人が好んで使う端末になっている。だからハードウェアとしてのKindleを通じて電子書籍としてのKindle版をがんがん買う。それが明確な数字(売上)となって出る。そういう連鎖がすでにKindleではできあがっているように思います。

なお、現在報道されているiPadにおける電子書籍ダウンロード数の位置づけについては、@YukariWatanabeさんの「洋書ニュース:iPad初日の売上が示唆するもの」が参考になります。興味深い記事です。

dimaizum

iPad関連記事がたまたまTLで流れていて(@TKool経由)、リンク先のワイアードビジョンに飛んでみたらすごかったです。なお、@TKoolさんとは2度お会いしたことがあります。実は某社で某職…つまりプロ。

ワイアードビジョン:iPadの本質は「透明なデバイス」(動画)

この記事ではかなり革命的なことを言っています。

このタブレット機には何か、根本的に異なるものがあるのだ。
その違いは、この言葉に要約できるだろう。「iPadは消える」ということだ

 中略

この2つの点――インターフェースが「無い」ことと、反応が素早いこと――によって、ユーザーが何を見ていようとも、その表示しているものに、心理的な「具体性」が生じる。つまり、単にブラウザーで「Wired.com」を見ているのではなく、Wired.comを手に取って見ているように感じるのだ。
このことは、写真や動画についても、カレンダー・エントリーについても、電子メール・メッセージについても言える。ユーザーは、実際の画像やページやメッセージや映画を「そのまま手に取る」かのように感じるのだ。

「iPadは消える」とは、iPadを1ユーザーとして普通にさわっていると、そこにユーザーインターフェースがなく、ハードウェアとしてのiPadも感じることなしに、「コンテンツそのもの」「ウェブページそのもの」を触っている/手に取っている感覚になる、ということを言っているのですね。すごいことです。

この刺激的な指摘から、端末の将来を見通すことができます。

ハードウェアはバックグラウンドに下がる。
ユーザーインターフェースも意識する必要のないものになる。
「欲しい!」と思ったコンテンツが空から降ってきて、瞬時に、自分の眼前や手元で再生が始まる。
「読みたい!」と思った資料が空から降ってきて、瞬時に、自分の手元で読める。
そういう感じになるのでしょうね。

そういう感じになる、という人まかせな未来ではなくて、Appleは自分が敷いた道で、そういう未来へ引っ張って行っているわけですね。未来デザイナーというか。未来オーガナイザーというか。

そのへんの未来ぶりは、この上掲記事の末尾にある動画を見れば、かなりは実感できます。

---なお、上の「空から降ってくる」という表現は、30-40Mbpsの速度が出るLTE(今年末からドコモが提供予定)で、接続時のレイテンシが体感的にはゼロで、ということを踏まえて言っています。

自分が言いたかったことは、この先にあります。

上では「コンテンツ」や「資料」が空から降ってくると書きました。
少し先の未来においては、空から降ってくるのは、「コンテンツ」や「資料」だけではないのですね。
ソーシャルメディアが社会インフラ化する時代を先取りしたという評価が一部で聞かれるMicrosoftのWindows Phone 7 Series。この携帯端末用OSが示唆しているのは、携帯端末でふだん何かを操作する際には「アイコンよりも『人』でしょ?」という発想です。同記事中のリンク動画をご覧ください。

多くのアプリケーション/ツールが、自分がやりとりしている「人」を起点としたアクションにひもづけられていて、「人」をクリックすることで一連の機能が操作できる。そういうユーザーインターフェースになっています。

おそらく、ソーシャルメディアが社会インフラ化した暁には、そのようなインターフェースが非常に都合がよくなるはず。
例えば、いま現在、Twitterイベントで知り合ったYさんとコラボしているとします。そのコラボ関連の動作を行う際には、「Yさんを起点とした会話暦、メール暦、シェアしたドキュメント一式」が「Yさんをクリックすること」で瞬時に出てくるのが便利になります。「人」をクリックすることで始まる一連の動作とは、そういうことです。
MicrosoftのWindows Phone Series 7をデザインした人たちは、ほぼ間違いなく、そういう未来をイメージしてこのOSを作っています。

「人」をクリックすることで一連の操作が始まるコンピューティング。

仮に、これが近未来におけるコンピュータ環境のデファクト的なメタファーになったとします。

するとですよ、すると!

先の「iPadは消える」と組み合わせるとどうなるでしょうか?

「人」をクリックすると、その人が空から降ってきて「ハロー」です。もちろん、近未来の話をしていますw。

ある意味で持ち運び可能なTelePresence。
体感できる実態を伴った「人」が空から瞬時に降ってきて「ハロー」。
で、昨日、仕事でリアルな打ち合わせをした続きがその場できてしまう。
電話やメールのやりとりに伴う煩雑な、回数を重ねなければすり合わせができない、などということはない。「顔見て話せば、瞬時におk」の世界になるわけです。

Appleが未来を作ろうとしているという話をするのに、Microsoftも「人」中心のメタファーで未来を作ろうとしているという話が加わってしまいましたが、未来はこうした企業の切磋琢磨によってできるものなので、よしとしましょう。

追記。
上記のWindows Phone 7 Seriesのユーザーインターフェースを説明する動画を観て以来、これからのテクノロジーは、ソーシャルメディアがインフラ化することを前提に、「人」にひもづけられるツール/アプリケーションとして提供されないと、普及が難しいのではないかと考えるようになりました。ソーシャルメディアが社会インフラ化する状況において、個々のユーザーがどんな利用をするか?という発想でテクノロジーを形に落とし込んでいかないと、誰も使わないテクノロジーになるのではないかということです。
つまり、ソーシャルメディアがテクノロジーを引っ張る。そういう未来が来る可能性がある。
今まではテクノロジーがソーシャルメディア的なモノ全般を引っ張ってきたわけですが。その逆になるということです。
テレビも白物家電も電気自動車もお家の中のスマートグリッドも、おそらくは、そうなるのではないか?

dimaizum

最近「市場は対話である」あるいは「市場はカンバセーションである」という記述をよく目にします。昨日の「ツイッターノミクス」にもそう書いてありました。

 だが、インターネットがすべてを変えた、とクルートレイン宣言は指摘する。宣言の中では、オンラインの新しい法則として九五カ条が掲げられている。その冒頭に置かれ、たびたび引用されるのが、「市場は対話である」(Markets are conversations.)という一文である。
 好むと好まざるとにかかわらず、オンライン・コミュニティは対話であふれている。さまざまなメディアを使って発言できるようになると、人々は作られた広告を無視するようになった。インターネットは、小さなささやきを何千倍、何万倍にも増幅する強力なクチコミ製造メディアとみなすことができる。かつて企業が「大声でわめく」ために持っていたメガホンは、いまや顧客の側にある。


「市場は対話である」とは、どういうことでしょうか?

具体的にイメージするには、以前、小林啓倫さんがClay Shirkyの"Here Comes Everybody"という本を紹介した投稿の中でリンクしていたClay Shirkyの講演に登場する1枚のスライドを参照するのがよいでしょう。この講演は、かの世界中のイノベーターの英知が集合するカンファレンス、TEDで行われたものです。

Clayshirky


この絵の真ん中にある網みたいなものは、社会ネットワーク分析で言うソーシャルグラフでもって、無数のノード(人)の関係を図示したものです。おそらく、日本のインターネットユーザー全員をソーシャルグラフでマッピングすると、これに近いビジュアルになるでしょう。
ここでは、無数の人が関係を持ちながら、何らかの情報のやり取りをしている様が伺われます。

何の情報か?

昨日昼に食べたかき天丼がうまかった
「capsuleの新しいCD、いいよ」
「後藤たくひろさんのイベントに行ってみようよ」
「Xperia買おうかどうか迷っている」
「今度のゴールデンウィーク、どこ行く?」
「うまい焼肉食いてー」

といった内容が、おそらく、かなりな割合を占めているはずです。少なくとも3~4割は。

こういう直接的間接的に消費に結びつく内容の対話。Twitterでもその種の対話が無数に行われています。

例えば、桃ラー(桃屋が最近発売した「辛そうで辛くない少し辛いラー油」)。
例えば、チーザ(グリコのチーズ系のおつまみ)。

こういう形で特定の商品に関する対話が行われている。すると、この対話を読んだ人が「オレ、どうしても桃ラー欲しい!」となったり、「桃ラー売り切れかよ!ヤフオクで探してみようか…。何と2個で1700円かよ(@-@)!」となったりするわけです。

チーザについても同様。ハッシュタグ #cheeza で盛り上がっているうちに「買いたい」と思う人が続々と出現。一時は品薄で、どこで売っているかに関する情報が飛び交いました。

こういう現象が「市場は対話である」ということの原型です。それが巨大になってくると、見た目は、上のClay Shirkyが描いた膨大な人によるソーシャルグラフのようなものになってくる…。

こういう風に「市場は対話」ということになってくると、既存のメディアに掲載されていたマーケティングメッセージはどうなるのか?テレビ、新聞、雑誌などの広告の効果はどうなるのか?

「市場は対話」の中で行われているメッセージのやりとりは、だいたいは、「かなり知っている人」「少し知っている人」「会ったことはないけど親しい人」「会ったことはなく、あまり親しくはないけれど、とりあえず発言に注目している人」などの間で行われます。いわば「人についたメッセージ」です。

この「人についたメッセージ」。それなりに強力です。誰かが「桃ラー、うめー」とツイートするだけで、本気で「今度買ってみようか」という風になります。

それに対して、既存のメディアから流れてくるメッセージは、「人についたメッセージ」ではなく、「静的なメディアについたメッセージ」です。言い換えれば、突っ込めないメッセージ。レスポンスを返せないメッセージ。互いに盛り上がろうと思っても盛り上がれないメッセージなのです。

消費者はこの「人についたメッセージ」と「静的なメディアについたメッセージ」のどちらに耳を済ませるか?答えは、どちらかと言うと、おおむね前者ということになるでしょう。

そういう「人についたメッセージ」の方に耳を済ませる人がたくさん出現して、母集団が大きくなってくると、結果的に「市場は対話である」となります。
Twitterを初めとするWeb2.0系メディア多数を使って、たくさんの人が「桃ラー、うめー」と書くことにより、そこから消費欲求が生まれ、実際の購買に至る。そういうパターンが常態化する。

「対話」ですから、その続きがあります。

実際に桃ラーを買ってみて、ほんとにうまいと感じたなら、その人自身もまた「桃ラー、やっぱり、うめー」と書くことができます。買うだけで終わらない。その後の話がある。

その人が「桃ラー、やっぱり、うめー」と実際に書くと、ほとんどリアルタイムでRTやら@付きリプライやらが乗っかってくる。リアルタイムで盛り上がる。非常に楽しい。

その楽しそうなやりとりを見ている人が「オレも桃ラー買おうか」などと思う…。

その繰り返し、その連鎖。

そのへんが未来の市場になっていく模様です。

dimaizum

「ツイッターノミクス」(タラ・ハント著、文芸春秋)はお読みになりましたでしょうか?最近は会う人会う人にこの本を勧めていました。この本、翻訳が出ると聞いて、いちはやくAmazonで洋書を入手し、人さまより先んじて全体像を把握してやろうと考えたのは私です(^^;。読みきる前に翻訳が出てしまいました(^^;。
翻訳書刊行以降は、原書中のキーワードでモノを考えていても、翻訳書を読んだ人と話が合わなくなる可能性があることから、翻訳書を入手し、そちらで最後まで目を通しました。(私の場合は必要なところだけ読む飛ばし読み。本田さんのレバレッジリーディングに近い)

「ツイッターノミクス」、なかなか刺激的でしたが、もっともキモの部分は「ウッフィー」と呼ばれる仮想的な「富」を設定し、その「富」を増やす行為、その「富」を減らす行為を明確に記述している点でしょう。これによってオンラインコミュニティにおける行動原理が理解できます。

「ウッフィー」とは、自分の言葉で説明すると、オンライン上での自分の振る舞いによって、目に見えない形で蓄積されていく「他者からの信頼」および「自分が所属するコミュニティにおける名声や名誉」といったところ。オンラインコミュニティ上で構築した「パーソナルブランド」と言ってもよいでしょう。

彼女はこのウッフィーは増やすことができるし、ウッフィーが増えた場合には、有形無形のリターンがあるということを言っています。

 ギフト経済では、与えれば与えるほどウッフィーが増える。ここが、市場経済と大きくちがうところだ。それから、市場経済では万一に備えて貯金をするけれど、ウッフィーを貯めておくのは意味がない。ウッフィーには、流通することによって価値が高まるという性質があるからだ。たとえばAがみんなに喜ばれる事業を始めるとしよう(=ウッフィーを増やす)。それに共感したBが、仲間にクチコミで広めるなどの形で力を貸す(=ウッフィーを使う)。すると、A、B両方のウッフィーが増える。こうしてコミュニティの中でウッフィーが流通すれば、必然的に人と人とのつながりが増えることになる。これこそがウェブ2.0の世界で成功する決め手であり、また本書のテーマである。


 これまでは、お金をたくさん持っている組織や人が大きな影響力を持っていた。インターネットがなかった時代には、広告に予算を注ぎ込みさえすれば大勢の人に訴えかけることができたからである。いや、いまでもお金は有効だし、お金があれば強力な広告キャンペーンを展開することはできる。だが、だからといって影響力を獲得できるとは限らない。影響力の源泉は、ソーシャル・キャピタルにシフトしている。本書で紹介するように今日ではさまざまなソーシャル・メディアが登場し、お金はなくともウッフィーさえあれば、世界に向けてメッセージを発信できるようになった。いまやマーケット・キャピタルとソーシャル・キャピタルは、猛烈なスピードで収斂しようとしている。ウッフィーがほんとうに市場経済の通貨になる日だって、来るかも知れない。

「ウッフィーがほんとうに市場経済の通貨になる日だって、来るかも知れない。」ほんとうでしょうか?

従来の市場経済が基本的にはマスプロダクションに依拠しており、マスマーケティングで顧客に一方的なメッセージを浴びせてモノを買わせてきたという構造。この構造が急速に陳腐化しているなかで、企業はモノを売るためには、大衆でも分衆でも網衆でもない「1人のひと」と関係を作っていかなければならないという状況になっています。これは、企業人なら誰もが肌で感じている事実だと思います。
企業は「1人のひと」との間でエンゲージメントを行い、心理的な共感を醸成した上で、自然と消費が発生するという流れに持っていかなければなりません。
その際に、タラ・ハントの言う「ウッフィー」が重要になるのです。

彼女は「ウッフィーを増やす行動」と「ウッフィーを減らす行動」を表で整理しています。ここでは、「ウッフィーを増やす行動」について、さわりを抜書きします。

・誰かの頼みを聞いてあげる。
・アドバイスに感謝する、返礼する。
・紹介してもらったことに感謝する、返礼する。
・イベントにボランティアとして参加する。
・他のメンバーと協力してコミュニティの役に立つものをつくる。
・新入りの人、伝手がなくて困っている人に手を差しのべる。

うーん、まぁ当たり前と言えば当たり前。社会常識ではないかという印象を持たれるかも知れません。これがですね、表の下にある「ウッフィーを減らす行動」と対比すると、非常に説得力を持つのです。対比によって「ウッフィーを減らす行動」がくっきりと際立って、「これはオンラインコミュニティではやっちゃいかんな」と思わせるのです。どういうことが「ウッフィーを減らす行動」なのかは、本書を購入の上お読みください。(ここで書くと文芸春秋さんの機会損失になるため)

個人的には、Twitterのフォロワーが増える、増えないも、このタラ・ハントが作成した「ウッフィーを増やす行動」「ウッフィーを減らす行動」が大きく関わっていると思っています。フォロワーがなぜか増えないという人は、「ウッフィーを減らす行動」をしていないか、あるいは「ウッフィーを増やす行動」が少ないのではないか、チェックしてみるとよいでしょう。

以下は私がTwitterでその都度記した「ツイッターノミクス」関連のメモ的なツイート。

「ツイッターノミクス」でTara Huntは明確に"Gift Economy"(贈与経済)に言及している。「人類学の研究によると…」という記述もある。 http://en.wikipedia.org/wiki/Gift_economy #twnomics

RT @naokih: RT @twnomics ぜんぶつながっていくのです。これは編集した藤原和博さんの『つなげる力』のテーマですが、『ツイッターノミクス』も同じ。まったく違う要素をつなげることで、ブレークスルーが起きる。それをウエブは非常にやりやすくした。 #twnomics

Twitterの社会インフラ化の未来を垣間見たい人は「ツイッターノミクス」を読むとよいです。著者自身が実験台になってます。 #twnomics

Twitterが社会インフラ化していくと、「個が公になる」、「ローカルなものがユニバーサル性を持つ」、「個人がメディアになる」、「贈与が主原理になる」といった逆転した発想でモノを考える必要が出てくるので、今のうちに遊びながら慣れておくとよいです。

あともう1つ。企業が慣れていかなければならない発想は、「Twitterは買えない」ということ。Twitterを企業活動に応用しようとしても、一番大切な部分を「買う」ことはできない。(そのへん、「ツイッターノミクス」に説明がある) #twnomics

原書で5割方読んできたけど、みなさんと語彙を合わせたいのでこちらも買います。RT @twnomics:『ツイッターノミクス』 アマゾンでも発売開始! #twnomics

ウッフィーが貯まるとどういうよいことが起こるか。林さんはよい実例ですよね。RT @masayukihayashi:ギフト経済の誕生と「ウッフィー(仮想通貨)」の蓄積ですね。 RT @dimaizum: 「ツイッターノミクス」には林さん…現象が書かれています。 #twnomics

Twitterで勢いがある人たちの話を聴くと、みんな、贈与、ボランティア、NPO、社会貢献、他人の利益、を強く意識している。そのへん、「ツイッターノミクス」の主張とも合う。 #twnomics

Twitterのポテンシャルは、N対Nのカンバセーションが市場や生活にもたらす影響が、計り知れないものになりそうだ、というところにある。 #twnomics

メディアの未来に関心がある人で英語が聞き取れる人は@akihitoさんが2009/7/7に書いたこの投稿 http://bit.ly/aI7NnR にリンクされているClay ShirkyのTED講演ビデオを見るとよいです。最初の7分で十分。鳥肌もの。 #twnomics

日本の個人消費は300兆円。発想としては、このうち年々0.5~1%程度はソーシャルコミュニケーションによって方向づけられた消費に変わっていくと考える。その想定で広告代理店業、メディア、B2C産業がどう変化していくかシナリオを作るとよい。(一部修正)

しかし、そのソーシャルコミュニケーションは営利主義では動かない。そこが難しいところ。「ウッフィー」は企業がお金を出しても買えない。 #twnomics

dimaizum


プロフィール

今泉 大輔

今泉 大輔

サイバーエージェント出資のピーポーズ㈱代表。
ピーポーズでは人のポテンシャルのマネタイズに取り組んでいる。最近、Twitterとリアルイベントの併用に活路を見出す。週日はミッドタウンの大手ネットワーク機器ベンダーでリサーチャーも。スマートグリッド勉強会世話人。

詳しいプロフィール

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