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【なごやデパート情報】淀君の小袖、名古屋へ 1万点、松坂屋美術館に移す2010年8月14日
大丸松坂屋百貨店は、奈良時代からの貴重な呉服を保管している「染織参考館」(京都市)の収蔵品約1万点を、松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)の南館にある松坂屋美術館に移す。来年、同市内で一般公開する方針。 染織参考館は、松坂屋の前身である呉服店「伊藤屋」が1745(延享2)年に設けた仕入れ拠点の現・京都染織デザイン研究所の敷地内に1957年、開設した。 染織の参考にするため、江戸時代の小袖300点を含め、羽織、能装束などを多数収蔵。淀君が着用したといわれる江戸初期の「御所車花鳥模様小袖」や奈良時代からの衣装も保管している。 しかし施設が老朽化したことから、温度や湿度を管理できる松坂屋美術館の保管施設に移すことにした。京都の2つの施設は8月末で閉鎖する。 PR情報
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