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ラグビー元日本代表の集金事件 電通元社員を新たに逮捕

 高利回りのファンドへの出資名目で多額の金を違法に集めたとして、ラグビー23歳以下の元日本代表選手渡辺大吾被告(37)らが逮捕、起訴された事件で、大阪府警生活経済課は24日、出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで、新たに同志社大ラグビー部の元主将で広告大手電通の元社員岡本亘司容疑者(39)=住所不詳=を逮捕した。

 逮捕容疑は渡辺被告ら5人と共謀、2008年5〜8月、元本保証や高配当の金の支払いを約束し、大津市や兵庫県宝塚市の男性ら3人から計1500万円を集めた疑い。

 生活経済課によると、岡本容疑者は「渡辺被告が多くの人からお金を集めていたことは知らない」と否認している。

 生活経済課によると、渡辺被告と岡本容疑者は06年に知り合った。渡辺被告の供述によると、岡本容疑者から「電通は取引先の謝礼に金券を使っている。金券を用意すれば月15%の利益が出せるので、投資を募ってほしい」と依頼された。

 渡辺被告はその後、自身が会長を務めるコンサルタント会社「インベストメント・パートナーズ」(大阪市、事実上閉鎖)を立ち上げ、08年4〜9月、7府県の20人から9250万円を集金した。

 同課によると、岡本容疑者は東福岡高(福岡)を経て、同志社大でラグビー部主将を務めた。渡辺被告の逮捕直後のことし6月末ごろに電通を退社、行方も分からなくなっていた。

 府警の捜査員が24日午後7時ごろ、渡航先から帰国した岡本容疑者を中部国際空港で見つけた。

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