始球式を務める後藤次男氏(撮影・高部洋祐)
現役時代の48、49年にブラックユニホームを着用し、引退後は2度、監督を務めたOBの後藤次男さんが24日、京セラドームで行われた阪神‐広島戦で始球式を務めた。ダイナマイト打線の象徴を身にまとった86歳の後藤さんは「60何年ぶりだから懐かしい。あの時も3割打者が多くてよく打つチームだった。今年はチャンスなんで頑張って欲しい」と笑顔。「このユニホームを着た人で、生きている人は僕以外いない。前回、3連勝してくれた時は本当にうれしかった」と目を細めていた。
(2010年8月25日)
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