上方演芸殿堂入りし似顔絵を持ち笑顔の桂米朝=ワッハ上方
落語家で人間国宝の桂米朝(84)が23日、大阪市内で、第14回「上方演芸の殿堂入り」表彰式に出席した。「殿堂入り」は、上方演芸に貢献した人を毎年選出する賞。これまでは故人か故人を含むコンビやグループを対象にしてきたが、3月に選考基準を改正した。存命落語家初の受賞となった米朝は、お祝いの花束を受け取ると「ありがとうございます」と笑顔。表彰式後の座談会で、長男の桂米團治(51)から今後の落語界について問われると、「なるようになるやろ」と話した。