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母親の骨…「死ぬまで持ち歩くつもりで」

 東京都大田区で、生きていれば104歳の三石菊江さんとみられる白骨遺体が見つかった事件で、長男(64)が、母親の骨を砕いてリュックサックに入れていたことについて「金もないし、自分が死ぬまで持ち歩くつもりだった」と説明していることが23日、捜査関係者への取材で分かった。

 三石さんの年金を不正受給したことについては「申し訳なかった」と謝罪しているという。

 警視庁蒲田署は、長男が受け取った年金のうち、公訴時効にかからない少なくとも約27万円について、詐欺容疑での立件を検討している。

 捜査関係者によると、長男の説明では、三石さんはリウマチを患い、2001年6月12日に自宅で病死。父親が1984年に死亡した際には、約25万円の葬儀代がかかったといい、母親の葬儀をしなかったことに「生活が苦しく、どうしようもなかった。死ぬまで持ち歩くつもりだった。そばに置いておきたかった」と話している。

 大田区のアパートの自宅では、三石さんの写真を祖父や父の位牌(いはい)と並べ、毎日手を合わせていたという。

 一方、三石さんは生前、長男が「病院に行こう」と説得しても「足をさすってくれればいい」と断っていたという。長男は「抱きかかえて病院に連れて行こうとすると、手足をばたつかせて抵抗した」とも話している。(共同)

 [2010年8月23日22時47分]


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