米著名投資家ソロス氏、クリーンエネルギーに10億ドル投資へ

2009年 10月 11日 11:33 JST
 

 [コペンハーゲン 10日 ロイター] 米著名投資家ジョージ・ソロス氏は10日、クリーンエネルギー関連のテクノロジーに10億ドル(約9000億円)を投資する考えを明らかにした。また、気候変動に関する新たな政策イニシアチブを創設し、向こう10年にわたって年間1000万ドルを拠出することも合わせて発表した。

 ソロス氏は、12月に国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が開催されるコペンハーゲンで「地球温暖化は政治的な問題だ」と指摘。気候変動問題の解決に対し、世界の政治家が指導力を発揮できるかどうか不透明だと述べた。

 タイのバンコクで開かれていた国連の気候変動枠組み条約特別作業部会は9日、先進国と発展途上国の間に横たわる溝を埋められないまま閉幕した。

 クリーンエネルギー関連への投資について、ソロス氏は「利益の出る投資機会を探すが、気候変動問題の解決に真に貢献できる投資も求めていく」と述べた。

 
 
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