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与党ボケ+錯覚?!

2010年8月23日:パート5

 皆、勘違いしているんじゃないか?! 自民党は野党なのだ。 谷垣総裁や大島幹事長でさえ、なかなか存在感を発揮出来ずに苦労している。 ねじれが生じているとはいえ、参院自民党の3役だって、よほどの個性と覚悟がなければ、注目を集めるのは難しい。 ましてや、国民の心を動かすような発信は出来ないだろう! 中曽根議員会長は、そのことをよく知っている。 だからこそ、「これまでのやり方にとらわれずに、参院自民党の動きを発信して欲しい!」と指示されたのだ。

 3役以外の代理や副会長の人事が始まっている。 最終的には、議員会長の判断だ。 現時点では、何も決まっていない。 が、仮に、このレベルの人事で、「こんな人にしたら、大変なことになる!」とか、「うまくいかなかったら、どう責任を取るのか?」みたいなことを言う議員がいたとしたら、完全に与党ボケだ!(ガクッ) 野党の誰がナントカ代理になろうと、日本の政治は滅茶苦茶になったりしない!(笑) 「思い切ったことが出来る」のが、野党の強みでしょう。 この程度の人事で、組織のまとまりがどうの、期数がどうのなどと言っていたら、そもそも、「抜擢」なんて不可能だ。(ため息)

 常に権力の側に身を置き、実力者の「虎の威」を借りて生きて来た政治家、すなわち、自らのリスクで発信したことのない政治家が陥りやすい錯覚がある。 それは、「内部の仕組みさえうまく作れば、役職さえあれば、メディアが取り上げてくれる」という思い違いだ。 重要なのは「仕組み」でも「手続き」でもない。 そこに、「発信力のあるプレーヤー」がいるかどうかなのだ。 いなかったら、戦略的に育てればいい! この件については、次回のブログで。


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既存の枠を超えて発信する使命

2010年8月23日:パート4

 午後9時50分。 東京の部屋でパソコンを起動させた。 たった今、中曽根議員会長と電話で話した。 改めて、「政策審議会のほうは、思ったとおりにやってください!」と言ってくれた。 自分に期待されているのは、(議員会長の言葉を借りれば)「これまでの政審の枠組みを超えて発信する」ことだ。 

 とりあえず、今週のどこかで、政策審議会長としての「初めての記者会見」をセットする。 特に発表したいニュースがあるわけではない。 が、政審会長としての豊富を語るだけでも、やる意味がある。 

 え? 参院担当の記者が2、3人しか来なかったら、どうするのかって?!(笑) それはそれで、構わない。 野党には、政策を実現する力がない。 極端にいうと、自分たちの政策を「どれだけメディアに取り上げてもらえるか?」(=いかに国民にアピール出来るか?)が全てだ。 常にこちらからコンタクトを取り、情報発信をしておくことが重要なのだ。 与党時代とは違う。 常に知恵を絞って、努力しなかったら、カメラもペンもやって来ない!

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副幹事長、副委員長、副会長人事が大事

2010年8月23日:パート3

 午後10時。 東京の部屋でパソコンを起動させた。 今回の執行部人事で「参院自民党幹事長」に就任した小坂憲次氏は、前衆院議員。 昨年の衆議院選挙で議席を失ったが、10ヶ月後に行われた7月の参院選挙で比例区から立候補。 13万5千票で当選を果たした。 

 正直言って、小坂氏の「人柄」や「実力」は、よく知らない。 これまで、ほとんどお付き合いがなかったからだ。 が、そこは、衆議院議員を6期務め、文部科学大臣や衆院の議院運営委員長を経験したベテラン政治家だ。 立派な人物に違いない。 ただし、参院での経験は1ヶ月ちょっと。 現時点で、参院自民党内の力関係や人材についての深い知識は、ほとんどないはずだ。 当然、参議院に来たばかりの政治家が、参院自民党の顔である「幹事長」になったことは、ただの一度もない。

 そのことを十分に分かった上で、中曽根弘文議員会長は小坂憲次氏を幹事長に抜擢した。 そこには、自分など考えもつかない「深謀遠慮」と、考え抜いた「戦略」があったのだと思う。 中曽根氏と小坂氏は「旧知の間柄」だと聞いた。 中曽根会長は、恐らく「小坂氏なら、自らの考える参院の独自性を実現してくれる!」「何があっても覚悟を持って最後まで支えてくれる!」という確信を持っているのだ。 いずれにせよ、選挙で選ばれた議員会長の目玉人事に、異論を唱えるつもりはない。

 が、しかし、通常の場合、参議院に初当選したばかりの議員(ましてや衆院からの転身組)が、参院自民党の「枢要なポスト」を占めるのは、マイナス効果のほうが大きい!(キッパリ) それは、当選回数にかかわらず、「参院で必死に頑張って来た人々」のモラルを大きく低下させる。 すなわち、「参院自民党には人材がいない!」と内外に宣言するようなものだ。(苦笑) 

 え? 初めて参院に登場したその議員に「よほどの知名度や国民的人気がある」とか、「この人を起用したら参院のイメージがガラッと変わる」とか、そのくらいのインパクトがあれば別だ。

 参院幹事長、国会対策委員長、政策審議会長という、いわゆる「参院自民党3役」が決まった。 これから、幹事長室、国会対策委員会、政策審議会の副幹事長、副委員長、副会長の人事が始まる。 これまでの参院での実績や個々の強みを踏まえ、適材適所の、丁寧な人事をやって欲しい。 もちろん、最後に決めるのは、中曽根議員会長だ。

 ああ、喉が乾いた。 冷たいリンゴジュースを、もう一杯、飲もうっと! この続きは次回のブログで。

 
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菅総理(18.0)vs谷垣総裁(1.2)

2010年8月23日:パート2

 午前10時30分。 議員会館事務所に戻って来た。 9階から3階まで(2階は自民党議員ゼロ)、猛スピードで挨拶回りをやった。 さすがに、議員本人は、ほとんど地元。 秘書も不在だった幾つかの事務所には、郵便受けに「走り書きをした名刺」を入れておいた。 こうやって回ってみると、やっぱり新人議員が多い。

 昨日、発表された日本テレビの最新世論調査を見て、2度、ガクッと来た。 第1に、菅内閣の支持率が42.8%に上昇、不支持率が39.3%に下降して、「支持が不支持を上回った」こと。 第2に、「最も首相にふさわしいのは?」という調査で、菅直人総理の18ポイントに対して、谷垣禎一自民党総裁が1.2ポイントしか獲得していないことだ。(ため息)

 この差は一体、何だろう?! 谷垣総裁の政治家としての実績は申し分ない。 明確な政治哲学もあるし、政策にも詳しいし、イメージもクリーンだし、人柄も誠実そのものだ。 地元の支持者がよく指摘する「インパクトが足りない」ということなのか?! 谷垣総裁への国民の期待を高めるために、何をしたらいいのか?! 本気で戦略を練ったほうがいいと思う。

 あ、マスコミ関係者が来た。 この続きは次回のブログで。

 
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挨拶回りは9階から

2010年8月23日

 本日は、午前9時30分から、政策審議会長就任の挨拶回りをやる。 先週の金曜日に、議員会館の最上階(12階)からスタート。 午後5時に中断した。 ええと、今日は、9階の上野みちこ参院議員の部屋からだ、な。

 2日前から、笑顔が多くなった。 世の中って、うまく出来ている。 「怒りのエネルギー」が、「やる気のエネルギー」に変わりつつある。

 さあて、と。 熱い紅茶をもう一杯飲んで、永田町に出撃する。  


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