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経済紙のスポーツ記事はどうして面白い? [writer's work]

 経済紙のスポーツ記事って、人気があるし評価が高いですよね。日経新聞も
そうだし、アメリカではウォールストリート・ジャーナル紙のスポーツ記事もかなり
人気です。

WSJ.JPG


 WSJ(ウォールストリート・ジャーナル)のスポーツ記事は、かなり独特で面白い。
仕事柄、大リーグの記事をよく読むのですが、先日はWSJに
「大リーグにこんなマザコン選手がいるw」
 という感じの記事がありました。

 アスレチックスにタイソン・ロスというピッチャーがいるのですが、彼は23歳の新人
で年俸は最低水準の40万ドル(約3千500万円)くらいなんですけど、実家が球団
本拠地の近くにあるため、両親と同居し自宅通いをしているというのです。
 そしてWSJの記者はこのロスという若いピッチャーに、休みの日はどうしているの
かと聞いたらしい。すると「この前、お母さんとトイストーリー3を観に行った」と言った
らしい。

         何千万も年俸貰ってる23歳の男が、ママと一緒に
         トイストーリーの映画観に行くってwww

 ロス君にはガールフレンドもいて、彼女が遊びに来たりお泊りしていくこともある。
ロス君とご両親はまったく気にせず普通に接するんだけど、彼女の方は本当は
2人きりで過ごしたいし、気も遣うのでやや当惑気味の様子。WSJの記者は
ロス君の彼女にも取材しているんですよね。

 こんな記事を書けるのは、WSJくらいでしょう。常に大リーグを取材しているわけ
ではないから、しがらみもなくて、比較的に大胆な記事や、他紙とはまったく視点
の違う記事が書けます。サッカーのワールドカップの記事も読んだけど「サッカーは
点が入らないからつまらない。もっと手を使ったり、どんどん当たりにいってもOKに
しろ」など、過激なことを書いていました。

 現場に取材に行っていると日経の記者さんにもお会いすることがあるけど、
日経も日々の試合の記事を書くわけではないので、他の記者とはちょっと離れて
別行動をしているような感じです。ひとつのテーマをじっくり取材できるので、
同業者からも羨ましがられています。

 ところで、ちょっと前ですが、桑田真澄さんが『心の野球』という本を出版され
ました。
心の野球―超効率的努力のススメ

 桑田さんが大リーグでプレーしていた1年とちょっとの
間、取材させていただいたのですが、本当にいい経験
でした。キャンプ地の宿舎にインタビューに伺った際、
桑田さん特製の手作りサンドイッチを出していただいた。
美味しかったです。

マザコン男は買いである (祥伝社新書)


マザコン


格下婚のススメ


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