2010.08/23(Mon)

続:手ぬるい行政

先日の悪徳繁殖業者の件で、連絡が入りました。

現場に行政指導に入ったそうです。
が!!
*頭数を減らす
*扇風機を入れる

ハァ???そんな手ぬるい事でいいの???
ひとつのサークルに7〜8頭入っているんですよ!!
それにはあまり問題無く、頭数を減らせば大丈夫な事。
行政にはまたまたガッカリです。
そんな甘っちょろい事言ってるから、業者は、のさばって好き放題をしてるの判っているのか?

だいたい初めての指導では無い。
何度も行っているはず。
最初に行った時も頭数を減らすように指導しているのでしょ?
それを聞かないで、どんどんと酷い環境になっているのに、また同じ指導?

子供でも一度怒られたら、少しは聞きますよ。
命とも思わないから、あんな環境に犬を置けるんでしょ。
そんなんで、いいのか!!
苦情があって、渋々動いただけのお役所仕事。

動物取扱業者に改善指導としての虐待の定義がある。
その中のいくつもに該当しているではないか!!

あの状況を何年も見過ごしている行政に問題アリ。
一生をあの劣悪な環境で過ごし、甘える事も喜ぶ事も嬉しい事も何も知らずに、ただ時が過ぎるだけの子達。
この環境改善を指導すべく、行政があまりにも甘っちょろいから、日本では、可哀相な子達が減らず、繁殖業者が増え続けているだ。

何度も指導に入って、改善する気すらない。
普通なら、動物取扱業一発取り消しになってもおかしくない。
狂犬病予防注射はどうなった!!
登録はどうなった!!
猶予を与えている。
法に触れているにも関わらず、何年も見過ごしている。
お役所の職員が、猶予を与える事なんか出来るの?

私達がスピード違反で捕まって、お金がないからと猶予をくれるの?
それと同じである。

モンモンとした気分である。
行政にはガッカリより腹が立つ。

動物愛護先進国を目指し、頑張る人も沢山います。
海外では、こんな繁殖屋はありませんが、あったとしたら即逮捕ですよ。

熊本のセンターも日本初、処分ゼロに踏み切った。
マスコミが騒いだ記憶もまだ新しい。
しかし、処分しないとTVでじゃんじゃん流れ、熊本なら里親を探してくれると、近県等の放棄者が、熊本に犬を捨てに来る数が増えた。
そして・・・とうとう殺処分は再び始まった。
悲しい話です。
日本全国のセンターも見習って、処分ゼロを掲げて欲しいと思っていました。
一般のボラさん達も協力していた。

実際、熊本のセンターは本当に大変だった。
処分を行わず、里親探しを必死でやり、多頭の世話。

殺処分を実施しなければならなくなった頭数に膨れ上がった。

今回の件で、またどこのセンターも「やっぱり無理か・・・」と、諦めただろう。

そりゃ根本的な問題を甘くしているから、放棄犬が増えるのですよ。
徹底的に、繁殖業者を取り締まらなければ数が増え続けるだけ。

考えれば誰でも判るでしょ!!

動物取扱業の講習に行くと、ブリーダーと呼ばれる繁殖屋がほとんどである。
行政の職員と仲良く話している。
やぁ!やぁ!と言った感じ。
友達ですか?みたいな雰囲気。
あんなのを見てると、指導の甘さが判るような気もする。

何の為に出来た法律?
物言わぬ子達を守る為にではないのか!!
今回の指導の件については、行政に抗議する。
あの、息も出来ないような悪臭の中、今現在もワン達は、泣き叫んでいるのだ。
「助けて!!ここから出して!!」と。

私達が、監視の目を向けるのは悪徳業者では無く、行政かも知れない。。。

*支援物資のお願い*
現在、メーカー様よりご支援頂きましたフードを中心に使用させて頂いております。
しかし、全ての子が一緒のフードではございません。
下痢になってしまう子達もおります。
今現在、一種類のフードだけになってしまって、缶詰で調整しております。

ユーカヌバ(成犬用)小粒
サイエンスダイエット(成犬用)小粒
ヒルズr/d
スペシフィック 犬 CRD-1

ご協力をお願い致します。 <(_ _)>
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2010.08/22(Sun)

2度目のチャレンジ

猛烈に忙しい日が続いています。
まして、連日の猛暑で犬も人もバテバテです。

私事ですが、実家の父が倒れ救急車で搬送されたと連絡があって、金曜日急遽大阪に走りました。
土曜日からAちゃんが、夏休み休暇の4連休なので、翌朝シェルターにとんぼ帰り。
ワンのご飯は私かAちゃんしか無理なんですよね。。。(^_^;)
で、埼玉から1週間来て下さっていた、ボランティアさんも土曜の夜まで。。。
こういう活動をしていると、親戚の告別式にも出れず、今回、親のそばについてあげる事も出来なくなりますね。
でも、シェルターでワン達が待っていると思うと、どうしても帰らなくては・・・と言う気持ちが勝ってしまいます。

今日は、大阪からYちゃんが応援に入ってくれました。  感謝。
駅にお迎えに行って、そのままひゅうがを病院へ。

腹水を抜いて今日でちょうど一ヶ月でした。
ここ最近の息使いや、動きが悪く、再度チャレンジする事になりました。
休診にも関わらず処置して頂き、本当に有難うございました。

診察台に乗って、ひゅうが緊張でドキドキで固まっています。
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前回より短時間で終了。
しかし、腹水は3.5Lありました。
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身体が軽くなって、サササーと歩き始めています。
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嬉しい事があると、ひゅうがは必ずお手をするんです♪
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楽になったんだね。良かった良かった!!
この腹水を抜く間隔がひゅうがの寿命のようです。
シェルターに戻って、食事をとらせました。
どんなに食べても栄養は全てこの腹水に流れているそうです。
だから、ひゅうがは全く太る事も出来ず、ガリガリの状態。
御飯が終って、皆とお外で遊びました。

そこに、名古屋のいつも応援して下さってる、エステの先生達が、ひゅうがやかえで、フローに会いに来て下さったのです。
みんな、優しい笑顔なんですよね。。。
私達も何かのんびりした気分になります。
この先生を見て、私がいつも思い出すのは、教会の絵で、マリア様が手を差しのべられている絵です。
そんな感じなんです。
この先生は、お友達や職場の方たちにも同じ感じなんですよね♪
スタッフの方もいつもニコニコとワンに優しく語りかけておられます。
わざわざ、旅行中に寄って下さいました。
ひゅうが、きちんとお礼が言えましたよ。
皆さんに挨拶に行っていました。

我らのアイドル???
「じぃ」ですが・・・。
そろそろお迎えの日がきているのかしら???と思う毎日です。
お耳が聞こえないので、どんなにバタバタしていても、ぐっすり眠っています。
目を凝らしてお腹の動きを見ています。
そんな日々を過ごしていましたが、口内にブツ発見!!
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親指大くらいの腫瘍が左内あごに出来ていて。。。
私的には、たぶん・・・・癌が転移したのだと思います。
じぃは、数年前に腫瘍摘出手術を受け、取ったブツを病理に出してもらいました。
余命数ヵ月。
この時、私は聞き間違って、余命一ヶ月と聞き、号泣した覚えがあります(^_^;)
高齢のためか進行が遅く、あれから4年ほど経っています。
ひゅうがの腹水を抜いてもらっている時に、じぃの事を相談したのですが。。。

21歳の高齢で、麻酔はもう無理。
私も同じ考えです。
今は、食欲も旺盛。
私の姿を見つけると、ウォンウォン「奥さぁーーーーン、何か忘れてまへんかぁ?わしに何かあげようと思ってたんちゃいまんのん???」って感じで、呼んでおります(^_^;)
フードは、ドライから缶詰だけに変更しました。
冷え冷えのお部屋で、グーガーグーガー寝てる姿を見ていると、このままのんびり好き放題して時間を過ごして欲しいと思っています。

*支援物資のお願い*
現在、メーカー様よりご支援頂きましたフードを中心に使用させて頂いております。
しかし、全ての子が一緒のフードではございません。
下痢になってしまう子達もおります。
今現在、一種類のフードだけになってしまって、缶詰で調整しております。

ユーカヌバ(成犬用)小粒
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2010.08/19(Thu)

あなたはどう思いますか?

関西でブリーダーが山に犬を捨てたニュースがつい最近ありましたね。
TVで騒がれると、「可哀相だ・・・」と、管理センターに保護されたワン達に、里親になりたいと手を挙げる人が多く現れます。

確かにその子達には、何の罪もなく可哀相にと、私自身も思います。

しかし、不要になって捨てた人間の事はどう思いますか?
最低な人間です。
今まで散々、金儲けの為に出産に使って、用済みになってゴミ同然で捨てる。
「邪魔」と、言う事です。

その子達を可哀相だと引き取ってあげる事は、この最低な人間をらくにしてやっている事ですね。
お金のかかる邪魔な犬は、居なくなった。
さぁ、ドンドン産ませてドンドン稼ぐよぉーーーと、繁殖屋は喜んでいます。

以前、繁殖屋の人間が、こんな事を言っていました。
「ブリーダー仲間で、流れているが、老犬になった不要犬は動物愛護してる人間に泣きつけばどうにかしてくれる」と。
これは現実の事です。
私達が、団体を立ち上げた頃、ボランティアで入っていた、ワンちゃんの洋服を販売している人が、しょっちゅう電話で「ショップに居る子なんだけど、出産も終わりでそちらで里親探してくれない?」なんて、よく話がありました。

昨日、団体から里親様の元に行ったF様からコメントを頂きました。
F様も保護活動を一生懸命頑張っておられます。
その方も、考えさせられる大きな問題だとおっしゃっていました。

「犬にお金をかけない悪質なブリーダーがいるので、犬の価格が下
がり、買い求めやすくなり、其の結果、安易に買い、安易に捨てる。そし
て、心優しい愛護団体が、商品として価値のなくなった犬をブリーダーから
引き取り、里親探しをする。悪循環ですよね。
可哀想だからとブリーダーから安易に引き取り里親探しをすること機具し
ております。

廃業届けを出させなければ、結局、悪徳ブリーダーに加担していることに
なるような気がしてなりません。

消えようとしている目の前の命、救わなければというのはすごく気持ちわ
かるのですが。。。根本的解決にはなってないような。。」


その通りなんですよね。。。
繁殖屋は、痛い所をついて来ます。
引き取ってくれなくっても、結構!!
こちらで処分するから。。。と、言います。

命を大切にする人達の心を遊んでいます。
卑劣です。

日本の現状を海外の動物愛護先進国の方達が、見ればどう感じるのでしょう。
日本人に犬を扱わせてはいけない!!と思うに決まっています。

ちょっと話がそれますが、夕方の電話。
「元彼の家の電気代未納で、クーラーが止まって、犬がハァハァ暑がってこのままだったら死んでしまいそうで、引き取ってくれませんか?」
その男性に電話を入れて話を聞きました。
ショップで大きくなったダックスが1万円で売っていたそうです。
彼女が「安いから買っとき!と、無理やり買わされた。僕はさほど犬は好きではないけど、今は情がうつって。。。」と言う事でした。
このダックスが、1万円じゃなかったら、この男女は買っていません。
しきりに、僕が金出したいぬやし・・・とか、彼女は保健所に連れて行くと言ってるし。。。と。

まぁ、うちに里親希望の面談にお見えになっていたら、10秒の会話でお帰りになって頂いたでしょう。
怖くて、ワンを託すことなんて出来ませんから。。。

ショップは、お金さえ払えば、どんな人にでも売ります。
以前、チワワの屋外飼育で相談電話があった事もありました。
真冬の雪の中、チワワが犬小屋でブルブル震えていると。。。

ペット産業全てに、大きな問題あり。
取扱業をおろす行政が大元である。

動物取扱業の申請の時は、50頭。
その後、一年経てば、300に膨れ上がっている。
そりゃ、犬は年に2回出産する事が出来ます。
一回の出産頭数も4頭平均。
1年後に、行政は見回っていますか?
そんな事している訳がありません。

大阪市の管理センターでも言ってました。
業務は沢山ある。
そんなことばっかりやってられないと。

随分昔から、この問題はイタチごっこのようです。
何とかしなければ、日本は変わる事はないです!!
動物達が安心して暮らせる日本であって欲しいと、願う気持ちが大きくても、何も変わる事はない。
狂犬病予防法を犯している業者の取り締まりを徹底してもらわねばなりません。

それしかないのですよ!!
これを徹底すれば、無謀な頭数を管理する事なんて業者は出来ませんから。。。

廃業繁殖業者から救い出された子達が、私達のそばにも沢山います。
この子達は、必死で訴えています。
ボロボロに傷ついた身体を引きずりながら、人間に訴えています。

もう、これ以上苦しめないで・・・。
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2010.08/18(Wed)

手ぬるい行政

ある大きな問題から、急遽某繁殖場に出向きました。

泣き叫ぶ声を聞きながら「まだ、こんな所があるんだ・・・酷すぎる。」としか言葉が出なかった。

ブリーダーとは、呼べない。
純血種を守る為、きちんとしたブリーディングを行っている人をブリーダー。
これは、悪徳繁殖屋である。
こう言う所と知らずに、ショップに並べられた可愛い子犬を購入した飼い主さんが、後々泣く。
先天性遺伝疾患。

動物愛護法改正に、向けて表上は、良い事ばかりが流れている。
しかし、現実のペット大国日本は、動物達にとっては地獄そのものである。

ここのオーナーから「引き取ってくれるのか?」と言う言葉が出た。
馬鹿を言ってはいけない。
私達も何度か、繁殖屋に入っているが、全頭放棄=廃業届を出してのレスキューである。

他の保護団体を責める事はしないが、こう言う繁殖屋から、ちょびちょび犬を出して、里親募集をしている処もある。
これも如何なものか?
これは、繁殖屋の手助け。
不幸な犬を増やす事にしか過ぎない。
今回の繁殖屋も不要犬を引き取ってくれるのか?と言った。
繁殖屋を楽にさせるだけ。
出産をしなくなった老犬はそりゃ、要らない。
居れば、食事もするし無駄な経費がかかる。

何年か前に行った繁殖屋も酷い事をしていた。
老犬が入っている、ケージのドアを木で蓋をしていた。
たまたま私が、「ここ何?」と聞いて、そこの親父が「これ年寄りで要らん犬やし、餌も要らんやろ」と、耽々と言った。
その子は、今動物病院の先生のお家で、楽しく毎日を過ごしている。

今回の現場。
骨と皮だけになった子が、虫の息で横たわっていた。
掃除をしていた従業員は、その前を素通り。

従業員に訪ねた。
「全部で何頭?」
「100頭くらいやと・・・」
把握していないのだ。

ケージの数は、50から60。
ひとつのサークルに最高7〜8が入っている。
一頭で入っていたのは、たった2頭。
ざっと数えただけでも200は居る。
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目の前に居たシーズー5頭?のうち一頭が他の犬から苛められていた。
総攻撃を受けている。
当然雄雌ごちゃ混ぜに入れて、交配。
従業員の話によると、朝来て死んでいる犬は居る。
この狭いサークルの中で、出産し、子供が詰まって死んでいる事も。。。

完全に道具扱いである。
この狭い中に、何年入れられているのだろう。
運動は全くなし。
従業員一人が、ボーと外に座っていた。
茹だる暑さ。
一人でやっているらしい。
何をするのかと聞けば、餌をやって、新聞の入れ替え。
全頭のサークルを掃除している訳ではない。
犬舎も全て間に合わせ状態で、積み上げられて、上は今にも落ちそうになっていた。
ポリのゴミ箱の中で、ピョンピョン飛んでいる犬。
Z2.jpg
入る場所がない???

人気犬種がボロボロになって叫んでいる。
チワワ・ダックス・トイプー・フレブル・シーズー等など。

氷山の一角に過ぎない、悪徳繁殖屋。

行政は何をしているのか!!
指導しているのか?
手ぬるい!!

個人の所有物であるから、法で取り締まるしかないだろう。
第一に狂犬病予防注射・畜犬登録。
当然ながら、繁殖業者も行わないといけない。

さて、ペット大国日本の繁殖業者のどれだけがやっているのか?
一頭につき、¥6200かかる。
2年目からは、毎年¥3200。
頭数X¥6200を業者がやっているのか???
ほとんどが、やっていない!!

これは明らかに法律違反ではないか!!
どうして取り締まらない!!

こう言う悪質繁殖屋を排除するには、これしかない。
そうすれば、どっと悪徳繁殖屋は減る。

某県の畜産課の課長に、この話をした事がある。
そしたら、なんと言ったと思います?
「そんな事、他の所もやってないし、他がやるなら・・・」と、逃げ腰で、早々に話を切った。
ちょ ちょっと・・・・なんでやねん!!
一番大切な事でしょ!!

だいたい、行政が手ぬるいから、悪徳繁殖屋は、金儲けの為にのさばっているのだ。
何の罪の無い子達が、地獄の中で苦しんでいるんだ。
許せないでしょ。
解放してあげないといけない。
あんな場所から、一刻も早くに出してあげないといけない。

当シェルターに居る子達の中にも、このような劣悪な環境から来た子がいる。
今は、表情も変わりランを思いっきり走っている。
犬本来の幸せを感じている。
里親様の元に行った子達も、多く居る。
胸に抱かれ、話しかけられ、安心した生活を送っている。

しかし、自分達と同じ仲間が、苦しんでいる。

狂犬病予防法に則って、早急に行政が動かなければ、闇の中に命は消えて行く。

子供にだってわかる事を行政は何故、行動に移さないのか?????

滋賀県内にも、動物取扱業者が、400件ほどある。
狂犬病予防注射・登録をしている業者は、この何%だろうか?
何年も、見逃している行政。
何故?
法を犯しているんですよ!!
何故、取扱業の取り消しをしない。

今回の現場にも、行政は何度も指導に入っているそうです。
なのにどうして放置している?
従業員が証言しているんですよ。
死んでいる犬もいると。。。
役所の人が来たけど、中を見ないで帰ったと。。。
職務怠慢なのではないか!!

悲しむ子達を減らす解決法は、今はこれだけである。

一般の飼い主には、登録・狂犬病予防注射を義務付け、業者には、猶予を与えているなんておかしな話である。


ペット業界の大手では、動物愛護に力を入れているように宣伝している処も多い。
しかし・・・
末端の繁殖業者は全く逆である。
酷い環境で出産させられた、子犬達が綺麗な店頭に並んでいる。
愛くるしい子犬の母親は、ボロ雑巾のようでどう見ても老犬。

買わないで!!と、言っても初めて犬を飼う人は、何も知らずペットショップで・・・と、思う人が多い。

食い止めなければいけない。
悪徳繁殖業者を取り締まるのは、行政が動かなければ何も進まない。

現在、この現場の状況は警察も動いている。

追ってこの件はご報告させて頂きます。


代表も「ずばり一言」で同記事をアップしております。
是非、ご覧下さい。

*今日のひゅうが*
先生と相談し、再度腹水を抜く事にしました。
眠る時間が多くなっているように感じます。
食べ物にも好き嫌いが出て来て、同じ物しか現在は食べなくなっています。

00:00  |  未分類  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2010.08/17(Tue)

知ってもらう事

皆様にご心配を頂いております、ひゅうが君。
今日も変わりなく過ごしてくれました。
息使いがハァハァと気になりますが、食欲もあります。
あまり外で遊ぶのは負担になると思いますが、お外が大好きです。
長年、狭い所で過ごして来た分、シェルターでの開放感に満喫し、かえでと共にあちこちフラフラ探索しています。
どの子も同じです。
クレートでの長年の生活を脱し、自由の扉がオープン。
爽快に走る姿を見ていると、本来のワン達の行動が良く判ります。

ボクサーのラハもそうです。
大型犬が、狭い狭いケージで生活し、床ずれの繰り返しでした。
関節もカチカチでロボットのような動きでした。

颯爽とラハが走るようになって欲しいと、夢見ています。
レスキューから毎日見ている私には、ラハの変わりようがはっきりと判ります。

初めて見る方は、歩き方が歪に見えますが、私にはラハがスキップしているように見えます。
グラグラユラフラのラハでした。
しょっちゅう、転んでいました。
犬舎の段も超えれませんでした。

今は、事務所でずっと暮らしていますが、私達が作業していて、ハッ!と気付くと、ラハが犬舎に来ていたり。。。(^_^;)

不思議なんですが、他のワンが犬舎内をウロウロすると、皆ワンワン鳴くのですが、ラハには誰も吠えかかる事がありません。
他のワン達は、ラハをどう思っているのでしょうね。。。。
ワン達の中でも、色々な関係が築かれているのでしょう。

傷ついて人間を恐れ、心の扉を閉じてしまった子達。
しかし、閉じられた扉は、また人によってジワジワと開けられて行くのです。
ワン達は、純粋な生き物です。
信じる事しか出来ません。
疑う事なんて知りません。
だから、深く傷ついた子は身体全部で、悲しみを表現します。

レスキューされてくる子達は、皆泣いています。
人間が大好きで、たまらないのに人間に苦しめられた子達。

助けられた子達は、再び生まれ変わります。
そして、満面の笑みを浮かべてくれます。

シェルターを卒業したアイトからお手紙が来ました。
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3年間のシェルター生活とさよならし、普通のワン生活を楽しく過ごさせて頂いています。
夏休み、温泉旅行に連れて行ってもらっています。
感激です!!
アイトの声が聞こえます。
「僕、幸せ一杯だよーーーー♪毎日が楽しくって嬉しくって仕方ないよ!!」
この笑顔が、一番の贈り物です。
T様、ありがとうございます。

フローも頑張って、卒業を目指します。

卒業生から沢山のお写真・お便りを頂きます。  感謝

追ってご紹介させて頂きます。

ワンちゃんと暮らしておられる方の中にも、シェルターで家族を待つ子達が居る事をご存じない方が、沢山おられます。
全てのワン達が、自分ちの子と同じように幸せに生活していると。。。
シェルターに来られる方からも、そんなお話をよく聞きます。
「全く知らなかった!!」と。

動物愛護に、ご協力頂く事の第一歩は、まず友達など周りの方に、お話をして下さるだけでも、救いの手が広がって行くと思います。

涙を流す動物達が居ない世の中であって欲しいです。


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しかし、全ての子が一緒のフードではございません。
下痢になってしまう子達もおります。
今現在、一種類のフードだけになってしまって、缶詰で調整しております。

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