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回答(18)
古代中国語の影響は大きいと思います。
戦後の日本人が、英語の影響で「ディ」や「シェ」などの発音ができるようになったのと同様、
漢語が入ってきたとき、それまでできなかった音ができるようになりました。
拗音(キャ、キュ、キョ、クヮなど)の確立をもたらしたこと、それまで無かった語頭の濁音、語頭のラ行音ができるようになったことが挙げられます。
漢語だけでなく和語を表記する際にも、漢字を用いるのは日本独特だと思います。韓国でも漢字の訓読みはありますが、それは漢字を解釈するだけで、韓国語固有語の表記には用いず、漢語の表記だけに漢字を使います。ですから「プサン」には「釜山」という漢字を使いますが、「ソウル」(首都、みやこという意味)に漢字は使いません。
また漢文訓読も日本独自で、韓国では、漢文の一文を音読したあと、そこに韓国語の接続助詞つけるだけという方法をとっています。
投稿日時 - 2004-09-18 12:37:10
no,16さん御教授ありがとうございます。
ご指摘の件、私も熟知しております。
(そうでなければ漢字は日本で使用出来ないと存じます)
しかし、音訓読みという矛盾が発生してしまいます。
音は中国読みであり、輸入品です。
自国の文化のみで文化を発展させようと言うのは少し強引な説です。
良いものは取り入れ、自らの発展を促すのが得策であり、
>漢字を日本語に合わせて使い出すというアジアの何処の国もやらない離れ業をやり出すのです。
ここまで素晴らしい日本人は、
音読みと言う中国文字でも即座に日本語化出来るシステムを作成したのではないでしょうか?
中国の影響を受けない事はまず不可能です。
投稿日時 - 2004-09-18 02:31:17
たびたびすみませんNo.6です。
色々な人の解答を見ると面白く参考になる事もありますが、どうも言葉の発生・発達と文字の使用を区別しないで書いている人もいると思われます。世界中どの民族でも言語の使用は文字の使用よりもずっと早く、文字が無ければ
言葉を話せない民族なんていない訳です。つまり言語の研究と文字の研究は別物と言う事を言いたいのですが。
それから、漢字が日本語に影響を与えたんじゃないかという人にですが、日本人は漢字を漢字として読まなかったのです。、日本人は日本語を漢字に合わせず、漢字を日本語に合わせて使い出すというアジアの何処の国もやらない離れ業をやり出すのです。(万葉集等の万葉がなの存在により分かる)これ以降この離れ業はカタカナやひらがなの発明に連がります。ついでに言うとこの時点で漢字が日本に入ってきてから500年以上経っています。
1回目の解答で最古の石器が10万年前と書きましたが70万年前の物もあるみたいです。(東北福祉大教授発掘中)
投稿日時 - 2004-09-18 01:52:53
皆さん良好な回答が多いので、私的な考えです。
日本語の起源を調べる基になるのは、弥生時代以前の言語を基本にしなければなりません。
記録の少なさから、こうだ。と言う説が出ないようです。
弥生時代以降、大陸からの交流によって次第に変化し、中国の文字を取り入れ、中国の文字の影響を強く受けてしまいます。更に、ポルトガル、オランダの単語が輸入されて行きます。
韓国の新聞も、ハングル文字+中国文字です。
(中国の影響を強く受けています)
どうも、この2国はかなり中国の影響を受けているようです。
中国の漢詩が、少し教われば理解出来る。
この現象は、日本語は、中国文字で相当変化している証拠です。
韓国新聞も、漢字の部分で何がかいてあるのか分かる場合があるそうです。
弥生時代以前の記録が乏しく研究が進まない。
日本人の起源と言語起源。
これらはどうも未知の世界らしいです。^^
投稿日時 - 2004-09-17 23:49:49
日本語はいまだに系統不明の言語です。ですから、この問題を取り上げるといろいろな人がいろいろな主張をするでしょう。
日本語と同系とされるのは琉球語だけで、1700年まえに分岐したとされています(琉球語は日本語の九州方言の一部とする立場もあります)。
日本語の系統は、トルコ語、朝鮮語、チベット語、インドネシア語、タガログ語、アイヌ語、タミル語などなど、さまざまな立場から主張されましたが、今ひとつ、どれも決定的な証拠に欠けているのです。
さて朝鮮語ですが、同系の認定には音韻規則が対応しているかが重要ですが、日本語と朝鮮語では文法は似ていても音韻構造はかなり違います。日本語で子音で終わる音は「ん」しかありませんが、朝鮮語では英語のように子音で終わる語がたくさんあるのです。
それに身体語彙や数字などの基礎語彙に関してもほとんど対応しません。
日本語と同じ単語が多いと感じられたのは、漢語です。日本も朝鮮も中国から漢語と漢字を輸入しました。そういった外来語は一致します。それから、日本の植民地時代に日本から韓国に入った語彙もけっこうあります。
逆に古くに朝鮮から日本に入った言葉もいくつかあります。てら、だるま、みそ、しま、などです。
ちなみに朝鮮語もウラル・アルタイ語族だと言われていますが、いまだに系統不明の言語の一つです。
投稿日時 - 2004-09-17 20:10:07
韓国語は元々トルコ語・モンゴル語・満州語・日本語あたりと同系統の言語だと言われています。
また漢字文化圏のため、お互いの言語が交流しやすいというのもあります。実際奈良時代ぐらいまでは、通訳を介さずに会話できていたのではと推定している人もいます。どちらが起源というのではなく、系統としては同じ流れに属しているということでしょう。
で文法ではなく、単に単語が同じというだけの話では起源云々を語るのは早々すぎます。
日本語から英語になったものも多々ありますし、
カブキ、スシ、ゲイシャなどの古来文化のものから、カンバンホウシキ、マンガ、ヘンタイ、カロウシなど現代用語まで、こちらは概念も含みますから、造語するよりはそのまま移植される訳で。逆パターンだったらこのページだけでも、ログアウト、プロフィール、カテゴリー、ガイドなどなど多数ありますが、これを以って日本語-英語起源説を唱えるのは無茶な話です。
また韓国は一時期日本の植民地化におかれた訳で、文化の交流はより密接です。そのまま単語の音から概念まで移植しあってて当然どころか、多くない方が不思議と。
投稿日時 - 2004-09-17 18:39:09
文法などに類似する点があるため、日本語と朝鮮語は同一の祖語を持つ言語と考えられます。しかし、その近縁語はトルコ語だったり、東欧に残っていたりと幅広く、あまりよく分かっていません。
また、朝鮮語と日本語に似たような語が多いのは漢文の単語をそのまま双方が使っていることや、明治維新後に日本で生まれた西洋の概念を漢字で著した語が朝鮮語に移植されたためです。
日本は西洋化が早かったため、こうした語の殆どは日本産。中国語に逆輸入された例もあります。当時は日本語経由で西洋文明を移植する方が楽だったのですね。
特に朝鮮語では、また、日韓併合で日本の行政用語が朝鮮半島でも使われるようになったために日本語発祥の語が残されることになりました。
現在の言葉が似ているからと言って、「この言葉の起源はこれ」と決め付けるのはあまり学門的な真摯な姿勢とは言い難いと思います。
清水義範の小説「序文」(英語の日本語起源説というものが出て来る。斬る→killとか名前→nameとか)とほぼ同じとすら思えてきます。
投稿日時 - 2004-09-17 16:36:54
原型=現在の形の基という意味では“やまとことば”に1票。
ルーツという意味では,日本人のルーツ自体が謎とされているので諸説紛糾という状態ではないでしょうか。オーストロネシア語説を展開していけば,人によってはナンセンスと感じるかもしれませんが,ムー大陸説まで出てくると。
>日本語と同じ単語が多いように思います。
音とそれが指し示すものということであれば,日本語によく似た言葉が南米や南アジアの土着の言葉にあります。「ムー大陸の謎」(金子史朗著,講談社)やJ・チャーチワードの諸作品等によればムーが沈没したときそこから逃げた人々が太平洋を取り囲む諸国に逃れたとされるので,この節も有力?
投稿日時 - 2004-09-17 15:59:50
テレビとかで聞いたことがある単語が頻繁に出てくるのは日本の法律とか行政をそのままパクったからではないですか?中国も近代の法律は日本のをそのまま訳しただけだし。
【噴水台】造語後進国 http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=opi&cont=opi0&aid=20010705220021100
参考URL:http://p57.aaacafe.ne.jp/~pakuri/
投稿日時 - 2004-09-17 15:01:46
結論から先に言ってしまえば違います。日本では、万葉集などによる万葉がなが残っているので古代日本語が研究できますが、韓国には古代朝鮮語が残っていないのが現状であり古代日本語と古代朝鮮語の関係を研究できない状態です。韓国の人が日本語のルーツは朝鮮半島だとか言う本を何冊か書かれていますが、学問的裏付けは無いとみられています。日本語と同じ系統の言語はまだ発見されていません。
単語的に似たものがあるというのは南洋諸島、大陸方面いくつかありますが、それは、過去にそこと交流があったというだけで言語のルーツや系統とは全く別の話です。現在日本には、明治以来入って来た英語の影響が数多くありますが、英語が日本語のルーツだとか英語と日本語は同じ系統だとは言えないと言えば分かり易いと思います。
日本では、石器だと10万年前、木炭は3万年前、縄文式土器は1万年前の物が発見されてます。特に木炭は世界最古の物であり偶然できるものでもないし高い技術と知識の蓄積が必要であり、その頃にはもう原日本語は話されていたと考えられています。(10万年前とする学者もいますが)
朝鮮語と日本語の関係は、小説的には面白いですが、学術的に証明すれば大発見になります。(最近のかつて朝鮮半島には原人がいたみたいな。)
投稿日時 - 2004-09-17 14:46:10
文法上では非常に類似点がみられますが、語彙(固有語)についてはほとんど類似はありません。
たしかに、ご質問の様に似ている単語とのことですがこれは同じ漢字文化圏であること、そして長期間にわたる日本語の使用による単語の定着化と新語の借用によるものです。(特に経済・社会用語)
たとえば
年歳(ヨンセ) 年齢
求景(クギョン) 見物
福徳房(ボクトクパン) 不動産屋
食口(シック) 家族
男便(ナムピョン) 夫
便紙(ピョンジ) 手紙
多情(タジョン) 仲良し
外人(ウェイン) 部外者
など日本語とは違う用法も多いです。
蛇足ですが
日本語の中で古代から残るものとしては
百済はペッチェといいますが、「くだら」と呼びますね。朝鮮語のクンナラ(偉大な国)がそのまま読みになっているとのことです。
その他、奈良・・ナラ(国)、海神(わだつみ)・・パダ(海)、母屋(おもや)・・オモニ(母)など
日本語については古い言葉に影響があるようですね。
投稿日時 - 2004-09-17 13:52:38
日本語の起源は、日本です。
「やまとことば」として、現在でも残っている言葉としては、
つばめ、すずめ、うめく、などがあります。
又、完全な外来語というのもあります。
「馬-ウマ」「梅-ウメ」などは中国語の発音が起源だという説が定説です。
どちらかというと、韓国語の方が日本語をまねている例が多いようです。
似ている単語が多いのは、それが原因だと思います。
日本の天皇家の祖先は半島を経由して日本列島に来たというのが定説ですから、支配階級の言葉として大古の半島の言葉というのはあったかもしれないと思います。
ただし蒙古の占領ではないので、言語の押しつけ教育などはしていないので、当時の日本人には浸透していかなかったはずです。
戦前の日本は半島で日本語の押しつけ教育をしたので、それが韓国語に影響をしているという事は考えられますけど。
投稿日時 - 2004-09-17 13:20:11
現代日本人の血の割合ですが、縄文人1に対して渡来人2~3ですから、渡来人の影響を受けた事は間違いありません。
しかしながら100人ほどの集落にいきなり200人以上の外国人が押し寄せた訳ではなく、紀元前10世紀頃から数百年かけて徐々に渡来人がやってきます。
それを考えれば、土着の言葉に渡来人の言葉が混じって日本語が出来たと考えた方が自然に思われます。
そして土着の言語は南方系のオーストロネシア語と北方系のツングース語の混ざった言葉であったと考えられます。
特徴として(関裕二氏の資料による)
1. 音節が簡単で二重子音が無く、母音で終わる
2. 「らりるれろ」で始まる単語はもともと無かった
3. 修飾される言葉の前に修飾語が置かれる
4. 目的語が動詞の前に来て、述語は最後
という事から、アルタイ語に似ている。
しかしながら似ているのは文法だけで、単語で似てる物が殆ど無く、音韻対応もしていない為、「混ざった言葉:混血言語」と考えてよいでしょう。
投稿日時 - 2004-09-17 13:05:50
漢語じゃなかったっけ
ひらがな,かたかなは漢字から発生し,日本で生まれたと聞いた覚えがあるけど。
もともと,日本人の血自体は大陸系と北方系,南方系の混合種だからね…
下記サイトでは「日本語の起源」がインドネシア語やハワイ語が属するオーストロネシア語族にありとしているようです。
どちらにしても朝鮮語ではないようですね…
参考URL:http://www.biwa.ne.jp/~ichhan-j/contents.htm
投稿日時 - 2004-09-17 12:56:22