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2010年8月23日(月) 19:30 |
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岡山国際ホテルが民事再生手続き
岡山市のホテルオークラ岡山を経営する岡山国際ホテルが民事再生手続きを申請し、受理されました。 今後、営業を続けながら資金援助を受けるスポンサーを探すことになります。
岡山国際ホテルはピーク時に29億円あった売上高が、今年3月期には13億8500万円にまで落ち込み、単年度の赤字も3億500万円に上るなど、苦しい経営が続いていました。 今年7月末の負債総額は14億3900万円で、この状態が続くと経営破たんの恐れもあることから、23日岡山地裁に民事再生の手続きを申請し受理されました。 岡山国際ホテルは、岡山の自治体や企業が出資して1973年に開業し皇族の宿泊先としても利用されてきました。 しかし、市街地から離れていることなどから宿泊客が減り、2007年からはホテルオークラに名前を変え経営の建て直しを進めていました。 国際ホテルは、今月25日に320人の債権者を対象に説明会を開くことにしています。 当面はホテルオークラの名前で営業を続けながら、スポンサーや事業譲渡先を探す方針です。
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