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2010-08-22 02:26:09

魔女アリサの物語の裏・文章編

テーマ:ブログ
ちょっとおもしろいお話しを、一つ。
【朝露に咲きすさびたる月草の日くたつなへに消ぬべく思ほゆ】
万葉集の一つです。
意味を語るのは無粋かとも思いましたが、
【朝露(あさつゆ)をうけて咲いていた月草(つきくさ)が、日が暮れるにつれてしぼんでゆくように、あなたを待っている私の心も消え入りそうになります。】
だそうです。
http://www6.airnet.ne.jp/manyo/
このサイトから。

万葉集とか、俳句とかって、すごくいいですよね。
昔の人は映像も、発達した技術もなかった。
その代わり、現代人よりも豊かな想像力があったように思います。
そこにある自然的な芸術に人を投影したり、
心を描こうとしたり、思い悩んでいたり。

それは、すごく純粋で美しいですよね。
短い文章でこれほどに感情的で、魅力的な芸術を綴れるって、
ほんっとうにすごいことだと思うんです。


そして、私はそんな文章の美しさも意識していたりします。
暗喩は楽しいですw


次に、こんな単語があります。
【銀椀に雪を盛る】(正確には『銀椀裡に雪を盛る』)

これを見た時、すごく衝撃を受けました。
だって、銀椀に雪を盛るんですよ!
なんと美しいのでしょう!
調べてみると、法話らしいですね。座禅との関連です。
こういう古き日本の文化ってすごいですよ!
他のどの国にもない、非常に優れた芸術です。
すばらしいです。
少し解説すると、
『銀椀』と、『雪』が陽光に照らされ、←この時点ですごくキレイ。
『二つのモノが見分けが付かなくなる』
=精神と肉体が一体化することに、仏の世界を見た、
と言うのです。

すごく深いですよね!!


語ってて楽しくなってきたw
文章系の日記はしばらく続きそうですw

次回、比喩表現について!

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