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【フォーエバー21】、障害者を押さえ込む?成長企業は学習するだけでなく標的にもなる?

後藤文俊

提供:激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ

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⇒フォーエバー21の上記ケースでは、ちょっとした裏話があります。アレハンドロ・レア氏は本当に万引きをしていたらしく、そして常習犯だったということです。店内の盗難防止ビデオに犯行が撮影されていたらしいです。また、レア氏も万引きなどの前科がいくつかあるのです。聴覚障害というハンデを逆に利用して、これまで捕まるはずのところを何度も逃げれたのでは、とも思ってしまいます。ただ、それにしても、フォーエバー21のガードマンの対応はお粗末すぎます。職務を全うしているいうより、怒りの感情で動いているとしか思えません。あれでは単なるレスリングです。肉体的に苦痛を与えているだけです。実際、首を絞められているレア氏の顔も紫色になっています。裁判になればフォーエバー21側に勝ち目はありません。数ミリオンの損害賠償になる可能性もあります。現在、レア氏側の弁護士はフォーエバー21に、和解による解決を申し立てているようです。和解でも数十万ドル(腕のいい弁護士だと1億円ぐらい?)は支払わないといけないでしょう。ところで、フォーエバー21は急成長しています。「ショップス・アット・ミッション・ビエホSC(The Shops at Mission Viejo)」で核テナントとなっている高級デパートメントストアのサックスフィフス・アベニュー(2,800坪)の場所を、なんとフォーエバー21が引き継ぐと発表しました。

アメリカでは急成長すれば、学習しなければいけないところもでてくるばかりか、お粗末な部分で法の標的にもなってしまうのです。
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後藤文俊

在米23年のアメリカン流通コンサルタント。

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