ダンスを踊りながら熱唱するＪＥＪＵＮＧ、ＹＵＣＨＵＮ、ＪＵＮＳＵ（左から）
「ａ‐ｎａｔｉｏｎ’１０ ｐｏｗｅｒｅｄ ｂｙ ウイダーｉｎゼリー・大阪公演（デイリースポーツ主催）」（２２日、長居）
東方神起メンバーによる３人組、ＪＵＮＳＵ／ＪＥＪＵＮＧ／ＹＵＣＨＵＮ（ジュンス＝２３、ジェジュン＝２４、ユチョン＝２４）は切れ味抜群のダンスパフォーマンスで、大観衆の心をつかんだ。
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暮れかけた空に、ジュンスの、ユチョンの、そしてジェジュンの絞り出すような声が響いた。昨年の大阪公演から、約１年ぶり、そして３人で迎える、初めてのａ‐ｎａｔｉｏｎ。口をそろえて「すごく楽しみにしていました」と語った舞台で、３人の姿を待ちこがれていたファンを、一瞬で魅了した。
今年４月、３人によるユニットが結成された。６月には東京、大阪でのドーム公演を行い、２０万人を動員する大成功を収めた。９月８日には、アルバム「Ｔｈｅ．．．」を発売。本格的な活動開始への第一歩を踏み出すことになる。
３人は今後への決意を示すかのように、ステージで全力を振り絞った。「Ｇｅｔ Ｒｅａｄｙ」のような激しいダンスナンバーあり、「いつだって君に」のような心を震わせるバラードあり。全６曲を熱唱し、さらに進化した高レベルのパフォーマンスを存分に見せつけた。
「大阪の皆さんは、いつも熱い応援をしてくれるので、僕たちも負けないように、気合が入っています！」と語ったように、会場のおよそ半分は３人のファンが埋め尽くした。オレンジのタオルを身につけたファンは、ジェジュンが「毎度おおきに！！ジェジュンです！！」と関西弁であいさつすると熱狂し、ジュンスのセクシーなソロダンスに悲鳴のような歓声を上げ、ユチョンの魂を込めたシャウトに、ちぎれんばかりに腕を振り続けた。