「日本がハングルを学校で教えた」に、反省のない日本人の姿-韓国メデイア 拓殖大学客員教授・藤岡信勝氏は18日、産経新聞のオンライン版で「日本がハングルを学校で教えた」と題する寄稿で、「朝鮮総督府は小学校段階からハングルを教える教科書を用意し、日本が建てた5200校の小学校で教えた。日本は朝鮮人から言葉を奪うどころか、朝鮮人が母国語の読み書きができるように文字を整備した」と述べた。この記事が、韓国内で波紋を広げている。 韓国のメディアは、「日本の大学教授が妄言」と題して、この記事の内容を取り上げ、藤岡教授の文章は反省がない日本人の姿を代弁していると報じている。また、菅直人首相が日韓併合100年を迎え、10日に発表した談話についても藤岡教授は「わが国の先人の苦闘の歴史を冒涜(ぼうとく)するものである」と批判したと伝えている。 また、同メディアでは、日本のネットユーザーたちが「インターネットにこんな記事が出てくることは、本当に感謝している」「正論が充実し、素晴らしいことである」「歴史認識が不足している菅直人政権に事実を言ってくれるだろう」「これこそが取り扱われてない真実」と反応したと伝えている。 一方、韓国のポータルサイト「Ruliweb.com」の掲示板上でもこの話題が取り上げられており、韓国のネットユーザーからは「百済時代は朝鮮が日本に文化を教えた」「日本人は韓国語の母音すら発音できないはず」「それなりに新鮮な解釈」といった声が見られた。(編集担当:李信恵・山口幸治)http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0820&f=politics_0820_005.shtml