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「イカタコウイルス」作成者を器物損壊罪で起訴

 東京地検は23日、「イカタコウイルス」と呼ばれるコンピューターウイルスを流し、感染したパソコン内のデータを改変したなどとして器物損壊罪で大阪府泉佐野市、無職、中辻正人容疑者(27)を起訴した。国内ではウイルス作成を直接処罰する法律はなく、同罪が適用された。

 起訴状によると、中辻被告は5月23日ごろ、音楽ファイルを装ったウイルスをファイル共有ソフトの利用者に公開。1カ月後にこのファイルを入手した北海道の30代男性のパソコンに感染させてハードディスクを使えなくした、としている。

 中辻被告は大阪電気通信大大学院工学研究科に在籍中の2008年、コンピューターウイルスの作成者として国内で初めて逮捕された。京都地検が著作権法違反罪などで起訴、懲役2年、執行猶予3年の判決を受け、執行猶予中だった。

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