【ニューヨーク=村上尚史】複数の愛人との不倫騒動で揺れていた米男子ゴルフのスーパースター、タイガー・ウッズ(34)が23日、エリン夫人(30)との離婚を、自身の公式ホームページ上で明らかにした。ウッズは「結婚生活が終わるのは悲しいことだが、お互いの今後の幸せを願っている。2人の子供たちにとって、新しい状況に慣れるのは簡単なことではない。これからもプライバシーを大切にしたい」とのコメントを発表した。
ウッズの愛人問題は、昨年末に一部の米メディアの報道で発覚すると、その後は愛人と名乗る女性が次々と登場し、これまで10人以上との関係が報じられている。一時はゴルフ活動を自粛して家族との関係改善に努めていたが、修復できなかった。
3歳の娘と1歳の息子の養育権は、ウッズと元夫人が持つという。慰謝料などは明らかにしていないが、7月初めに英大衆紙サンが、7億5千万ドル(約650億円)以上と伝えている。