2010年08月24日

民主党閣内バトル・岡田VS原口


 民主党代表選・亡国の音(おん)ー1

 民主党閣内バトル。<岡田外相VS原口総務相>

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 岡田外相、原口総務相の「推定無罪の原則が民主主義の鉄則だ」発言に反論

岡田外相は23日、民主党代表選に、政治資金規正法違反事件で検察審査会が審査中の 小沢一郎前幹事長が出馬することの是非について「推定無罪は法律の問題だ。 政治倫理の問題でどうなのか、次元の違う話だ」と述べ、 望ましくないとの考えを改めて強調した。

訪問先のバンコクで記者団に語った。小沢氏の出馬を巡っては、原口総務相が 「推定無罪の原則が民主主義の鉄則だ」と、問題にならないとの考えを示している。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100823-OYT1T01197.htm

 この二人のバトルだが、今回に関して言えばこれは岡田外務大臣の方が正しい。原口が言っている「推定無罪」とはあくまでも冤罪事件などを防ぐ意味においては大切だ。

 しかし、検察審査会の制度とはそれとは全く違った視点から作られたものです。検察官にしか認めていない容疑者を起訴するということに関して、検察の独占を許さず、民意を反映させるために行なわれる。

 無作為に国民から11人が選出され、今回の小沢事件のように、政治的な圧力で不当に起訴が見送られるようなケースに国民の目線からそれを審査するものです。

 そのように考えるならば、どちらがより民主主義の考え方に近いかは明らかで、この原口総務相が言っていることは、民主主義社会に対するあからさまな挑戦と断じても間違いではありません。

 この原口総務省がこのような詭弁を弄してまで、小沢一郎を持ち上げるのは、前原氏や野田氏らと違って自分の仲間がいないので自分の将来の為に小沢派に擦り寄る魂胆がミエミエなのです。

 そもそも何故鳩山と小沢が辞めたのか。この事を民主党の議員は本当に分かっているのか。又先の参院選挙で敗北したのも、菅首相の不用意な消費税発言だけではない。

 政治とカネの問題で鳩山と小沢が国民に対して、十分な説明責任を果たしてこなかったからです。鳩山にしても小沢にしても本人は逮捕起訴されてはいないが、二人とも秘書が政治資金のデタラメ報告で起訴されています。

 「推定無罪」って原口さん、おかしくないですか?

 起訴されなかったことがおかしいと、国民の間から無作為に選ばれた11人の審査員全員が「起訴すべきだ。」との審査結果を出したのです。

 その審査結果に圧力を加えて潰そうとしているのが民主党の議員達であり、こちらのほうこそ余程民主主義社会の鉄則に反する行為と言わねばなりません。

 だいたい政治家にとって「推定無罪」で許されるなんてことがあって良いのか?

 仮に起訴を免れたとしても、政治的責任・道義的責任でこれまで追及されてきたのが政治家というものでした。秘書がやったことでも連帯責任を問われるということは、正しくそういうことです。原口氏が言っていることは子供だましのようで、余りにも国民を愚弄する意見であることは誰の目にも明らかです。

 しかし、現在の民主党内のバトルって最高ですね。

 自民党政権時代はやれ国策捜査だの政治弾圧だのと散々言われ続け、当時の麻生首相だって「検察が秘書を逮捕したのは、そのような嫌疑があったからではないでしょうか」と非常に控えめな答弁しか言えなかった。

 だが、今や渡部黄門様にしても岡田外相にしても、ハッキリと犯罪容疑者扱いしていますよね。「小沢は悪いことばかりしてきた。」小沢は悪人というレッテルというか、これは本当だからしょうがないのですが、同じ民主党の議員が言い始めているのが、本当に凄いと感じました。


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Posted by the_radical_right at 05:48│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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