「移住したい国」韓国50位、1位はシンガポール

 同社は2007年から今年上半期まで148カ国35万人の成人を対象に実施したアンケート調査の結果を基に、「潜在的純移住指数(PNMI)」を20日、発表した。これは、ある国に移住しようと考えている人の数から、その国の海外移住希望人数を引いた後、その国の総人口を考慮し、最終的な割合を算出するというもの。今回の調査では、各国の移住に関する規制要因は除外されている。

 この調査でPNMIの1位はシンガポールだった。移住が個人の希望通り実現することになれば、現在480万人の人口が2倍以上の219%に増えると予想される。以下、2位から5位まではニュージーランド(184%)、サウジアラビア(176%)、カナダ(160%)、スイス(150%)の順だった。

 韓国は人口が8%減ると予想され、調査対象国中の50位だった。この順位は、中国・インド・ロシアのほか、ザンビア・ナミビア・南アフリカ共和国などのアフリカ諸国、トルクメニスタン・タジキスタン・ウズベキスタンなどの旧ソ連諸国よりも低い。韓国の経済規模が昨年、世界15位だったことを考えると少々意外だ。米国は移住希望者が最も多かったのにもかかわらず、3億人に達する人口の構造上、14位にとどまった。

チョン・ビョンソン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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