65歳で亡くなった梨元勝さんの長女でタレントの眞里奈さん(本名・梨元麻里奈)が、所属するオスカープロモーションを通じて寄せたコメント全文は以下の通り。
父は、闘病中の病室でもずっと仕事をし続け、それを活力に、そして沢山の方々の応援を励みに本当に前向きに病気と闘っていました。
ずっと仕事が忙しく、ほとんど家にいなかった父ですが、この数カ月は今までの人生の中で一番、一緒に密な時間を過ごせたと思います。
入院中の父の仕事を私が代わりに引き受けた時、いろいろと教えてもらい、「また新しい絆ができたね」と本当に嬉しそうに言ってくれました。今まで以上に家族の絆が深まってきた矢先に、このような事になってしまい本当に悲しく、残念でなりません。
いつも私の味方でいてくれて、私から見ても“娘に甘過ぎるんじゃないか”というほどの父でした。仕事でどんなに大変な状況にあっても、家では一切弱音を吐かず、常に明るく前向きであった父を私は誇りに思います。
あまりにも急で、今はまだなかなか受け入れる事ができませんが、今でも見えない絆で父とつながっていると信じています。
このたびの密葬という形は、取材をし続けてきた父の遺志とは反するかもしれませんが、なかなか家族で一緒に過ごすことができなかったため、最後くらいは親族だけで送りたいという私たち家族のわがままです。どうかご理解ください。
最後に、今まで、父がお世話になったすべての方々に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
本来であれば皆様の前でお話するべきなのですが、今はまだ精神的にとても辛くお話できる状態ではないため、文書でのコメントにて失礼させていただきます。