梨元勝さんの死去について、同じ芸能リポーターで“盟友”だった東海林のり子さんは、次のように話した。
とにかく休みなく働き、全速力で突っ走る人でした。入院後も、「病院のベッドにいても、携帯があるから情報はキャッチできる。原稿を書いたり、映像を流すこともできるし、情報を発信する方法はいろいろある」と言っていた。つい先日も、携帯サイト「梨元芸能!裏チャンネル」にも、ショーケン(萩原健一)さんのロマンスについてコメントしていた。とにかくパワーにあふれていた。だからてっきり回復して、帰ってくると思っていました。
最後に会ったのは今年6月、ある番組の収録ででした。最初のあいさつのとき少し咳き込んだのですが、あとは「あー、どうも、どうも」と元気がよかった。「ガンで闘う芸能人を取材することで、同じ病を持つ人を励ますことができる。自分もすべてを明らかにする」と言っていた。
どんな情報も取り、自分が現場に行き取材しようとする。そんなジャーナリスト魂を、私は尊敬していました。