ハイチ出身の人気ヒップホップ歌手ワイクリフ・ジョンさんは22日、11月の大統領選への立候補を選管当局に認められなかったことを不服として、異議申し立てを行う方針を明らかにした。AP通信が伝えた。
選管当局は20日、候補届け出者の資格審査の結果、ジョンさんの立候補を認めない決定を発表。過去5年間ハイチに住み続けていなければならないとする要件を満たしていないと判断したとみられている。
これに対し、ジョンさんは既存の政治勢力が「わたしたちを選挙戦から除外しようとしている」と述べ、政治的な理由で立候補が承認されなかったとの見方を示した。(共同)