ちょと過激な少子化対策劇　集団田中‘９８

　お笑い演劇集団「集団田中‘９８」（主宰、田畑忍）の番外公演「ジーＭＥＮ」が８月３０日から公開される。

　コントやコメディ芝居、環境保護を扱った代表作「環境戦隊ステレンジャー」など、幅広い公演を手掛ける同グループが今回、ネタとしてとりあげるのが少子化問題。人口増加の切り札として、とんでもない法律が施行された現代日本を想定し、戸惑う市民や政府の特命捜査官が織り成す人間模様をユーモラスに描く。舞台は夫婦のあり方、家族の幸せ、子供の未来といった交錯する価値観を浮かび上がらせ、観客に問いかける。

　出演者の若林幸樹さんは「理屈無しに楽しめるコメディーで、最後はホロっと泣けます。多少過激な個所も出てくるので、Ｒ指定ではないですが小学生はご遠慮下さい。今後の日本の危機的状況を考える上で、ぜひご覧になって頂きたい作品です」と語っている。

　「ジーＭＥＮ」は８月３０日〜９月５日、東京・大塚の「大塚ＳＴＵＤＩＯ９」で公演。前売り券２５００円、当日券３０００円。問い合わせ・申し込みは「遊フロンティア」（電話／ＦＡＸ　０３−３８８１−２２３０）。

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