沖縄県出身者に…?興南高Vで謎のチェーンメール騒ぎ
2010/8/23 16:57写真を拡大
優勝の瞬間、山川大輔捕手と抱き合う島袋洋奨投手=21日、甲子園球場(写真:夕刊フジ)
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興南が優勝した21日の夕方、都内に住む沖縄県出身の女性会社員(28)の元にメールが届いた。送ってきたのは郷里の友人。メールは転送されたもので、送り主は不明だった。
本文には、《興南優勝おめでとう 沖縄に感動をあたえた興南ナイン》と記述。エースの3年、島袋洋奨(17)ら、大会で活躍した選手をたたえる文面が続き、《このメールを沖縄全体に回して喜びを分かち合おう》というメッセージで締められていた。県民の間で興南高の優勝を祝うチェーンメールが回されていたのだ。
文の末尾には《by興南高校野球部 東京から》と同校OBが発信源であるかのように書かれていたが、「流したのが本当にOBなのかははっきりしません。メールは県内だけでなく県外に住む友人・知人にまで広がっています」(女性の友人)という。
チェーンメールは、かつての「不幸の手紙」と同じく、ネットの世界では最大のタブーのひとつ。にもかかわらず出回るのは、それだけ興南高の快挙に県内がわき立っているからだ。
那覇市に住む同高関係者は「沖縄はいま、日本が16強入りした南アフリカW杯以上の盛り上がりです。地元紙は決勝進出を決めた20日と優勝した21日の両方で号外を出すなど、前日から期待感は最高潮だった。応援のために集まった人の中には、優勝が決まった瞬間に感涙する人が続出しました」と話す。
この優勝は、思わぬ経済効果も生んでいる。
「那覇空港の売店では全商品の1割引セールが始まりました。ホテルのレストランやスポーツ用品店など、各所でもさまざまな記念セールが始まっています。期間限定で発泡酒を39円で提供する居酒屋もあり、しばらくはこのお祭り騒ぎが続きそうです」(地元住民)
沖縄県民の郷土愛の強さはよく知られている。チェーンメールも、そんな気持ちの表れと受け取りたいが、悪質商法などに利用される恐れもあるだけに、用心が必要だ。
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