燕・飯原Ｖ打で劇勝！ハマ戦で借金完済ヤ

(サンケイスポーツ)

　（セ・リーグ、中日２−３ヤクルト、１９回戦、ヤクルト１１勝７敗１分、２２日、ナゴヤドーム）竜の守護神を倒した。１−２の九回に岩瀬を攻めて同点とし、なお一死満塁から飯原が決勝の右前適時打を放った。

　「何とかつないでいこうという気持ちだった。いいピッチャーから打てて、うれしいです」

　前日２１日の試合では、一回二死満塁から二塁走者として相川の右前打で本塁憤死。スタートが遅れたためで、小川監督代行から“戦犯”に挙げられていた。汚名返上の一打に「新たに全力でやろうという気持ちだった」と飯原。指揮官は「飯原の能力を分かっているから、厳しいコメントをした。彼も新聞を読んで思うところがあったと思う」と目尻を下げた。

　ヤクルトは２カード連続の勝ち越しで再び借金１。３位中日に５・５ゲーム差とし、クライマックスシリーズ進出に望みをつないだ。２４日からの横浜戦（神宮）で、まずは４月１９日以来の５割復帰を目指す。