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東名で大型バスがトレーラーに追突、27人重軽傷

2010年8月23日13時16分

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写真:事故を起こしたバス=23日午前6時30分、静岡県富士市中里、代表撮影事故を起こしたバス=23日午前6時30分、静岡県富士市中里、代表撮影

 23日午前3時10分ごろ、静岡県富士市中里の東名高速上り線で、三重県から千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート(TDR)に向かっていた「菰野(こもの)東部交通」=三重県菰野町=の大型バスが、大分市竹矢の運転手利光覚さん(51)の大型トレーラーに追突した。静岡県警高速隊や同県富士市消防本部によると、バスの西内宏太郎運転手(51)が足を骨折したほか、乗客26人のうち、16歳と42歳の女性がいずれも大腿(だいたい)骨を骨折するなど8人が重傷を負い、そのほかの乗客18人全員が顔などに軽傷を負った。

 同高速隊によると、現場は2車線のほぼ直線。近くに高速バスの中里バス停があり、トレーラーがバス停内から本線に合流した直後、走行車線上でバスが追突したという。

 TDRへのツアーは、日本ユース旅行(本社・名古屋市)が企画。運行を受託した複数のバス会社のうち一社が菰野東部交通だった。日本ユース旅行によると、繁忙期の8月は、菰野東部交通のバス(3列シート、27人乗り)は毎日1便が出ていて、この日もほぼ満席だったという。

 バスは22日午後8時に三重県鈴鹿市を出発。同県四日市市や名古屋市、愛知県豊田市などで客を乗せ、横浜や新宿、東京を経由して23日午前7時にTDRに到着する予定だった。

 事故の影響で、東名高速富士―沼津インター間が、午前4時から同7時過ぎまで約3時間にわたって通行止めとなった。

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