おほもと Oomoto

霊界はどうなっているの:Q&A

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だれもが必ず迎える「死」。死んでしまったら、それですべてが終わりなのでしょうか。いいえ、決してそうではありません。私たちの魂は、死後の世界、すなわち霊界へと帰っていくのです。
 魂のふるさと、霊界。その霊界とは、いったいどんなところなのでしょうか。なぜ神さまは、霊界と現界を作られたのでしょうか?

下の各質問をクリックして下さい。

  1. 霊界はどのようになっているのですか。組織のあらましを教えてください。
  2. 天国はどういう世界ですか。
  3. 地獄はどういう世界ですか。
  4. 中有界は、どういう世界ですか。
  5. 霊国とは、どのような世界ですか。
  6. 天人と天使とは、どのように違うのですか。
  7. どういう人が天国へ行けるのですか。
  8. 霊界へ行ったら、神さまを見ることはできますか。
  9. 死んでもまた、この世に生まれ変わって来るのですか。
  10. 地獄に落ちた霊魂は救われないのですか。
  11. 天国でも霊魂は向上できるのですか。また堕ちることもあるのですか。
  12. 天国に行った人は、二度と現界に生まれてこないのですか。
  13. 霊界と現界ではどちらの修行が、より早く魂を向上させることができるのでしょうか。
  14. 信仰を持たずに、死んでしまった場合はどうなるのでしょう。
  15. 死後の世界を信じていなかった人は、死んだらどうなるのですか。
  16. 自殺した人は死後、どうなるのでしょう。
  17. 現界での宗教が違っていても、霊界では同じ天国に行くのですか。
  18. 天界でも家族はありますか。
  19. 現界がなくても、霊界だけあればいいのではないですか。
  20. 死んだ家族とは霊界で再会できますか。
  21. 祖霊と現界の子孫との関係はどうなっていますか。
  22. 交通事故などがよく発生する場所では「霊が呼ぶ」ということを言いますが、本当ですか。それを避けるにはどうすればいいのですか。
  23. 男性は死んでも霊界ではやはり男性、女性は女性なのでしょうか。
  24. 天界にも「生老病死」はありますか。
もっと詳しく霊界観を学ぶなら「大本大道場修行」の受講をお勧めします。

「大本大道場修行のページに移ります」

霊界はどのようになっているのですか。組織のあらましを教えてください。

霊界には大きく分けて、天界、中有界、地獄界という三大境域があります。
天界には上位から第一天界、第二天界、第三天界の三段階があり、また地獄界にも浅い地獄から第一地獄、第二地獄、第三地獄の三つの段階があります。(右の図参照)
さらに、それぞれの段階に三十段階があり、天界だけでも合計百八十の段階に分けることができます。これはおおよそのことで、実際は無限の段階があるといえます。そして天界には、天国と霊国という二つの異なった世界があります。
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天国はどういう世界ですか。

この現界で真に神を理解し、愛し、信じ、神意にかなった生活をしていた人が死後、天人として復活する世界です。
天人たちは、神さまをお祀りし、農業、工業、商業にいそしみながら暮らします。天国では同じ霊性の段階の者、意思、想念の近い人が集まって団体を作って生活しています。天人は霊性の段階の同じ団体内では、他の天人との交流はできますが、自分の霊性より上位の、または下位の団体や段階への移動や、そこの天人との交流はできません。

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地獄はどういう世界ですか。

天国にのぼる精霊とは反対に、現界で神意に反した生活をした人の精霊が、みずから落ちていく世界です。天界が神さまの光にあふれた世界だとすれば、それとは反対の闇の世界といえるでしょう。
地獄界には、根の国(虚偽の世界)と底の国(悪欲の国)という二つの霊域があります。

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中有界は、どういう世界ですか。

天国行きでも、地獄行きでもない精霊が、修行するところです。
中有界での修行を経て、天国へ昇る精霊もあれば、再び現界へ生まれてくる精霊もあります。また、やむを得ず地獄へ落ちていく精霊もあります。

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霊国とは、どのような世界ですか。

現界で大本の宣伝使だった方、また大本の宣伝使でなくても、広く神仏のため、世のため人のために尽くした人の精霊が、死後復活し、天使として活躍する世界です。

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天人と天使とは、どのように違うのですか。

天人は天国に暮らし、天使は霊国に居を構えています。
前述のように、天人は自己の魂の段階に相応した世界の中だけで暮らしています。
一方、天使は大神さまから頂いた智慧証覚に応じて、天国の各段階はおろか、中有界、地獄界にまで下って、神さまの教えを述べ伝え、天人の魂の向上に、また中有界に留まっている精霊の教化や、地獄へ落ちた精霊の救済にあたります。天国の天人は霊国の天使の伝達する聖言を通じて、より高い世界を知り、魂を向上させることができるのです。
第一霊国の天使は第三地獄まで下っていくだけの力があり、第三霊国の天使は、第一地獄に下るだけの力しかもっていません。また、天人は霊国へいくことはできません。

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どういう人が天国へ行けるのですか。

現界にいる間に、どれだけ魂(一霊四魂)を開発、向上させたかによって、行く霊界は決まります。愛善の徳、つまり自分よりも「人良かれ」の気持ちが強い人ほど、死後は高い天国に進みます。現界での名誉、財産、社会的地位などは関係ありません。
ですから、現界でどんな立場に置かれていても、絶えず神さまに感謝し、他人に温かい気持ちをもち、霊魂の内実化に努めていた人が天国に行きます。

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霊界へ行ったら、神さまを見ることはできますか。

主の神のご本体(お姿)は、最奥の第一天国・霊国の天人・天使でも見ることはできません。
しかし、その主の大神さまの光と熱が、天国では太陽として、ちょうど現界の太陽のように見え、霊国では月として見えるのです。しかし霊国の月は夜に照る月でなく、太陽のように輝く月なのです。天国の太陽や霊国の月の光と熱はひじょうに強いものなので、天人や天使でなければ見ることはできません。
また、天界では主の大神が天人・天使と同じような姿となって顕現されることもあります。

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死んでもまた、この世に生まれ変わって来るのですか。

現界で十分に修行ができていない人は、中有界から現界に何回でも生まれ変わります。人の精霊はこの中有界に現界の時間でいえば、三十年以上いることはできません。現界で再修行を必要としない精霊は、中有界で少し修行して天国へ行くことができます。

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地獄に落ちた霊魂は救われないのですか。

地獄には永遠に落ちている、というわけではありません。
地獄の苦しみで過去世の罪業が消滅し、やがて中有界にまで魂が向上する場合もあります。その意味では地獄も、一種の霊魂浄化の場所といえます。

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天国でも霊魂は向上できるのですか。また堕ちることもあるのですか。

もちろん向上できます。天人はみな、自己の霊性を向上しようと願っていますから、今までの成果を無駄にしてまで、わざわざ低い霊界へ行こうとはしません。天国には悪の要素がほとんどありませんので、よほどのことがないかぎり下位の天国に堕ちるということはありません。

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天国に行った人は、二度と現界に生まれてこないのですか。

原則的には生まれ変わりません。ただ、神さまのご用をするために特別の使命をもった天人・天使が現界に生まれてくる場合があります。

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霊界と現界ではどちらの修行が、より早く魂を向上させることができるのでしょうか。

現界の修行です。現界で一日、真に神さまのみ心に沿った修行ができたら、それは霊界での百年の修行に相当するといわれます。
本人の心がけ次第で、大きく身魂を向上できるのが現界です。そのため現界は「天人養成所」といわれ、修行の場であるのです。
また、天国では自分より高い霊界に住む人とも、また低い霊界の人とも一緒に暮らすことはできませんが、現界では肉体を持っているために、霊的に鈍った状態に置かれているので、どんな魂の段階の人ともいっしょにいることができ、天国的な人にも、中有的、地獄的な人にも接することができます。霊界では出会うことのできない、高い霊性の人とも、また低い霊性の人とも出会うことができ、そこから学ぶことができるのも現界の修行の利点です。
その意味で現界に生まれたことは、向上するためにはたいへんありがたいことなのです。

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信仰を持たずに、死んでしまった場合はどうなるのでしょう。

原則的には中有界までしか昇れません。神仏を愛し、信仰する世界が天界ですから、神さま、仏さまという想念をもたない人の天国、極楽はありえないのです。
しかし、特別な信仰はしていなくても、無意識のうちに神さまのみ心にかなった生活をしていた人は、中有界で修行したのち天国に復活する人もあります。

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死後の世界を信じていなかった人は、死んだらどうなるのですか。

死後直ちに天国に行くことはできません。先の問いと同じように、原則的には中有界や地獄界で暮らすことになります。

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自殺した人は死後、どうなるのでしょう。

神さまから与えられた使命を自分で勝手に途中で放棄し、現界での修行を完成しないで霊界へ帰ったわけですから、天国には行けません。自殺は罪悪の中でも最悪の罪とされています。
しかし、自分の都合でなく、天下国家、公共のために命を投げ出したような場合には、神さまのお救いがあります。

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現界での宗教が違っていても、霊界では同じ天国に行くのですか。

天意に反した宗教、信仰であれば別ですが、そうでなければ、それぞれの宗教によって天国(極楽)があり、キリスト教徒はキリスト教徒の天国へ、仏教徒は仏教徒の天国へ行きます。イスラム教徒はイスラム教徒の、大本信徒は大本信徒の天国へ行きます。

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天界でも家族はありますか。

天界では夫婦で一人として数えられ生活しています。天人の夫婦から生まれた霊子はいったん天界を離れ、その天人夫婦と因縁のある現界の夫婦の子供として生まれてきます。霊子は、現界の母親の受胎の瞬間に宿り、胎児が出生して肉体が成長するに従って、宿った霊子もしだいに精霊として発達していきます。天界では団体の構成人全員が、家族のように一心一体となって生活しています。

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現界がなくても、霊界だけあればいいのではないですか。

そうではありません。繰り返しになりますが現界は天界の「天人の養成所」として、なくてはならない環境です。
霊界で霊子が生まれたら、いったん必ず現界に生まれて、人間としての修行を経なければ、一人前の天人として天界に復活することはできないのです。悪に打ち勝つ力を持たない精霊は、天人にはなれないのです。現界で悪に打ち勝った精霊のみが天人となることができるのです。
天国は、天人が増えれば増えるほど、より充実し、円満になり、美しく壮麗になっていきます。
天界が円満になることを神さまは喜ばれるわけですが、現界がないと天人の修行場がなく、天人は増えません。

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死んだ家族とは霊界で再会できますか。

死後、中有界で必ず一度は、かつて死んだ家族や親しい友人と会うことができます。その後、同じ魂の段階にない人は離れ離れになり、原則として二度と霊界で会うことはありません。

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祖霊と現界の子孫との関係はどうなっていますか。

祖霊と子孫は密接不離の関係にあります。一本の木に例えれば、根が霊界の祖霊で、茂った幹や枝葉が子孫にあたるともいえます。根がしっかりとしていれば枝葉が栄え、枝葉が茂れば根もしっかりとしてきます。現界の子孫が神意にかなった生活につとめ、祖霊祭祀をあつく行うことによって、霊界に籍を置く祖霊は大きな力を頂き、より高い霊界に向上することができます。

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交通事故などがよく発生する場所では「霊が呼ぶ」ということを言いますが、本当ですか。それを避けるにはどうすればいいのですか。

突然の事故で死んだ精霊の中には、自分が死んだことに気づかないで真の霊界へ行けず、現界に近い半霊半物質の世界に留まったままの精霊があります。また、現界に強い執着や思い残しがあって、霊界へ行けない精霊もそういう所にいます。それらの精霊の悪想念が、他人を自分の仲間に引き入れようとして、事故死させることがあったりします。
そういう場所があれば、きちんと慰霊祭をして、正しい霊界へ行けるよう神さまにお祈りすることが大切です。

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男性は死んでも霊界ではやはり男性、女性は女性なのでしょうか。

原則的にはそうですが、現界では女性の霊魂が男性の肉体に宿り、またその反対も往々あるので、その場合は肉体は別として女性霊は女性として、男性霊は男性として、霊界に復帰します。

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天界にも「生老病死」はありますか。

霊子が生まれるという意味では「生」はあります。
天界では永遠に女性は二十歳ぐらい、男性は三十歳ぐらいの容姿で「老」はありません。
「病」は霊的な意味の病で、現界的な症状とは異なります。また、回復もすみやかです。永遠に「死」ということはなく、生き通しです。

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