2010年 8月 22日 海保ヘリ墜落で調査官が送電線を調査 △▼ 香川県多度津町沖で海上保安庁のヘリコプターが墜落し５人が死亡した事故で国の航空事故調査官がヘリが接触した送電線の調査を行いました。国土交通省の航空事故調査官３人は２２日午後事故のあった現場を再び訪れました。現場ではダイバーが海に潜って切れた送電線を引き上げ、回収する作業が行われました。これまでの調査ではヘリは右の脚の部分が送電線に引っかかり、墜落したと見られています。調査官によりますと飛行前の打ち合わせでは送電線に対する注意喚起は行われていませんでしたが乗員は瀬戸内海に送電線が多いという認識は持っていたということです。調査官は回収した送電線を持ち帰って切断面の状況などについて詳しく調査し、事故原因の解明を進めることにしています。 海保ヘリ事故　墜落機体を公開 ▲▼ 事故から４日経った２２日、三原市にある海上保安庁の広島航空基地に墜落したヘリコプターの機体が戻り報道陣に公開されました。墜落したヘリコプター「あきづる」は機体の保存状態をよくするため海上保安部から広島航空基地の格納庫に移されました。送電線に接触した前脚の右側部分などは高松海上保安部で引き続き保管され、事故原因の解明が進められます。また、６管本部によりますと国交省の事故調査とは別に今後、海上保安庁も独自に事故原因を調べるということですが調査の日程などの見通しはまだ立っていないということです。 高松市で水上バイクが事故　１人死亡 ▲▼ ２２日正午過ぎ、高松市の香東川で水上バイクを運転していた男性が別の水上バイクに挟まれ死亡する事故がありました。事故があったのは高松市茜町の香東川です。きょう午後０時１０分ごろ高松市郷東町の会社員森幸雄さん（３７）が水上バイクを運転していたところ隣を走っていた水上バイクに挟まれました。森さんは病院に運ばれましたが約１時間後に亡くなりました。警察では一緒に来ていた知人らに状況を聞くなどし事故の原因を調べています。 丸亀市のひき逃げ事件で２０歳男を逮捕 ▲▼ ２２日、丸亀市でバイクに乗った新聞配達中の男性が乗用車にはねられ死亡したひき逃げ事件で警察は２０歳の男を逮捕しました。ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは善通寺市稲木町の会社員高木龍観容疑者（２０）です。警察によりますと高木容疑者は２２日午前３時１５分ごろ丸亀市郡家町の市道で対向してきたバイクをはねそのまま逃走した疑いです。バイクには新聞配達中の丸亀市三条町の岩崎久仁男さん（６９）が乗っていて、病院に運ばれましたが約２時間後に亡くなりました。警察がひき逃げ事件として捜査していたところ現場に戻ってきた高木容疑者が容疑を認めたため逮捕したものです。警察の調べに対し高木容疑者は飲酒運転の発覚を恐れて逃げたと供述しているということです。 全中バレーボール　就実中ベスト４進出 ▲▽ 全中、全国中学校体育大会バレーボールの決勝トーナメントが２２日岡山市で行われ、女子の就実中学がベスト４に進出しました。決勝トーナメントには男女それぞれ２７チームが出場しました。優勝候補の一角で２７回目の出場を誇る岡山県の就実中は準々決勝で長野県の旭ヶ丘中と対戦しました。第１セットを２５対１８と圧勝した就実中は２番井上３番小川の１７８センチの長身コンビが高さを活かしたスパイクやブロックを次々に決めて第２セットも優位に試合を進めます。就実中が安定した強さを見せ第２セットも２５対２１で取りベスト４進出を果たしました。全中バレーボール、２３日は準決勝と決勝が行われます。