前原国土交通相が海外出張で出席を見送ったことや、民主党代表選の行方が混迷してきたことなどが理由だ。
東京都の石原慎太郎知事は20日の定例記者会見で「担当大臣がおらず、誰が代表になって、どんな内閣になるか分からない時に何を決議しても『豆腐にかすがい』。政権の推移を見たい」と述べた。
6都県は7月27日、ダム建設の可否を決める国の検証日程が明確になるまで、今年度分の負担金支払いの留保を表明。視察と意見交換会に前原国交相を招き、事態の打開を図ろうとしていた。新たな日程は未定だが、地元の群馬県は早期開催を求めている。