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[21313] 【ネタ、習作】ティアナさんが幻想入りしたようです
Name: ブロック◆08e57c77 ID:cdd7003e
Date: 2010/08/22 21:17
Sideティアナ

私の兄は自慢の兄だった。管理局内では、『風のランスター』…ってあれ?違うような…ともかく!なんかの異名が通るくらいに強かった。それに執務官を目指していて、そのために凄く勉強していた。何度も試験に落ちたりしたけど、それでも夢を諦めてはいなかった。そんな兄はある日、追っていた次元犯罪者の反撃を食らって死んだ。しかし葬式の時、来ていた局員は
「死んでも犯罪者を捕まえるべきだった」

「後れを取るとは間抜けな奴だ」

と見下していた。

―――――悔しい。アイツ等に兄さんを侮辱されて。私の兄は間抜けな奴なんかじゃない!

…でも、黙って泣いてるしかなかった。私じゃそいつらにやり返せないから。力が足りない。だから、力が欲しい。強くなって、勉強して、兄の目指していた『執務官』になって、アイツ等を見返してやる!『風のランスター』は嘘じゃないって!絶対、絶対に!



……なんて子供心に思ってた頃が懐かしい。今はもう、そんな復讐心とかどうでもよくなった。ぶっちゃけ中二だ。いや、確かに夢を追う、とかそんなの?良いとは思うけどさぁ…もういい加減年食った女が夢とか何とか恥ずかしいと思うのよ、私は。まぁ、『永遠の少女』とか自称するよりはマシだけど…。ていうかなんで執務官になったら周りを見返せるとか思ったの私?何なの?馬鹿なの?しぬの?…あー、そういえば『あっち』に全然帰ってないなぁ…。『あっち』の思い出がどんどん磨り減って行ってるなぁ…。近々帰るかぁ…。

「ティアナー、お茶まだー?」

呼ばれている声で我に返った。アイツは早くしないと無言で噛み付いてくるんだよねぇ…。抱き付かれるから逃げ場がないし。仕方ない。急いでお茶と近くの棚にあった煎餅を取り出し、お盆に載せて縁側へ。

「何もたもたしてたの?」

「や、ちょっと昔のことを思い出して…ね」

「…ふぅん…。それは一体、いつの話なのかしら?」

そういってそいつは、クスクスと笑う。顔はニヤニヤしている。うざい。マジ黙れ。その顔を止めろ。イラッとくる。

「私がまだあどけない少女だった頃の話、で分かるかしら?」

「へぇ…って事はやっぱり、アナタのお兄様が亡くなった日?っていうか自分がお年寄りって自覚は会ったのね、やっぱり。面白くないわねぇ…」

「黙れ。大体年上を敬うのは礼儀なんじゃないの?普通。…まぁ良いわ。今に始まった事じゃないし…。ともかく本当はあの後士官学校に入るのが『流れ』だったんだけど…。年齢的にないし、撃墜されたくないし、面倒くさいし」

「まぁ…撃墜されるとこ見てせせら笑う、ってのが出来ないのは辛いわね」

「何が辛いんだか…。それよりもう『視ないで』くれる?いい加減恥ずかしいんだけど」

「ごめんなさい。あの術式が書いてある本、魔理沙ちゃんに貸しちゃったのよ」

「ああ、あれを…。え?貸しちゃったの!?アレを!?」

「ごめんなさい。とられちゃったの」

「それを迎撃しなかったのは面白そうだったから、よね」

「あたりまえじゃない」

「…はぁぁぁぁああああ…まぁ、私に使わなければ良い、か…。本当、何でこんな奴と知り合いなんだか…」

「あら、私は友達だと思ってるわよ?ティアナ・ランスターさん?」

そういって…目の前の少女(?)『八雲 紫』はクスクスとまた笑ったのだった。



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シリアスは耐えられない。無理。ギブ。

あくまで会話と文章表現の練習作なので何所まで続くか…。

処女作ですが、出来るだけ面白い作品にしたいです。

誤字、脱字、おかしな表現、面白いネタ等あったら教えてください。

亀更新ですがよろしくです。

えーと、流れについて解らない、と言う方がいたので補足をば。見たくない人は飛ばしてください。











ティアナ5歳くらいの時幻想郷へ

星蓮船くらいまで幻想協に居座る

リリなの世界へGO!

と言うわけです。



[21313] プロローグっぽいもの
Name: ブロック◆08e57c77 ID:cdd7003e
Date: 2010/08/20 13:42
Sideティアナ

お茶を飲みながら考える。昔の事を。


―――――あの日。力を手に入れると誓った日。あの後自分はどうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ。記憶がないからいまいちわかんないけど。

ふと目が覚めると、なんだかおかしな空間にいた。変な目とかいっぱいあって、凄い泣いたのを覚えている。泣いていると突然なんだか女の人が出てきて「力が欲しい?」みたいな事聞いてくるから必死で頷く。他にも色々聞かれた気がするけど覚えてない。本当は凄い怖くて、早く此処から出たかったんだけど。その後なんだか本を渡されて、ばいばーい、と言い残して女の人は消えてしまった。また一人ぼっちになった、と思った矢先に地面がぱっくりと割れ、私はそのときの記憶を持っていない。どうなったんだろう、アレ。

ともかく、目が覚めたら知らない場所にいた。あたり一面森の中。お腹がすいて、心細くて、一日中泣いてたのを思い出す。まだ狩りとか全然知らなかったからねぇ…。

考えてみると結構最初からクライマックスだ。あの時は本当、どうしようかと思った。隣で茶をすすってる奴を見る。こいつのせいで私はあんな苦労したのか。凄い殴りたい。しかし私は年長者。落ち着こう。そう思いながら私は、煎餅に手を伸ばした。


Side紫

私は上機嫌だった。つい先日手に入れた二冊の本。禁呪だったけど、コレさえあればいろんなことができるようになるに違いない。取り合えずスキマに放り込んである物資を取り出すとしましょうか。使えそうなものがあるかもしれないし。そう思ってスキマを開けたらあらびっくり。ちっちゃな女の子が泣いていた。どうしてこんなところにいるのかしら。取り合えず記憶の境界を操って何があったかを『視る』。

…へぇ…。自慢のお兄さんが死んじゃった、と。それで力が欲しい、と…。ふぅん…。

「…ねぇ、力が欲しい?」

「…う、うん…」

「それは本当?本気?」

「…うん」

「そのためには何だってする?」

「……うん」

「あなたの名前は?」

「…ティアナ。ティアナ・ランスター」

このときの私はきっと、トチ狂ってしまったんだろう。しかし、私はこの選択を後にも先にも後悔はしなかった。ティアナちゃんの前に本をポン、と投げ、ティアナちゃんの言語の境界を操る。これで本の英語は読めるようになるはず。

「あげるわ。大事に使いなさい」

「え…?」

「じゃ、ばいばーい」

そういって私はスキマから出た。さて、後はあの子が野垂れ死ぬかはたまた…ってとこかしら。本の内容、結局読めなかったなぁ…。何が書いてあったのかしら。でも、なんとなく面白そうな予感がする。

「さぁて、取り合えず本にお金を使い切っちゃったし、これからどうやって過ごしましょうか…」

…とりあえず、お金の問題からかしら。


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一話がわけわからんそうなので急遽投下。
話の流れは考えてあるのですが、一話だけだと足りないなぁ。

感想にてどっかの武装局員でなくてよくね?と言う意見がありましたが、なんとなくオリキャラ出すとハーレムになりそうな気がした。ハーレムは気に入らん。

もう一つの理由としてはやっぱキャラがしっかりしてるから。取り合えずミッドチルダと幻想郷行き来させたいので。



[21313] プロローグっぽいもの2
Name: ブロック◆08e57c77 ID:cdd7003e
Date: 2010/08/22 18:12
Sideティアナ

…森の中で、泣いた後の事。いまいち何があったかは覚えていない。ともかく食べれそうな木の実とかを食べてたりしたんだとは思うけど…。今思えば、かなり危険な事をしてたんだな、って思う。記憶がフィルターをかけているのかなんなのか、全く、といって良いほど思い出せない。気がついたら介抱されてた事は覚えてるけど。

…あの後は確か…





Side幽香

私、風見幽香の朝は早い。

花に水をやったり、病気になってないかを見たり、散歩をしたり。

季節は春。吹いてくる風が気持ち良い。この辺は周りを木々に囲まれているから強い風は入ってこない。

旅をする私だが、この辺の花は中々綺麗だ。小さくて可愛らしい。

周りの木々の根元に咲く花も中々綺麗なのよね。と、木々に視線を移した時、私の視界に動くものが写った。

見てみると、なんだかボロ雑巾のような者が花を食べているではないか。

…え?

近寄ってみる。こちらに気づいた様子はない。…どうやら人のようだ。まだ子供、かしら。大きな本を持っている。緩慢な動作で花を食べている。大丈夫かしらコレ。

「…おはよう。何をしているのかしら?」

流石に今まで生きていてこんな事はなかった。まぁまだ生きて100年にもなっていないから経験が足りないのもある。ともかく、声を掛けるのにはかなりの勇気が入った。

「………………」

無視か。無視なのか。私の勇気をどうしてくれる。まずいわね。そもそも私は人に会うことが少ないからこういうとき、つまり話しかけて無視されたときのの対処法は全くわからない。どうしようかしら。見捨てていくのも気分が悪いし…。

取り合えず腕らしき所を掴んで、顔を上げさせてみる。相手は子供だから、取り合えず笑顔。

「おはよう。…何をしているのかしら?」

「……………おねーさん………誰?………」

意思疎通成功。質問には答えてくれなかったけど…。答えてあげますか。

「…私の名前は風見幽香。…あなたは?」

「………私、は…。ティアナ、ティアナ・ランスターっていうの…」

声に生気がない。消え入りそうだ。なんだかまずい状態な気がする。取り合えずこの子を抱える。服が汚れるのはこの際置いておく。そして『飛ぶ』。花を踏まないように。

…さぁて…。これからどうしましょうか。





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と言うわけでプロローグと言うか回想です。まだまだ意味不明ですね。精進が足らない…。

ちなみにゆうかりんは紫よりも100年くらいでしょうか?長生きです。
ティアナが長生きな理由は後ほど。

まだ若いゆうかりんでした。まだUSCではないです。しばらくは此処で過ごさせます。が、あくまで回想なのではしょります。書いた方が良いんでしょうか…。

あ、そうそう、年取ると丸くなる理論について。

この小説内での設定では、2、300歳ぐらいになんかこう…ゆうかりんを荒れさせる事が起こります。

それまではSではありますが、世間知らずなところがあったのであんまり人間見たら即殺にはなりません。第一子供は殺さない主義だと私は信じる。



[21313] プロローグっぽいもの3
Name: ブロック◆08e57c77 ID:cdd7003e
Date: 2010/08/22 21:22
Sideティアナ

…そういえば、私が起きた後幽香さんから花食べてたって言われたんだけど…。

…あれ?何で殺されなかったの私?

しっかし……

ちらり、と横を見る。座って煎餅を食べているこの女。全く余計な事をしてくれる。

…まさかあの本の内容が、あんなんだったなんて……。

…まぁ、そのお陰で私が生きてるから良いか。…良いのか?

…あぁ、そんなことより話の続き。…はて、私は誰に向かっていってるのかしら…?

そんなことはどうでも良いわね。ともかく、あの後は確か…


Side幽香

―――――家に着いた。そんなに距離は離れてない筈なんだけど、なんだか距離が開いていたように思える。

私の家は結構広い。といっても、館ほどじゃないけど。一人で暮らしていて、少し広いと思えるくらい。それぐらいがちょうど良い。

取り合えずこの子をベッドに寝かせる。布団が汚れるが仕方ない。

………そういえばさっきから、不思議と冷静ね。

花を食べていたんだから、起こって当然。下手すれば殺していた。今だってそう。汚れているのに家に入れて、更にベッドに寝かせた。何故かしら…?

…今はよく解らない。何時か解るのかもしれない。

取り合えずこの子が起きるまで…。そうね、何か食べ物でも用意していましょうか。





Sideティアナ

目が覚めた。あれ…?此処どこ…?こんな柔らかそうな布団に寝た覚えはないし…。何でこんな所にいるんだろう。

ぐぅ、とお腹がなった。…お腹…すいたなぁ…。さっきから良い匂いがする。食べ物の匂い。自分の姿を見てみると、凄く汚れていて、この場に不釣合いに思えた。取り合えず床に座って、壁に身体を預ける。立ってるよりお腹はへらない、気がする。それに、とベッドを見る。

…今の私じゃ、こんなっ綺麗なベッドに寝られないよ…。

…私を助けてくれた人はそこを考えなかったのかな、と思う。

と、なんだか何かが歩いてくる気配を感じた。…なんで気配なんてものが解ったのかは解らないけど、とにかく解った。何かは私の居る部屋の前まで来て、部屋のドアを開けた。

…緑の髪の、綺麗なお姉さんだった。手には食べ物を持っている。凄くおいしそうに見えた。誰だろう、この人…?…なんだか引っかかる。何かを思い出しそうな…。

Side幽香

カチャリ、と私の部屋のドアを開ける。

あの子は、部屋の隅っこで蹲ってこっちを見ていた。凄く惨めに見える。

「おはよう。気分はどう?」

取り合えず聞いてみる。

「あっ…大、丈夫、です…」

声に元気がない。さっきよりはマシに思えるけど。

「とりあえず…これ、食べておきなさい」

差し出したのはスープ。我ながらよく出来てるんじゃないか、と自負できる。

「え…?いいんですか…?」

「いいのよ。食べなさい。お腹、減ってるんでしょう?」

「う…。じ、じゃあ、い、いただきます…」

スプーンで大丈夫かしら、とも思ったが、杞憂だったようだ。

…というかさっきから、口の動きと声が合ってないような気がする。何でかしら。

どうやら食べ終わったようで、おずおずと空の食器を差し出して「ありがとうございます」と言われた。なんだか恥ずかしい。照れ隠しに風呂に入ってくるように伝えておいた。いいんですか、とか聞かれたけど子供なんだから甘えておきなさい、と返しておいた。


##########


早くノンビリまったりにはいりたいなぁ。

まだまだ訳解らんZE!更新はするつもりだから待ってて欲しいんだZE!

一人称が変わりすぎなんだZE!どうしようもないんだっぜ!

色々挑戦したい事はあるんですがね。実行できるか…。

ティアナが花を食べてたからゆうかりんに食べられるんですね、わかりません。

そして急展開。ゆうかりんに拾われてしまった哀れなティアナ。

いじめられるうち、だんだんMになっていくティアナ。

時は過ぎ、ミッドチルダでの模擬戦。

そこには、ディバインバスターを食らって恍惚とするティアナの姿が!

…なんて電波が飛んできた。絶対やらない。屋ってたまるかバーロー。


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