ドライブオプション設定
■
はじめに
ここの設定は各自のドライブ、環境によって決まってくるので各自で設定を決めるしかありません。ですが自動で設定してくれる機能もEACにはついているのでそんなに難しいものではないと思います。
■
設定する前の準備
まずは設定するドライブを選び音楽CDを入れます。ここではRICOH
DVD/CDRW MP9200 Adapter:1 ID:1を選択しています。複数ドライブが接続されている場合は使うドライブを選択する必要があります。複数ドライブで読み込み書き込みを行う場合は各ドライブごとに別々の設定を行う必要があります。とりあえず普通は1台しかドライブはついていないのでCDをいれると下のようになります。

音楽CDをいれるとトラック、時間、サイズなどが表示されます。次にドライブオプションを開きます。
■
ドライブオプション

上のようにドライブオプションを開きます。(F10でも開けます。)開くと次のように表示されます。

ドライブオプションについての注意事項のようなものがでてきます。翻訳してあるのでわかると思います。つまり「ちゃんと設定しないと読み取りエラーでるからドライブにあった設定をしなさい!」ってことです。もうこの表示をさせたくない場合はチェックをはずしておきます。読み終わったらOKをクリックします。

こんなウィンドウが出てきたと思います。ウィンドウタイトルに設定しているドライブ名がでているので確認してください。設定方法はとても簡単です。取り込み能力の検出をクリックしてしばらく待つだけです。大体、数分から10分以上かかる場合もありますがしばらく待ちましょう。その間は他の作業はしないでください。間違った設定になるかもしれないので・・・読み込み能力の検出は自動でそのドライブにあった取り込み方法を選んでくれます。

読み込み能力の検出をクリックしてしばらく待つと上の図のようになります(ドライブによって結果は違います)適用をクリックします。

EACオプションの設定でデータベースに情報を送るようにした場合このようなウィンドウが開くと思います。他の人も同じドライブを使ってる可能性があるのでできれば送った方がいいのですが・・・まぁどちらでもいいでしょう。「はい」か「いいえ」をクリックします。
■
手動設定の場合
この自動設定がうまく動けばいいのですが、動かない場合もあるようです。その場合は手動設定ということになります。手動設定は本当に自動設定が使えない場合や特殊なCDコピーを使う以外はやらないほうがいいです。どうしても手動でやる方のために軽く説明をしておきます。
EACでは読み取り方法としてセキュアモード、パラノイドモード、シンクロナイズドモード、バーストモードがあります。この4種類あるなかで一番推奨されるのは、セキュアモードです。このほかの取り込み方法は他のリッパーと同じようなものなのでEACを使っている意味があまりありません。なので滅多なことがないかぎり、セキュアモードを使います。(説明もセキュアだけします
◆ドライブの能力に従ったセキュアモード
セキュアモードはエラーを検出し、オリジナルと同じになるように読み込みなおしたりすることを試みます。
だからこのモードが一番正確に読み込むことができます。
◆ドライブが正確なデータ転送能力を持つ
正確なデータ転送能力を持つ場合にチェックをいれます。
◆ドライブがオーディオデータをキャッシュできる
EACはエラー訂正のために何度かデータを読み直すことがあるので、ドライブにキャッシュできる能力があると、毎 回同じ結果になってしまう。このことをEACに伝えることによって防ぐことができます。だから、オーディオデータをキャッシュできるドライブを使っている場合はチェックをいれておきます。
◆ドライブがC2エラー情報を検出できる
C2エラーを検出する能力がドライブにあるとエラー訂正が楽になるので、読み取り時間が短くなる。このC2エラー情報をエラー訂正に使用するは傷のついたCDなど読み取りにくいときにチェックするといいみたいでが、正確に訂正できるドライブは少ないみたいなので普通はチェックを入れません。設定したい方はすぐ下のやつを読んでください。
はっきりいって手動でこれだけのことを設定するのは不可能だと思います。とってもドライブに詳しい人ならわかるかもしれませんが^_^;
C2エラーの設定についてもう少し書きます。見てわかるようにウィンドウの右下にはC2エラーに関する機能の調査というボタンがあります。これはC2エラーを検出できるのはいいが、ちゃんと正確な情報かを調べるものです。つまり自動設定などでドライブがC2エラー情報を検出できると分かったとしても正確かどうかはわからないのです。なのでこういう機能がついているわけです。はっきりいってこの機能は使わないほうがいいと思います。C2エラー情報が不正確なら読み込む速度は速いかもしれませんが、不正確なオーディオデータになると思います・・・
長々書いてきましたが、普通は自動設定に任せればいいです。

ここも自動設定できるので楽だと思います。設定方法は読み出しコマンド自動検出をクリックするだけです。実はAutodetect
read commandのままでも大丈夫です。プログラムが起動したときに自動で判別してくれるみたいです。いちいち判別するぐらいならここで設定してしまおうということです。
掲示板で質問があったので書いておきますが、、、CDによって読み出しコマンドが変わるという謎現象が起こる場合があるみたいです。普通ドライブごとに読み出しコマンドは決まっているはずなのですが。読み出せない時は面倒ですがもう一度、読み出しコマンド自動検出をクリックする必要があるかもしれません。
その他の設定は通常は使いません。取り込んだWAVファイルに問題があった場合に設定すれば改善されるかもしれません。最近のドライブではこんなことはないと思いますが・・

EACの特徴でもあるオフセット訂正の設定です。ここは難しいので別ページで説明してあります。はっきりいってオフセットについてに書くとここのページが永遠と続きそうなので^_^;ここでは一部だけ説明します。
◆速度選択
これはActualのままでいいと思います。基本的に読み取りは低速のほうがいいと思いますが。
速すぎるなと思う場合は速度制限してください。
◆取り込み中の減速を許可
エラーなどが起きた場合に低速になるようにできます。チェックは入れておいたほうがいいです。
◆CD-TEXTを読み込む
CD-TEXTに対応したドライブでCD-TEXTを読み込みたい場合はチェックを入れておきます。

EACではギャップ、インデックス検索方法が3種類あります。これを間違えるとギャップがめちゃくちゃになるので適切に設定する必要があります。
◆ギャップ/インデックス検索方法
検索方法が3種類あります。これは自動設定がないので自分で見分けるしかないです。見分け方としては一番早く検索できる、正確に検索できる物を選びます。CDを何回入れなおしても常に同じギャップである必要があります。何度もやって正しいものを選びましょう。
◆検出精度
これはSecure(安全)かAccurate(精密)を選んでおけば大丈夫です。
注意!!
とりあえず正確であり、速いものがいいということで下のような方法を取りました。
------------------------------------------------------------------
用意するもの:ストップウォッチ、アルバムCD
基本操作:アルバムCDをドライブに入れアクションのギャップ検出をクリック。
F4を押すだけでも可。ただし毎回リセットするためCDを出し入れする。
方法:以下の組み合わせで設定して一番早く検出終了するものを探す。
一番早いものがベストな設定のはずです。
ギャップ/インデックス検索 検出精度
1. Detection method A Secure
2. Detection method B Secure
3. Detection method C Secure
4. Detection method A Accurate
5. Detection method B Accurate
6. Detection method C Accurate
2003.2.11 追記 いろいろ試していると検索が速くても検出ミスがありました^_^;
よくわからなくなってきたのですがDetection
method は速いものを、
検出精度はSecureがいいのかもしれません。<読み返してるっぽい
-------------------------------------------------------------------

これもオフセット関連の設定項目なので別ページで設定します。分からない方は気にすることないですが^_^;EACでライティングする場合の設定項目です。
◆書き込み終了後
書き込みが終わったあとにどうするかを決めます。上の設定では一度排出した後また挿入します。これで書き込まれたものがロードされます。
◆書き込み能力の検出
自動でUPC/ISRC,CD-TEXTが書き込めるかを調べます。ブランクCD-RかCD-RWが必要です。RはもったいないのでRWで調べることを奨めます。
■
最後に
EACを使う上で最も重要なのがこのドライブ設定です。他のソフトにはないドライブのずれを補正する設定もここでできます。手動では難しいと思いますが自動設定というものがついてるのでそれほど難しくはありません。それから設定し終わったらEACを念のため再起動しておきましょう。
戻る